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血液濾過の適応疾患について
日時: 2007/10/02 21:34:00
名前: Sundisc

基本的なことで申し訳ありませんがよろしくお願いします。
血液濾過の適応疾患に緑内障と記載されておりますが、この度看護師さんから質問され詳しく聞かれ自分なりに解っていたつもりになっていた事に気づきました。 医学書を読んでも適応疾患としては記載されているのですが、詳しくは書いていません。
どなたか教えてください

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Re: 血液濾過の適応疾患について ( No.1 )
日時: 2007/10/05 14:41:21
名前: 管理人

血液透析では拡散現象により小分子量物質の除去効率が高いので血漿浸透圧が低下し、血漿と組織間や細胞内との浸透圧格差が起こります。その結果、浸透圧現象により浸透圧の低い方から高い方へ水の移動が起こり脳圧が亢進して頭蓋内圧全体が高くなります。

そもそも緑内障により眼圧が高いところにダメ押しで頭蓋内圧も高くなるわけですから、眼圧がさらに亢進し頭重感、頭痛、吐き気などの緑内障発作を起こすという考え方でよろしいのではないでしょうか。

当院でも最近、緑内障を合併している腎不全症例にHDやHDFをやっていましたが、やはり透析中から強い頭痛が出現していた症例に対してHFを行ったところ症状が随分軽減した症例を経験しています。
しかし、HFは小分子量物質の除去効率が高い拡散現象を利用しませんから、小分子量物質の除去特性はHDと比べかなり効率が悪いのでBUN、Crの上昇傾向を抑えるのは難しいですね。

緑内障が悪化し発作が著しい場合は、眼球摘出術を施行せざるを得ない症例も経験しています。

以下、参考までにネットで調べた緑内障の病態生理を簡単に載せます。

緑内障とは、眼の圧力、眼圧が高くなることで、眼に障害がおこる疾患です。
眼は、まず角膜といわれる膜があり、その次に眼房水というところがあり、その次に水晶体(レンズ)があります。
この眼房水にある水分が眼球外へスムーズに流れなくなるために、眼圧が高くなり、角膜がはれます。さらに眼圧があがると、角膜がにごります。要するに、水分の逃げ場がないことにより、眼圧が上昇し、その眼圧があがることが、視神経などを圧迫することになります。

緑内障には、何タイプかに分かれますが、結局は、眼圧が上昇することにはかわりません。

症状としては、眼痛、頭痛、嘔吐などがあります。
眼圧の正常値は、10〜20mmHgなのですがこの眼圧が高くなります。そして眼圧が高くなると、視神経乳頭を障害し、視神経を障害します。
Re: 血液濾過の適応疾患について ( No.2 )
日時: 2007/10/18 23:08:38
名前: Sundisc

返信遅くなりまして申し訳ありません。
管理人様ありがとうございました(^o^)親切なご指導感謝しております。

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