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水透析の事故について
日時: 2006/03/14 19:49
名前: もも

まだ就職して1年目の新人です。
水透析で溶血するということはわかるのですがそのメカニズムがいまいちなんです。うちは事前洗浄で水洗後、準備という工程で透析液が流れているので事故が起きる可能性は少ないと思うのですが。教えていただけませんか?

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Re: 水透析の事故について ( No.1 )
日時: 2006/03/15 19:59
名前: CE兼用務員

ももさんこんばんは。私もまだまだ勉強中の身ですが答えてみようと思います。
ももさんは水透析で溶血がおこることは知っていて、なぜ起こるのかがわからないという事ですよね?それなら答えは簡単です。
キーワードは浸透圧になると思います。浸透圧については理解できていますか?
まずはそこからかもしれませんね。勉強してみるといいと思います。
Re: 水透析の事故について ( No.2 )
日時: 2006/03/15 22:46
名前: 管理人

溶血の原因はCE兼用務員の仰るとおり、浸透圧です。
浸透圧の低い方から高い方へ水が移動する現象が浸透圧現象です。
水透析をやってしまうと、血漿浸透圧が急速に低下してしまいます。その結果、浸透圧の低い血漿から赤血球内へ水が入り込み破裂して溶血を起こします。

機械は正常に動いている時はいいのですが、悲しいかな必ず壊れる運命にあります。何が起こるか分からないというスタンスで慎重に管理する必要があります。起こるわけがないと思っていることが起こるんですよね。(^^ゞ

たとえば透析液の給液ラインに小細工をしているとリスクが高まります。
一つの供給装置がトラブった時に他の供給装置でカバーしようと考えて余計なラインがついているような場合です。そこを遮断しているバルブが何らかの原因で開いてしまっているときに、片方の供給装置を洗浄モードにしてしまったら、洗浄用の水が稼働中のラインに流れ込みマズイことになります。余計なことをすると危険なんですよね。

また過去の事例では、メンテナンス時に電子基板で透析液の濃度警報を電気的に短絡していたことを忘れてしまい、そんなときに運悪く供給装置に問題が起こって水が流れ濃度警報が鳴らずに患者モニターまで流れてしまい溶血事故が発生したという事例もあるようです。

何が起こるか分からないのです。
Re: 水透析の事故について ( No.3 )
日時: 2006/03/16 10:33
名前: 憲一

先ずは安全装置からですが、当院のシステムでは、A・B溶解装置に濃度計が付いています。セントラルも混合槽と送液槽の二重で濃度監視を行なっています。さらにモニターでも濃度監視を行なっています。いずれも設定した濃度の範囲を外れると警報がかかり、停止します。これらの機能が無い場合や多重故障があった場合、水透析になってしまう可能性があります。昔、バルブか弁かの故障で次亜が流れた話を聞いた事があります。
Re: 水透析の事故について ( No.4 )
日時: 2006/03/19 16:44
名前: もも

皆さん、ありがとうございます!! 
浸透圧のことをもう一度勉強しなおしたいと思います。
また疑問に思うことがあれば質問させて頂きます。

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