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Ca拮抗薬と血清K
日時: 2006/03/09 17:04
名前: アチャオ

透析を始めて5年くらいになる患者さんがこの度、初めてCa拮抗薬を内服することになりました。それまで血清K値が5.5mEq/Lを超えたことがない患者さんなのですが、内服始めた直後から毎回6mEq/Lを超えるようになりました。

原因がわからないでとりあえず内服をやめるとK値も落ち着いたのですが...

ほかの患者さんでも同じ薬を内服されている方は何人もいるのですが、この方だけK上昇するなんてあるのでしょうか?

知っている方おられましたら教えてください。

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Re: Ca拮抗薬と血清K ( No.1 )
日時: 2006/03/10 19:15
名前: まろん

アチャオさんこんばんわ。

ARBの副作用で高K血症はありますが、Ca拮抗薬では聞いたことがありません…
逆を言うと、腎障害のある患者様にARBを使うと高K血症になるため、Ca拮抗薬を使うのが通常の投薬法だと思います。


kが高かった期間の食事内容などはどうでしたでしょうか?
Re: Ca拮抗薬と血清K ( No.2 )
日時: 2006/03/12 23:14
名前: 管理人

経験的にはそのような話を聞いたことはありません。

主治医はどのように考えているのでしょう?

まろんさんがご指摘の通り、腎機能低下例にACE阻害薬やARBを使うと血清クレアチニンの上昇や高カリウム血症を招くことがあるため使いにくいと考えられているようですね。切れ味がシャープなため以前はCa拮抗薬が好んで使われていたように思いますが、逆に降圧作用がシャープ過ぎるため注意して使わないと危険だという報告もあります。

ARBかACE阻害薬を主体に使うか、従来通りCa拮抗薬を使うかは主治医の判断でしょう。主治医は症例毎に異なる高血圧の原因を考えて投与していると思います。我々臨床工学技士からみても血圧のコントロールはとても難しいと思います。

Ca拮抗薬の添付文書の中には高K血症を引き起こすということは書かれていないようですね。

もちろん血清Kが上がる他の要因も十分に探ってみる必要はあると思います。
しかし、アチャオさんがご呈示の症例においてCa拮抗薬の服用以外に違いが見いだせないとしたら一般的には報告されていない何かが起こっている可能性も否定はできません。
人間の体は一筋縄ではいきませんからね。

他に何か分かったら教えて下さい。

「シリーズ 高血圧治療の常識を考える −Ca拮抗薬か,それともARBか」
http://www.gik.gr.jp/~kurihara/MT/M3532041.html
というサイトがあります。腎不全症例に対する降圧剤の使い方が討論されていますので時間のある方は予備知識として読んでみて下さい。

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