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C3aについて
日時: 2006/01/15 17:34
名前: 仁義

初めまして。
C3aについて調べたいのですが、旨く探すことができません。どなたかご存知の方いらしたら、ご教授お願いします。

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Re: C3aについて ( No.1 )
日時: 2006/01/15 20:46
名前: ムツゴロウ

仁義さん、こんばんは!
  以下のアドレスを覗いてみて下さい。
 http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/protein/C3.htm
検索をかけるときに「補体 C3a」で検索をかけてみて下さい。
その他いろいろ出てくると思います。
C=補体の成分の事です。C1〜C9まで有ったかと思います。間違ってたらすいません。
(^m^)
Re: C3aについて ( No.2 )
日時: 2006/01/16 08:15
名前: 管理人

ムツゴロウさん サポートありがとうございます。

C3aを調べるにはまず補体というものを理解する必要があります。
炎症という生体の反応についても調べてみて下さい。

補体とは異物(細菌、ウィルス、ダイアライザーなど体外循環治療用の材料も生体にとっては異物、その他いろいろ)を抗体が捕らえた後,抗体の働きを補う役割を果たすものです。補体は抗原抗体結合物に結合する性質を持ってる一群のタンパクで、補体成分と呼ばれるものには9つの成分(C1〜C9)があります。反応の経路は古典経路と2次経路の二つがあり,抗体成分は連鎖反応式に次々に活性化が進みます。
補体が活性化されるとさまざまな生物活性がもたらされることになります。簡単に言うと生体を守るための免疫反応の引き金の役目を果たしているとでも考えてください。C3aというのは補体C3が活性化されて遊離してきたタンパクのことです。

補体活性化の古典経路では抗原抗体結合物によって、C1→C4→C2→C3→C5→C6→C7→C8→C9の順序で次々に活性化します。

2次経路では抗原抗体結合物がなくても細菌や酵母の種々の多糖体のような細胞壁重合体によってC3以下が活性化します。異物の侵入があったが、抗体がまだ作られていないという緊急の場合の経路と考えられています。これは以下のようにC3からはじまり、あとは古典経路と同様に活性化していきます。
C3→C5→C6→C7→C8→C9というように将棋倒しのように反応が進みます。

血液中の補体成分の総量を表すもはCH50といいます。これはSLEなど重症な自己免疫疾患などでは消費されて血中濃度が低下しますので、その裏付けとなる有用な指標の一つとなっています。

生物活性(生体に対する働き)としては炎症の伝達物質としての作用があり、C3が活性化されて遊離したC3a、C5が活性化されて遊離したC5aは好塩基球や肥満細胞に作用してヒスタミンを放出させ、ヒスタミンの作用による血管の透過性亢進や平滑筋の収縮を起こし炎症を誘発します。炎症は生体の防御反応の一つですね。

仁義さんが不幸にもハチに刺された時には仁義さんの補体系は大騒ぎを始めます。仁義さんを守るためにです。

炎症は生体を守るための防御反応ですが、この反応が強すぎるとコントロール不能となり、逆に自分の体に大きなダメージを与えることにもなります。ハチに刺されて運悪く絶命する方は、ハチ毒による急激な免疫反応によりアナフィラキシーショックを起こしてしまったからです。その場で炎症を抑えるステロイドでも静注できれば助かるかも知れません。

急性血液浄化でサイトカインを除去したいという考え方があります。本来生体を守るために動き出しているサイトカインの反応があまりも強すぎて、逆に生体へのダメージが大きくなると考えられているからです。
Re: C3aについて ( No.3 )
日時: 2006/01/17 17:20
名前: 仁義

ムツゴロウさん、管理人さんご教授有難うございました。
勉強させていただきます。

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