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点検頻度と故障回数との関係
日時: 2012/01/06 21:52:38
名前: 鳥人

いつも勉強させていただいています。
突然のスレッド立て失礼します。
教えていただければ幸いです。

院内の各職種スタッフに言われるのですが、機器が故障するたびに『点検が足りない』や、『点検をしているから壊れない』や『点検をすることで故障頻度が減る』という発言や記載が少なからず見られます。

個人的には、使用現場での故障発見数が減る可能性はあっても、実際の機器の故障回数が減るわけではなく、点検頻度と故障回数は相関関係が無いと考えています。
が、経験論でしかありません。

そこで教えてください。
点検頻度と故障回数は相関関係があるのでしょうか?
データなどもありましたら、あわせて教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。

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Re: 点検頻度と故障回数との関係 ( No.1 )
日時: 2012/01/12 13:58:55
名前: ともにゃん

点検頻度と故障回数は相関関係についは、故障率曲線:バスタブカーブが一般的です。この手の研究は、亀田病院の森信洋さんがされていまして、文献も完全ではないような気がしますが、入手可能です。
http://sc.chat-shuffle.net/paper/uid:110002521756

あくまでも亀田病院における膨大なデータの分析ですので、施設によって故障率は変わってくるとは思います。参考までに


そもそも、機器が故障するたびに『点検が足りない』と院内の各職種スタッフに言われる自体に他職種とのコミュニケーションの問題があろうかと思われますので、あなたが院内での臨床工学技士の信頼性の獲得に努めていただきたいと思います。
Re: 点検頻度と故障回数との関係 ( No.2 )
日時: 2012/01/14 20:30:58
名前: 管理人

>点検頻度と故障回数は相関関係があるのでしょうか?

故障にもいろいろなパターンがありますね。私は一色単に考えるのは嫌いですので分類してみます。

1.あるパーツが徐々に劣化して壊れる。
2.何の前触れもなくいきなり壊れる。
3.間違った使用法によって壊れる。

1のパターンの故障は(定期)点検頻度を増やせば引っかかってくる可能性が高くなりますね。点検することで事前に劣化に気付いて完全に故障してしまう前に対応できるとすれば点検頻度に相関するかもしれません。

しかし2と3のパターンの故障は定期点検頻度とは相関がないように思えます。むしろ日常点検、つまり始業点検で事前に故障に気付いて対処することになりますでしょうか?

実際に点検頻度を増やすといってもマンパワーが限られていますから限度がありますね。最低でも監査で指摘されない標準的な回数の定期点検を行い、できるだけ事前に故障を発見して先手を打って対処することが大切だと思っています。

定期点検も重要ですが日常点検をしっかり行い、機器の故障を事前に発見することは重要ですね。

当院では外来や手術室など専従の臨床工学技士がいない部署は看護師に始業点検を実施してもらうなど始業点検の充実を図っています。使用中に故障すると重大事故につながる恐れがありますからね。
少なくとも故障が事前にわかれば機器を交換するとか代替機を準備するなど手立てを打つことが出来ます。

しかし運が悪ければ始業点検時に異常がなくて本番で故障するという神様のいたずらのような故障もありますよね。

実際には臨床工学技士にしても看護師にしても点検をする人の能力も大きく影響します。

点検頻度と故障頻度に相関があるかどうかの問いですが、統計学的に分析してもあまり意味がないように思います。統計学的に有意な相関があるからやるとかやらないとかという話ではなく、点検を実施することは医療法で決められているわけですから最低限でもどこからも後ろ指をさされない頻度でリスクを先読みしてやれることを精一杯やるしかないと思っています。^^
Re: 点検頻度と故障回数との関係 ( No.3 )
日時: 2012/01/16 12:28:02
名前: ともにゃん

「新しい装置なのに故障した」や「部品を交換した直後なのに故障した」ってことは、たまにあるもので、2009年11月号のクリニカルエンジニアリングの記事でなるほど!って思ったことがあります。興味ある方はご覧ください。

―臨床工学技士による計画的メインテナンスの新たな動向―
Re: 点検頻度と故障回数との関係 ( No.4 )
日時: 2012/02/07 15:31:46
名前: 鳥人

返信、遅くなってしまい申し訳ありません。

>ともにゃん様
資料のご提示、ありがとうございます。
どうも、基礎学力が乏しいためか理解するのに難を要しています。
表面だけ漫然と読んでいては駄目なんだと思い知りました。少し時間をかけてじっくり読んでみたいと思います。
後半のご指摘、なかなか痛いところでした
まさにその通りなのですが、、、ちょっと言い訳というか泣き言になるのですが、
この機器の故障と点検とを結びつけて他部署に言っているのが、MEの管理者(私の上司)でして・・・。
・故障発生→点検必要→メーカー契約必要→契約しない事務が悪い
・ずっと壊れていない→点検不要
とある種一貫しています。『日常点検』と『定期点検』言う概念が無いように感じ、一応話しもしましたが聴く耳持たずでした。
その他も含めて、何度か話し合いの場を持とうともしましたが、全く応じてくれず、また、周辺管理者も中途採用の私のほうがオカシイとなっています。
日常点検と定期点検との区別、メーカー契約の必要性の有無、そして故障などのトラブル発生時のマニュアル作成などやって行きたいのですが、どうもうまくいかず・・・。
何をやってもオカシイ私の“個人的”で“自主的”な活動となってます。
『壊れない機械は無い』と言う当たり前のことを、きちんと認識してもらえたら少しは変わるのかな・・・なんて思っています。

>管理人様
わかりやすく、詳しい解説ありがとうございます。
説明下手で申し訳ありません。
院内において、日常点検の強化と機器トラブル発生時の基本マニュアルの作成を行なって行きたいと考えていました。
しかし、実質MEは私一人、一人でできることなんて極々限られています。
そこで、上司含め看護部の協力を仰ぎたかったのですが・・・うまくいきませんでした。
壊れようが壊れまいが点検はしなくてはならない!と言うことを理解してもらうのに、『点検頻度と故障回数』の関係が無関係となれば、一石にならないかと思い、質問させていただきました。
医療法・・・おかげかどうか、うちに出入りしているメーカーさんは、それなりにおいしくいただいているようです。メーカー任せが多いので。
明細を見て、自分の財布でも無いのに胃がシクシクすることも・・・。

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