ATF3 |
転写促進因子3 activating transcription factor 3
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BLBP |
brain lipid binding protein:BLBP |
→BrdU |
bromodeoxyuridine:BrdU
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CD11b | CD11b
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CD68 | CD68
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→CRP |
C反応性タンパク(C‐reactive protein)
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→ DCX |
ダブルコルチン doublecortin:DCX
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GAP43 |
GAP43
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→GFAP |
グリア線維性酸性タンパク質 glial fibrillary acidic protein
- アストロサイト特異的遺伝子
- アストロサイトのマーカー
- アストロサイトに存在する中間径フィラメント
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→Iba1 |
ionized calcium-binding adapter molecule 1
- macrophage/microglia-specific protein Iba1
- マクロファージ/ミクログリアに特異的に発現している分子量17,000のカルシウム結合タンパク質
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→IB4 |
イソレクチンB4
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→Ki67 |
Ki67
- 細胞増殖タンパク質、増殖期細胞のマーカー ←→増殖細胞
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→MAP1b |
microtubule associated protein 1b
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→MMP-3 |
マトリックスメタプロテアーゼ-3
matrix metalloproteinase-3 :MMP-3
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NeuN =Rbfox3 |
neuronal specific nuclear protein:NeuN
- 神経細胞のマーカー、成熟ニューロンのマーカー、核染
- マウス脳の細胞核を抗原として作製されたモノクローナル抗体の抗原分子の名称ある。NeuN抗体は細胞分裂終了後のニューロンと反応するが、グリアとは反応しない。
- 1992年にRichard J. Mullenが最初に記述した。Mullenらは、ニューロン分化の調節に重要な分子を同定する目的で、オキナワハツカネズミ(Mus caroli)脳の細胞核をBALB/c系マウスに免疫してモノクローナル抗体を作製した結果、細胞分裂終了後のニューロンの核に特異的に反応する抗体(mAb A60)を得て、その抗原をNeuN(neuronal nuclei)と命名した。
- NeuNの発現は細胞分裂後(G0期)のニューロンに限定されているが、網膜の光受容器、小脳のプルキンエ細胞、嗅球の僧帽細胞、蝸牛神経のなどの神経核はNeuN陰性である。
- 成体神経新生:海馬の顆粒細胞、嗅球の介在ニューロン:顆粒細胞と糸球体周辺細胞
- 末梢神経や自律神経にも発現するが、腸、副腎、下垂体、松果体などの神経内分泌細胞はほぼ陰性、交感神経幹も陰性
- NeuNはDNAに結合するので、転写因子として働く可能性がある。
- 虚血時にはNeuNはダウンレギュレーションする。
- ニューロンのマーカー抗体として発生学、神経科学などの分野で広く用いられている。
- 2009年になって、KimらがNeuN抗体の抗原分子は、組織特異的スプライシング調節因子のRbfox3であることを発見した。
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→nestin |
nestin
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NF200 |
neurofilament200
- 有髄神経(A線維)のニューロンマーカー
- TRPV2陽性細胞の大部分はNF200陽性
- ラットDRGの抗TRPA1陽性細胞は小径細胞であり、NF200陰性
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O4 |
O4
- オリゴデンドロサイトのマーカー抗体
- オリゴデンドロサイトの細胞表面に発現するサルファタイドに対する抗体
- O4はOPCの系譜マーカー
- 牛の脳梁を抗原として作製されたモノクローナル抗体O4とO1は、しばしばオリゴデンドロサイト系譜細胞の解析に用いられている。
- このうちO1は、ガラクトセレブロシドとモノガラクトシルジグリセリドを認識し、分化したオリゴデンドロサイトのマーカーとして用いられている。
- O4はサルファタイド、セミノリピド、コレステロールが抗原として同定されており、これらは比較的分化の進んだオリゴデンドロサイトで発現している。一方O4はOPCもしくはこれよりやや分化の進んだpro-oligodendroblastも認識するが、OPCで発現しているO4に認識される脂質は同定されていない。
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→Olig2 |
Oligodendrocyte transcription factor :Olig2
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OX42 |
OX42
- 補体受容体iC3bを認識する。(CR3 complement receptors).
- 古典的なミクログリアのマーカー
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→peripherin |
Peripherin
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→PV |
パルプアルブミン
- GABA作動性ニューロンの分子マーカー
- 横紋筋から単離された可溶性の12kdタンパク
- 大脳皮質や小脳のバスケット細胞、海馬などのGABAニューロンに陽性細胞
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PGP 9.5 |
protein gene product 9.5
- 神経線維のマーカー
- 脳の神経組織から発見された可溶性タンパク質
- 1987年にこの遺伝子の塩基配列およびアミノ酸構造が明らかにされ、その電気泳動度からPGP9.5と呼ばれている。
- 1990年になって、このPGP9.5はヒトの神経細胞由来のユビキチンC末端加水分解酵素1型(UCH-L1)とヒトB細胞由来の精製される3型(UCH-L3)と同じ機能をもつことが明らかになっている。
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→RF |
リウマトイド因子 rheumatoid factor:RF
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→S-100β |
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Tuj1 |
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