■治療薬 | │高血圧治療薬、降圧薬 antihypertensive drug、hypotensive agent│ |
利尿薬 | 炭酸脱水酵素阻害薬/サイアザイド系利尿薬/ループ利尿薬/抗アルドステロン薬=カリウム保持性利尿薬/キサンチン系薬剤 | ||
カルシウム拮抗薬 | ニフェジピン/ニカルジピン/アムロジピン | ||
アンジオテンシンン変換酵素阻害薬 (ACEI) | カプトプリル/エナラプリル/デラプリル/ペリンドプリル/ベナゼプリル/トランドラプリル/キナプリル/アラセプリル/イミダプリル/テモカプリル/シラザプリル | ||
アンジオテンシン受容体拮抗薬 (ARB) | ロサルタン/オルメサルタン/テルミサルタン/バルサルタン/カンデサルタンシレキセチル/イルベサルタン | ||
交感神経遮断薬 | α受容体遮断薬 | トラゾリン/フェントラミン/ドキサゾシン/プラゾシン/ブナゾシン/テラゾシン/ウラピジル | |
β受容体遮断薬 | ボピンドロール/ピンドロール/チモロール/ジクロロイソプレナリン/アルプレノロール/カルテオロール/インデノロール/ブニトロロール/ペンブトロール/カルデオロール /プロプラノロール | ||
α2受容体作動薬 | →塩酸クロニジン/グアンファシン/メチルドパ/リルメニジン | ||
ニコチン受容体拮抗薬 | →ヘキサメトニウム | ||
アドレナリン作動性神経遮断薬 | →レセルピン | ||
cGMP 分解抑制薬/PDE5阻害薬 | →シルデナフィル |
血管弛緩作用 | 心臓抑制作用 | ||
ジヒドロピリジン系(DHP) | ニフェジピン/ニカルジピン/アムロジピン/シルニジピン | ◎ | × |
ベンゾチアゼピン系(BTZ) | ジルチアゼム | △ | ○ |
フェニルアルキルアミン系(PAA) | ベラパミル | △ | ○ |
ジフェニルピペラジン系 | ロメリジン(フルナリジン) |
ジヒドロピリジン系 dihydropyridine:DHP
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フェニルアルキルアミン系 phenylalkylamine
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ベンゾチアゼピン系 benzothiazepine
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ジフェニルピペラジン系 diphenylpiperazine ←→ピペリジン
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ペリンドプリル®、カプトプリル®、エナラプリル®、リシノプリル®、イミダプリル® など |
1965年 | Sérgio Henrique Ferreira(P 1934/4/10〜, ブラジルの生理学者、薬理学者、Maurrio Oscar da Rocha e Silva↑の共同研究者、John Vaneにも師事)は毒蛇Bothrops jararacaのの毒からブラジキニン(BK)の作用を増強する因子を発見し、これをBK作用増強因子(Bradykinin potentiating factor:BPF)と名づけた。ブラジキニンの降圧効果はイヌとネコのBPFによって増強される。 |
1970年 | Ferreira↑とLewis Joel Greene(米国のthe Brookhaven National Laboratory)らはBothrops jararacaから22の物質を単離し、ラットの結腸を使ってACE阻害剤としての効果をテストし、ブタの回腸を使ってブラジキニンの抑制効果をテストした。Fraction IV-I-Dが最も効果が強かった。 9種類の生理活性のあるペプチドを単離し、それらの構造を決定した。最も小さいペプチドアミノ酸配列を決定し、それをBdarykinin-Potenntiating peptide 5a (BPP5a)と名づけた。 |
1971年 | Miguel Angel Ondetti(1930/5/14〜2004/8/23, Bristol-Myers Squibbの科学者)らが同じ蛇毒中から6種類のACE阻害作用をもったペプチドを分離し,1つを除きFerreiraらのBK作用増強ペプチドと同一ペプチドであることを明らかにした。この中でACE阻害活性が最も強いものが、ペンタペプチドのBPP5a(=SQ20475)である。ところが,このぺプチドは他の蛇毒ペプチドと異なって、容易にぺプチダーゼによって分解された。 |
1971年 | Mick Bakhle(ブラジルからのポスドク)とJohn VaneはACE阻害効果が最も強いSQ 20881は、Ferreira↑のfraction IV-1-Dと類似していて、これをテプロタイドと名づけた。 |
1975年 | Miguel Angel Ondetti↑とCushmanらは経口投与可能なACE阻害薬の開発を試み、1977年にカプトプリル(SQ14,225、最初の内服用のACE阻害薬:Capoten)の合成に成功した。US Food and Drug Administrationが1982年にCaptoprilを承認した。 |
テプロタイド teprotide(SQ20,881)
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カプトプリル captopril(SQ14,225)
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サララシン saralasin
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ロサルタン losartan(ニューロタン®)
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バルサルタン valsartan(ディオバン®)
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カンデサルタン(ブロプレス®)
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テルミサルタン(ミカルディス®)
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オルメサルタン(オルメテック®)
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イルベサルタン(アバプロ®)
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アジルサルタン(アジルバ®)
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■治療薬 | │血管拡張薬 vasodilators│ |
ファスジル fasudil(エリル)
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■治療薬 | │一酸化窒素(NO)関連薬│ ←→NO |
ニトログリセリン nitroglycerin:NTG
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亜硝酸アミル amyl nitrite |
硝酸イソソルビド isosorbide:ISDN
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ニコランジル nicorandil
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ニトロプルシド nitroprusside、ニトロプルシドナトリウム sodium nitroprusside
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クエン酸シルデナフィル sildenafil citrate(バイアグラ viagra®、レバチオ revatio®)
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ミノキシジル minoxidil(ロゲイン Rogaine®、リアップ®)
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■治療薬 | │血栓の治療│ |
赤色血栓 red thrombus | 白色血栓 whtie thrombus | |
血栓が出来やすい部位 | 静脈 | 動脈 |
組成 | 赤血球とフィブリン | 血小板とフィブリン |
抑制 | 抗凝固薬 | 抗血小板薬 |
ビタミンK依存性凝固因子合成阻害薬---赤色血栓の防止 ワーファリン/アセノクマロール/フェニンジオン |
ヘパリンとヘパリン類似物質 |
体外で用いられる抗凝固薬 クエン酸/EDTA/フッ化ナトリウム /ACD |
ワーファリン warfarin(ワーファリン®、ワーリン®、アレファリン®、ワルファリンK®)
[ワーファリンと食品との相互作用]
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遺伝子組み換え組織プラスミノゲンアクチベーター recombinant tissue-type plasminogen activator:rt-PA ←→組織プラスミノーゲン活性化因子:t-PA 参考1
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■治療薬 | │抗血小板薬、血小板凝集阻害薬 anti platelet agents│ |
トロンボキサンやプロスタグランジンに関係する抗血小板薬 | |
COX-1阻害 | →アスピリン(バファリン®/バイアスピリン®) |
プロスタグランジン製剤 | →リマプロスト アルファデクス/ベラプロストナトリウム |
魚油 | |
トロンボキサン合成酵素阻害薬 | オザグレルナトリウム |
cAMPやカルシウムイオン濃度に関係する抗血小板薬 | |
チエノピリジン誘導体 | 塩酸チクロピジン/クロピドグレル |
PDE3阻害 | シロスタゾール/イブジラスト(シルデナフィル) |
5-HT2受容体拮抗薬 | →塩酸サルポグレラート |
GP IIb/IIIa受容体に関係する抗血小板薬 | |
GP IIb/IIIa阻害薬 |
オザグレルナトリウム ozagrel sodium(パナルジン®ほか)
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塩酸チクロピジン ticlopidine(パナルジン®ほか)
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クロピドグレル clopidogrel(プラビックス®)
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シロスタゾール cilostazol(プレタール®)
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イブジラスト ibudilast(ケタスカプセル®)
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→PDE5阻害薬:クエン酸シルデナフィル(バイアグラ)、ミノキシジル |
→非選択的なPDE阻害薬:カフェイン/テオフィリン |
■治療薬 | │抗高脂血症薬 antihyperlipidemic drug,高コレステロール血症治療薬│ |
HMG-CoA還元酵素阻害剤 =スタチン系 statin hydroxymethylglutaryl-CoA reductase Inhibitors, HMG-CoA Reductase Inhibitors ←→HMG-CoA還元酵素/HMG-CoA 参考1
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陰イオン交換樹脂系薬 |
LDL変性抑制薬 |
小腸コレステロールトランスポーター阻害薬 |
Pain Relief |