治療薬 │カンナビノイド Cannabinoids│
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  • カンナビノイドとは大麻 cannabisが含む多数の生理活性物質の総称。マリファナの原料である大麻は、60種以上のカンナビノイドを含有している。
  • 中国やインド、ギリシャ、ローマでは紀元前から、大麻の鎮痛作用や陶酔作用を治療や儀式などに利用してきた。
  • ビクトリア女王は生理痛の緩和に大麻チンキを使っていた。
  • 日本での大麻の使用は、大麻取締法・覚せい剤取締法等で規制されている。
  • カンナビノイドには、時間感覚・空間感覚の混乱,多幸感,記憶の障害,痛覚の低下,幻覚など多彩な精神神経反応を示す。
  • カンナビノイドには、鎮痛作用などもあり、治療に用いられている国もある。
  • エイズやがん多発性硬化症などの痛みに有効。

[カンナビノイドの作用、臨床応用]
[シナプス伝達に対する内因性カンナビノイドの作用]
 ---中枢および末梢神経シナプスにおける逆行性シグナル伝達

[カンナビノイドと鎮痛]--- CB1受容体を介する鎮痛効果
CB2受容体を介する鎮痛効果---CB2受容体のほうが、精神面の副作用がないので、臨床応用に有効!?
[循環に対するカンナビノイドの作用]
 ---アナンダマイドを投与すると、血圧の上昇と下降、徐脈、血管拡張が起きる。




物質 │内因性カンナビノイド Endocannabinoids│
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