鎮痛法 │ブロック療法3│
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●交感神経ブロック、交感神経遮断術 Sympathectomy
 ←→交感神経/交感神経節/傍脊椎ブロック 参考1/2/3  [交感神経切断術 =Surgical sympathectomy] ←→歴史  [薬物による交感神経ブロック=Chemical sympathectomy] →局所麻酔薬/神経破壊薬によるブロック

●胸腔鏡下交感神経遮断術 Endoscopic thoracic sympathectomy : ETS
 [適応]
 [手技]
 [合併症]

●静脈内局所交感神経ブロック
 Intravenous regional sympathectomy: IRS
 →静脈内局所投与/静脈麻酔
 [使用薬物]  [実施法]
  1. 健側にルートをとる。
  2. 患側にはできるだけ末梢側で、ブロック用のルート(22 G 留置針)をとり、X1-L100で延長する。
  3. 送気式ダブルターニケットを装着し、点滴を三方活栓で止めにしてから末梢から、エスマルヒ駆血帯でしっかり駆血する。
  4. エスマルヒ帯で脱血した後、中枢側のターニケットを収縮期圧より150mmHg以上の圧で送気する。(上肢では250 mmHg,下肢では300 mmHg)
  5. 加圧後にエスマルヒ帯は外す。
  6. 十分な圧であるかの確認は、橈骨動脈の拍動の消失を見るのと、静脈の脱血を確認する。
  7. 局所麻酔薬(0.5%リドカイン)を静注する。
  8. 1分程待ってからグアネチジンを注入し、生食で回路内を flush する。
  9. 末梢の知覚が鈍麻してくれば、二連カフの体幹遠位側を加圧し,近位側を解除する。
  10. 20分後加圧をゆっくりと10分掛けて下げる。
  11. 60分経過を監察する。


Pain Relief