お知らせ

平成26年6月11日（水）に第11回大学病院臨床試験アライアンス総会（臨時）を開催しました。

大学病院臨床試験アライアンスは本年26年度より第2期中期推進事業活動を開始しました。
アライアンスは新事業の開始にあたり、事業計画変更に伴うアライアンス規約の改訂の準備を進めてまいりました。第92回推進室会議（平成26年5月14日開催）で改訂案を決定し、第11回総会（臨時）にて、大学病院臨床試験アライアンス規約(第4版)が承認され、同日付けで発効となりました。

本会では新規推進事業の説明も行われました。
新規推進事業は9つの委員会により推進事業を計画し実施してまいります。前期までは治験を含む臨床試験の実施体制を整備して、国際共同試験などの臨床試験の実施に協力することを主とした活動としてまいりました。本年度からの新規事業では１）大学内の臨床研究やシーズ探索のための育成協力、２）倫理指針の改訂など昨今の臨床研究・試験の信頼性の改善として、倫理委員会、研究者・専門スタッフの教育、３）大学間の人材共有と協力をすすめるための活動、および、４）希少疾患など限られた被験者を集積するための大学間協力などの活動を行い、医療ニーズの高い医薬品や医療機器を日本の患者さんにより早く供給できるよう、大学内のレベルアップと協力体制の構築につながる活動を目標としております。さらに、これらの活動を広く一般の皆様に広めるための広報活動にも力を入れております。
本総会ではこれらの事業計画の本年度からの5カ年計画と平成26年度計画につき、各担当大学からの説明が行われました。

また、2年前より活動を開始した全国国立大学42大学45病院で組織される国立大学附属病院臨床研究推進会議における地域連携のモデル事業として、アライアンスのそれぞれの推進事業はその活動に貢献する位置付けとなっております。
推進会議会長の門脇東大病院長からも、アライアンスの活動は推進会議の見本形であり、更なる活動に期待する旨の挨拶をいただきました。

今年度も関係各位の温かいご支援をお願い申し上げます。