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PQJ2020観覧希望の方へ、無料オブザーバー登録のお知らせ

PQJ2020は、3月7日(日)に、オンライン開催されます。
クイズの模様は、無料のオブザーバー登録をすることで、どなたでもYouTube上でリアルタイムで観覧できます!
世界中の大学生が、医学、生理学の世界一を目指して戦う姿を、あなたも体感してください!

オブザーバー登録は以下で無料で受け付けています。
https://forms.gle/Kve4QZoK8LWiVmqS7

PQJ事務局長 井上鐘哲

PQJ2020 will be held online on March 7th.

The live broadcast of PQJ will be on YouTube and you can watch it for free when you register as a PQJ observer.

Please join and watch college students from the world compete for No.1 in medicine and physiology quiz.

The registration site for the PQJ observer is here.
https://forms.gle/Kve4QZoK8LWiVmqS7

PQJ Secretary-general Kaneaki Inoue

PQJ2020 オンライン開催のお知らせ

医学生理学クイズ日本大会 PQJ2020は、2021年3月7日(日)に、初のオンライン開催が決定いたしました!

日本全国、どこからでも大会に参加できます!

【日程】2021年3月7日(日) 全日
【環境】当日は主にzoomを用います。zoomを安定して開ける端末およびネット環境をご用意ください。
【クイズ出場資格】大学生。国内、国外、学年、性別、国籍を問いません。
【チーム編成】2~5人。所属大学は同一でなくてよい。同大学からの複数チーム出場可能。
チームメンバーが当日1か所に集まる必要はありません。各ご自宅からのアクセスで楽しめるクイズを用意しております。
【参加方法】本サイト参加登録ページにて

現在、出場者を募集しています! お気軽にご参加ください。

PQJ2020公式ページ
https://pqjtmdu2020.wixsite.com/home

PQJ事務局長 井上鐘哲

医学生理学クイズ日本大会2020(以下PQJ2020)開催延期のお知らせ PQJ2020 is postponed due to COVID-19 pandemic

2020年5月30日に東京医科歯科大学にて開催を予定しておりました医学生生理学クイズ日本大会2020(PQJ2020)の開催を延期いたします。
今般の新型コロナウイルス感染症の国内発生状況は予断を許さず、この状況でのイベント開催は適当ではなく、さらに東京医科歯科大学では学内での催事イベントの無期限停止が要請されていることにより、残念ながら今回の延期という判断に至りました。
参加をご検討頂いていた方々や、ご協賛頂いた企業、団体には大変申し訳ございません。
先が見通せない状況であるため新しい開催日時につきましては未定でございますが、状況が改善し次第、お知らせいたします。
何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

東京医科歯科大学MiSH PQJ委員会 代表 岩田陽太
PQJ事務局 事務局長 井上鐘哲

医学生理学クイズ日本大会(PQJ2020・東京医科歯科大学)の開催日が2020年5月30日に決定!


来年、東京医科歯科大学で行われる医学生理学クイズ日本大会(PQJ2020)の開催日が、
2020年5月30日(土)
に正式決定しました!
以下、大会概要です。

2020年5月30日、東京医科歯科大学で医学生理学クイズ大会が開催されます。
全国の大学生が集まり、医学・生理学の知識をクイズで競い合ってNo.1を決めるのがこの大会です。終了後には親睦パーティーがあり、各地から集まった学生たちと親交を結べます。
また、本クイズ大会では生理学がメインに出題されますが、純粋な生理学だけではなく、その周辺の基礎医学も出題する予定です。クイズを通してこうした知識を体系的に身につけることが出来れば、臨床医学の理解の助けになるでしょう。
皆さまのご参加、お待ちしております!
◯医学生理学クイズ日本大会2020 概要
日時:2020年5月30日(土)
会場:東京医科歯科大学(東京都文京区湯島1-5-45)
後援:日本生理学会
クイズ出場資格:大学生。国内、国外、学年、性別、国籍、学部を問わない。
参加費:一人あたり3000円前後(昼食、夕食代を含む)
参加方法:大会公式サイトからの申し込み
参加募集期間:~2020年5月8日
大会公式サイト

https://pqjtmdu2020.wixsite.com/home

医学生理学クイズ日本大会(PQJ2020・東京医科歯科大学)の開催日が決定!

みなさんのご参加を心よりお待ちしております。

生理学クイズ日本大会(PQJ) 事務局長 井上鐘哲
医学生理学クイズ日本大会2019 共同代表 岡田浩太郎
医学生理学クイズ日本大会2020 代表 岩田陽太

来年度の医学生理学クイズ日本大会(PQJ2020) 東京医科歯科大学で開催決定!

来年度の医学生理学クイズ日本大会(PQJ2020)は、東京医科歯科大学で開催されることが決定しました。

開催時期は2020年春〜初夏を予定しております。

詳細が決まり次第、こちらでお知らせいたします。

来年度の医学生理学クイズ日本大会(PQJ2020) 東京医科歯科大学で開催決定!

生理学クイズ日本大会(PQJ)  事務局長 井上鐘哲
医学生理学クイズ日本大会2019 共同代表 岡田浩太郎

第2回全国医学生臨床推論グランプリのお知らせ

2019年11月23(土)、今年で2回目となる、全国医学生臨床推論グランプリが大阪で開催されます!生理学クイズ(PQJ)は今年もこの大会を特別後援いたします。

http://clinical-reasoning-gp.mystrikingly.com/

医師になると必ず必要となる臨床推論の能力、しかし大学で専門的に臨床推論を教えられる機会は意外と少ないものです。
そこで全国の医学生は、独学や、総合診療などの勉強会に出かけて臨床推論を学んでいます。

全国医学生臨床医推論GPは、全国の医学生が、臨床推論の力を試す絶好の機会です。2、3人でチームを組み参加し、全国で一番臨床推論の力がある学生達が決定します。
会場では、司会の松本謙太郎先生、志水太郎先生を始めとする臨床推論、総合診療のエキスパートの先生方から、10題の選りすぐりの教育的な症例が提示され、1題ごとにその場でレクチャーがあり、エキスパートの思考法を吸収し、身につけることができます。

昨年度の第1回大会は私達生理学クイズの特別後援のもと、大阪医科大学において開催され、150人を超える医学生が全国から参加し、大いに盛り上がりました。
今年は昨年度は超える人数を超える学生が参加することが確定しており、今から11月が待ち遠しいです。

臨床推論GPや生理学クイズなど、医学クイズ大会の大きな目的は、優勝を目指し互いに切磋琢磨する中で知識を獲得すると同時に、医学が大好きな医学生同士が集い、思いを共有し、全国的な人脈を作ることにあります。

この大会に参加して身につけた臨床推論の力と、人脈は、その後の医師国家試験、そして医師になったあとの人生で必ず役に立つでしょう。

大会への参加はまだ間に合います。8月中にこちらからエントリーください。
https://forms.gle/DVuey8paKH5zmwnZ7

もし申込み期限に間に合いそうにない場合、メンバーがまだ集まってない場合など、以下にメールでご相談ください。

Team関西 
teamkansai.2019@gmail.com

PQJ事務局としても、この大会に参加する皆さんとお会いするのを楽しみにしております。

(PQJ事務局長 井上鐘哲)

医学生理学クイズ日本大会2019(PQJ2019) 観戦レポート

5月26日、東京慈恵会医科大学で行われた医学生理学クイズ日本大会2019(PQJ2019)の観戦レポートを書きました。とても盛り上がった大会でした。ぜひご一読ください。
 
(PQJ2017共同代表 PQJ事務局長 井上カネアキ)

日本医学教育学会大会発表「医学生生理学クイズ大会2017(PQJ2017) の成功と医学学習に与える好影響」

「みなさん、医学の学習は、楽しいですか?」

昨日(8月4日) 、第50回 日本医学教育学会大会(東京医科歯科大学)にて「医学生生理学クイズ大会2017(PQJ2017) の成功と医学学習に与える好影響」と題して、発表を行った僕の第一声です。

僕たちが開催した医学生生理学クイズ2017(PQJ2017)については、すでに日本生理学会雑誌(第79巻4号 P.78-80)に開催レポートを投稿しておりましたが、
http://plaza.umin.ac.jp/…/%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E7%94%9F%E7%94…

今回、改めてPQJ2017を振り返り、アンケートデータの統計分析を行いました。結果、クイズの英語難易度についてのみ、低学年(3年以下)と高学年の間で受け止め方に有意に差が出るなど、興味深い傾向が観察できました。

さて、冒頭の質問に対しては、首を縦に振る人も、横に振る人もいました。医学の学習は本来はとても楽しいものだと、僕は思います。しかし、周りを見渡してみると、なんてつまらなさそうに医学の勉強をする医学生が多いことでしょう。
医学の勉強が面白くない大きな理由は、大抵の場合、それが①孤独に勉強し、②勉強した成果がすぐに表れない、③机や画面に向かい続ける単調な作業、であるからです。これらすべては面白くない上に、印象に残りにくく学習としては非効率です。
これに対して、医学クイズ大会は①仲間と一緒に勉強し、回答する、②回答した結果が正解、不正解としてすぐに表れ、試合の勝ち負けにつながる、③大会会場で仲間やライバルと一緒に緊張したり喜んだり、感情を揺さぶられる瞬間に満ちている。これらはすべて参加者の印象に残りやすく、クイズ大会の記憶効率ひいては学習効果は高いのです。

今日の発表を聞きに来ていただいたみなさんに、PQJ2017について話し、クイズの準備期間中や、開催日に起きたあれこれを話すと、みなさんとても興味深く聞いていただきました。
また、つい先日決定したばかりの来年のPQJ2019(東京慈恵医科大学)について(詳細はこの後公開いたします)話すと、ぜひ出場したいと言ってくれる医学生、学生を連れて来たいと話してくれる先生方がとても多く、来年の大会への期待が早くも膨らんできました。

この発表を実現するために親身になって手伝っていただいた本学生理学教室小野教授、秘書の南本さんと情報処理センター、会場でアドバイスをいただいた鈴木富雄先生、PQJ2017を一緒に作り上げ、発表会場で手伝ってもらった佐々木と優子を始めとするすべてのPQJ2017のスタッフのみなさんにお礼を言います。

最後に、PQJ2017に来ていただいた16大学21チーム、オブザーバーも含めた総勢100人以上の皆さんの声、表情、その後のつながりが、これをもっと広めないといけないと、この発表に向けて僕の背中を押してくれました。心から、お礼を言わせていただきます。ありがとうございました。

PQJ2017 共同代表 井上鐘哲


たくさんの参加者が発表を聞きに来てくれました。


16の参加大学を示した日本地図を前に。


PQJ2017コアメンバーの鈴木優子と佐々木彰紀と共に。

第1回生理学クイズ主宰の大塚勇輝さんと共に。

聞きに来てくれた鈴鹿医療科学大学の人たち。

PQJ2017スポンサーを務めていただいた羊土社の間馬さんと共に。今後もご協力いただけるということです。

一緒の会場で発表した近畿大学、大阪市立大学、大阪医科大学の参加者で記念写真。

ランチョンセミナーで無料配布された、東京医科歯科大学オリジナル弁当!

真ん中にイカとシカのフライが入っています。ご馳走さまでした!

第50回日本医学教育学会大会 PQJ2017 発表

PQJ2017代表の井上です。

今週土曜日の日本医学教育学会大会で、医学生生理学クイズ2017(PQJ 2017)の開催成果について発表します。
医学教育学会にいらっしゃるみなさん、ぜひ聞きにきてください みなさんと話すのを楽しみにしています。

第50回 日本医学教育学会大会
学生セッション 7(ポスター) 8月4日(土)13:40~14:30 ポスター会場5(東京医科歯科大学 3号館 6階 医学科学生実習室)

SP-7-08 医学生生理学クイズ大会2017(PQJ2017) の成功と医学学習に与える好影響
井上 鐘哲(大阪医科大学)

PQJ2018(医学生生理学クイズ2018) 参加報告

“Only one team wins, all the other teams leave here as losers. That’s the hard truth about the quiz competition. However, even if you lose, the knowledge you earned through the quiz will help you when taking national license exam and treat patients when working as a doctor. So fight hard!”
(勝てるのは1チームだけ。他はすべて敗者として大会を去る。クイズ大会とはそういうものです。しかし、たとえ負けても、クイズ大会で得た知識は、あなたを助けてくれます。国家試験でも、医師になって患者さんを治療するときも、助けてくれるのです。全力で闘いましょう!)

PQJ2018(医学生生理学クイズ2018)は、2018年5月19,20日に鳥取大学医学部で行われました。
開会式で昨年度のPQJ2017代表として壇上に立った僕が参加者に伝えた上のメッセージは、実は昨年のPQJ2017の閉会式の壇上でも言った言葉なのです。

2年前の第1回のPQJ(2016年 岡山大)、僕は、必死でした。どうすれば勝って自分の力を証明できるのか。そのたった一月前、僕は半年をかけてチームで勉強会を行って臨んだSIMPIC(免疫微生物学クイズ 2016年3月 タイ・マヒドン大学)で、無残にも予選敗退したばかりでした。どうしてもクイズに勝ちたい、しかしクイズでは、自分一人が頑張っても勝てない。チームメンバー全員を自分と同等、もしくはそれ以上に引き上げないと勝てない。しかしチームメンバーを引っ張り上げる人望も実力もその時の自分には備わっていませんでした。どうしたらいいのだろうか?ひたすら闘う自分の背中を見せて引っ張るしかない。
この第1回のPQJ、僕たちのチームは予選を勝ち抜き、決勝では一歩及ばなかったものの、準優勝することができました。この年のSIMPICやPQJで自分が正解できた問題、惜しくも正解できなかった問題は、今でも良く覚えています。試験問題にそれが出たら瞬殺できるくらい脳裏に刻み込まれているのです。

必死になって闘っていれば、その経験は自分の財産になる。そして自分を生涯に渡って助けてくれる。僕はそれを伝えるために、昨年はPQJ2017を主催し、今年は招待客として、また大阪医科大学4チーム、大阪医科大学に交換留学中の国立台湾大学1チームを束ねるコーチとして、1年生を含むオブザーバー3人、顧問の生理学教室小野富三人先生と、総勢20人で鳥取大学医学部に向かいました。

PQJ2018では、初めての2日間開催、タイムアタッククイズを追加した野心的なクイズの構成、懇親会でのバーベキューと、熱いクイズ大会を楽しみながら、素晴らしい体験をすることができました。

我が大阪医科大学チームは、昨年のPQJ2017では果たせなかった準決勝進出を、チーム「OM紳士クラブ」が果たしました。惜しくも決勝進出はならなかったものの、昨年度の惜しい敗戦を糧にした彼らに拍手を送ります。
また、このPQJのために僕達が主催した連日の勉強会に参加し、知識を研ぎすませてきた台湾大学「台湾カツ丼」チームは、その実力をいかんなく発揮し、見事準決勝、サドンデスを経て2日目の決勝浸出を果たしました。決勝では、完璧なチームワークと安定した実力を見せた4人構成の防衛医科大学チームに負けたものの、見事準優勝を遂げました。台湾大学チームのFredとJerryは、この3週間、大阪医科大学の学生達と京都や大阪などを観光したり、一緒に病院実習をしたり勉強したりで、クラスメイトのように接してきました。彼らの快挙を、大阪医大チームの全員が我が事として喜びました。

PQJはまた、日本全国にたくさんの友達を作る機会でもあります。僕は鳥取大学、岡山大学、藤田保健衛生大学、防衛医大、島根大学、大阪大学、長崎大学、徳島大学、東北大学などの友達と再会を喜び、また新たな出会いを楽しみました。
優勝した防衛医大の多田君は、この3月に米国フィラデルフィアのジェファーソン大学病院で一緒に臨床研修をし、バーでビールを飲みながら語り明かした仲です。彼の明るいキャラクターが、チームワークが良い防衛医大チームの鍵となっていたように見えました。
昨年PQJ2017開催時に大いに助けていただいたマラヤ大学のChen先生、群馬大学の鯉淵先生や鳥取大学の河合先生、大阪大学の岡村先生などとも旧交を温め合いました。

PQJ2018代表の永水君、熊谷君は素晴らしい運営をしました。1年前、彼らにPQJの主催を任せるとき、僕は彼らに言いました。「PQJの主催は、ものすごく苦労すると思う。でも主催することにより、君たちはものすごくたくさんのことを学び、普通ではできない経験をできる。そしてその経験は一生の宝物になる。この言葉をよく覚えておいて欲しい」
閉会式が終わった後、永水君に、僕が1年前に言ったことを覚えているか聞いてみました。「はい。本当に井上さんの言った通りでした」

帰りに大阪医科大学のチームメンバーにPQJの感想を聞きました。

楽しかった。同時にものすごく悔しかった、もう一度PQJに出たい、そして勝ちたい!


これらの言葉を聞いて、僕はこの遠征旅行の目的は達成されたと思いました。
どれだけ努力しても、勝てるとは限らない。しかし、大事なのは、負けても負けても次に挑む姿勢なのです。その姿勢がある限り、成長が止まることはありません。

来年のPQJ2019が楽しみです。

大阪医科大学医学クイズ研究会 部長 井上鐘哲

(このアルバムのすべての写真の著作権を放棄します。みなさんSNSなどでご自由にお使いください。)