PQJ2017 当日のスケジュールを発表します!
First Round(1回戦)のどのグループにどのチームが入るかは、近日中に発表いたします。
受付は9:00から大阪医科大学 臨床講堂ホールで開始いたします。Opening Ceremony(開会式)には、全チーム、出席していただきます。皆様、遅れないようにいらしてください。もし遅れそうなときは、早めに主催者までご連絡ください。
PQJ2017 当日のスケジュールを発表します!
First Round(1回戦)のどのグループにどのチームが入るかは、近日中に発表いたします。
受付は9:00から大阪医科大学 臨床講堂ホールで開始いたします。Opening Ceremony(開会式)には、全チーム、出席していただきます。皆様、遅れないようにいらしてください。もし遅れそうなときは、早めに主催者までご連絡ください。
医学生生理学クイズ2017(PQJ2017)は、全国そして海外のたくさんの大学から出場登録を受け、先日登録を締め切りました。
今回のPQJ2017、なんと、16大学、21チームが4月16日(日)、大阪医科大学に集結します。
クイズ出場者 81名、オブザーバー参加者 16名、合計97名が一同に集います。
果たして、どんな熱い大会が繰り広げられ、どんなドラマが生まれるのでしょう? 今から楽しみです。
以下は、今回出場する大学のリストです。
東北大学
Tohoku University
東京慈恵会医科大学
The Jikei University
自治医科大学
Jichi Medical University
藤田保健衛生大学
Fujita Health University
三重大学
Mie University
金沢医科大学
Kanazawa Medical University
金沢大学
Kanazawa University
滋賀医科大学
Shiga University of Medical Science
大阪大学
Osaka University
近畿大学
Kindai University
大阪医科大学(4チーム)
Osaka Medical College
徳島大学
Tokushima University
岡山大学
Okayama University
鳥取大学(2チーム)
Tottori University
長崎大学(2チーム)
Nagasaki University
国立台湾大学
National Taiwan University
なお、クイズ出場登録は締め切りましたが、オブザーバー参加にはまだ若干名の空席がございます。参加記念品などがもらえないと言う条件でも参加したい方がいましたら、参加申込ページからお申込みください。
PQJ2017、四国から初のチームの登場です! 徳島大学チーム「いわがんつ」です。
代表の小林陽花さんの意気込みです。
「優勝します。」
これ以上ないわかりやすく力強いメッセージ、ありがとうございました!
今日は、関西から新たな強敵の紹介です。その名も滋賀医科大学 Team Beasts!
代表の川崎翠さんの意気込みです。
「初出場ですが、琵琶湖の地を代表して精一杯頑張ります!」
ほとんどのチームが初出場なので、チャンスは大いにあります。ぜひ優勝して”Otsuki Cup”を湖国に持ち帰ってください。
投稿 井上 鐘哲(PQJ2017共同代表)
今日は、大阪医科大学生理学教室の小野富三人(Ono Fumihito)教授のインタビューをご紹介します。
東京大学医学部での学生時代のお話、アメリカでの研究生活のお話、現在の研究、医学生が生理学を学ぶ意義、などなど様々な貴重なお話を伺いました。
◯小野富三人先生 略歴
平成3年 東京大学医学部卒業
平成8年 東京大学大学院医学研究科修了
平成10年 ニューヨーク州立大学(SUNY at Stony Brook)助教授
平成15年 フロリダ大学(University of Florida)助教授
平成19年 米国国立衛生研究所(National Institute of Health)室長
平成26年 大阪医科大学生理学教室教授
Q. 生理学は、小野先生にとってどんな学問でしょうか?
A. ノーベル賞で医学生理学賞ってあるでしょう?なぜそう言うかというと、医学と生理学は互いに対応する学問だからです。医学は病気を扱う学問、生理学は病気ではない正常な状態で身体がどう動いているかを扱う学問なのです。
東大では、4年生から臨床医学の勉強が始まりました。病気が入ってくると、やっと勉強が楽しくなるのが普通の医学生ですが、私の場合は、人体の正常の仕組みを理解する科目が終わってしまったのが寂しかったです。
病気のメカニズムを知るためには、正常なメカニズムを理解している必要があるので、臨床にとって生理学は必要です。また一方で、生理学それ自体がとても面白い、というのが生理学の良いところなのです。
Q. 小野先生が、生理学の研究の道に進んだ理由はどんなものだったのですか?
A. そんなに劇的な理由ではなかったですよ。医学部3年生の生理学の講義が面白くて興味を持ったのです。そのあとの基礎研究室配属で、脳の研究室に入って神経生理学を深く勉強したことがきっかけで、特に神経に興味を持ちました。大学卒業後は臨床研修をしましたが、やはり生理学が面白いと思い、研究の道に進むことにしました。
Q. 小野先生が学生の頃から興味を持たれたという、神経生理学について詳しく聞かせていただけますか?
A. 神経生理学は、脳、記憶、学習といった、興味深いテーマが多いです。神経が面白いと思ったきっかけは、ヒューベルとウィーゼルという、ノーベル賞を受賞した研究者の研究について、実際に見てきた東大の高橋國太郎先生から聞いたことでした。物体を見たときに網膜のどの神経細胞が発火するか、物体が上方に動くとその動きに反応してどのように発火するか、というように、物体が見えることと神経細胞の発火との関連を発見した研究でした。当時の私には、物が見えるということが神経細胞の発火で表せるということが衝撃的でした。
基礎研究室に配属された時から、脳というのは面白いな、と思っていました。神経内科で失語症専門の先生が、学生を集めて抄読会をやっていて、私も参加しました。そこでの、失語症の話、脳の左右のつながりを切った人の話、右脳と左脳には全く別の人格があるといった話に興興味をそそられました。
いろんなところに顔を出せるのは学生の特権です。そうやっているうちにこの道に入っていましたね。
Q. 生理学クイズ大会を2017年の春に大阪医科大学で開催しますが、小野先生は、生理学クイズ大会に対してどんな期待を寄せていますか?
A. 生理学クイズ大会は、クイズをやるということ自体に意味があると思います。生理学を勉強するモチベーションになりますし、自分でいろいろ考えますから。また、英語でやるとなると、英語が身につくので将来のためにもなります。
大学の生理学の授業で扱う内容には限りがあります。クイズ大会を通してより深く生理学を学べるというのは魅力ですね。生理学は、臨床の全ての科目において基礎になるので、深く理解しておけば必ず役に立ちますよ。
同じ生理学をテーマにして、クイズ大会に参加している他大学の医学生、他の国の医学生と交流することができるのもまた魅力です。発展途上国の大学でも学生がこんなに優秀なのか、と感じることもあり、良い刺激になるでしょう。
(取材・構成 安原千晴・井上鐘哲)
(公式Facebookに以前連載したものを編集・再録しました)
全国そして海外の15大学、20チームが出場する医学生生理学クイズ2017(PQJ2017)、出場を検討中の方々から引き続きお問い合わせをいただいております。
現在、出場登録やオブザーバー登録の手続きを進行中の方々がいます。またそれ以外にも登録を検討中の方々がいると思いますので、明日の日曜日深夜24時(月曜日0時)まで、出場登録を受け付けます。クイズ出場は、2名のチームから可能です。オブザーバー参加は、一人でも可能です。まだ間に合いますので、迷っている方も今一度お友達などと相談して参加をご検討ください。
井上鐘哲(PQJ2017共同代表)