今年の日本フッ素研究会のご案内 HOME
日時 2018年11月4日(日)
時間 午前10時-12時 関係者によるフッ素問題の運動めぐる会議
12時ー 1時 評議員会
午後 1時―2時 成田先生の講演
2時-3時 秋庭:国際フッ素学会の報告及び
フッ素が脳に沈着するメカニズム
3時-4時 運動報告と近藤先生の解説
参 加 費 : 2000
円
(資料代 1500 円+
会場費 500 円)
新潟大学歯学部予防歯科、境 脩 助教授が日本のフッ素推進の主役を演じたことは今では忘れられている。彼は学生に「君たちは、歯科医になりむし歯を治療することになる。しかし死ぬまでに何本の歯を治療出来るか考えたことが有りますか。せいぜい数万本でしょう。しかしフッ素を使うと何億本ものむし歯が予防できるのです。私と力を合わせてフッ素を推進してゆこうではありませんか」「フッ素にも副作用はある、斑状歯が発症するのですが飲料水フッ素濃度1ppmでは軽症の斑状歯しか出ません、表面が白くなって見かけはかえって良くなるくらいです、むし歯予防効果は50-60%です、副作用が無いことは、水道水フッ素化実験の後に全身の健康調査で確かめられているのですから。人体実験で確かめられているのですから、これほど確かなことはありません」。これがフッ素推進学者が動物実験でフッ素の危険性が指摘されても無視できる理由であります。「我々はネズミではない」と疫学調査のフッ素の発がん性をも否定できる理由なのです。
彼は学生たちを組織し、予防歯科に残しフッ素推進の方法を教育しフッ素推進歯医者を育てて行く。卒業後は厚労省、県、市の保険課に送り込み政治的にフッ素推進の主要な原動力としてきた。このような力に誰が抵抗できましょう。こうしてむし歯予防のフッ素利用が拡大してきたのです。
1991年アメリカ政府がアドホック・レポートが公表され、我々は翻訳して何が書かれているか確かめた。結論は水道水フッ素化を継続する内容であった。しかし高橋晄正先生だけは「フッ素の利益と危険性との表題は今回が最初だ、フッ素推進の流れが変わった。フッ素が摂取され胃酸と反応してフッ化水素として血中に吸収される。しかもフッ化水素はフッ素イオンの100万倍の速さで吸収されるのです。フッ素の毒性の見方が変わって行く画期的なレポートだ」と言われ「フッ素入り歯磨き剤最も危険説」を提唱され。我々にこの方向で、先生の研究を引き継ぐよう言われ、亡くなられた。
フッ素の危険性についての資料はもう山ほどあるのです。フッ素をむし歯予防に使うことは、インドのフッ素研究の第一人者スシーラ博士が「時代遅れの非倫理的(不道徳)なむし歯予防法だ。・・・フッ素は酵素阻害を引き起こすから、フッ素の摂取は少なければ少ないほど良い」と医学者向けのフッ素の毒性に関するテキストに書いております。フッ素の研究者にとってはフッ素の毒性についての科学的研究の結果、使ってはならない薬物となっているのです。
ニュージーランドに水道水フッ素化を主導的に導入し、後にフッ素化によるむし歯予防効果は殆ど無い、IQを低下させ、骨折が増加し、骨のがんが増加するとフッ素化反対運動に尽力されたコフーン博士は「骨のがんで死ぬ子供のために、何本のむし歯を予防すれば良いのか」と嘆いておられました。
むし歯予防法としては命の尽きたフッ素です。アメリカ政府とWHO、日本政府とその御用学者たちは命の尽きたフッ素を政治の力でゾンビのように蘇らせています。ゾンビは世界中を闊歩し子どもから老人まで体の内部から傷つけ命を奪っています。命の尽きたゾンビとの闘いは困難な闘いであります。それでも「間違っていることは間違っている」と主張し続けるしか我々の進む道は無いと信じています。
皆様のご助力、ご指導のお陰でこれまでフッ素研究会を継続して来られました。心から感謝いたしております。
皆様と力を合わせてフッ素の毒性を国民に知って頂き、むし歯予防のためのフッ素応用を止めさせてゆきたいと考えております。ぜひとも、ご参加、ご支援よろしくお願いいたします。
2018年9月 成田 憲一