この度、第46回日本臨床細胞学会近畿連合会学術集会を令和3年10月3日 (日)に橿原市にて開催させていただきます。
細胞診は低侵襲でありながら、様々な情報を含みます。本学術集会では美しい標本で丹念に観察し、その上で、残余検体を徹底的に使い尽くす、『細胞診のクラシックとモダン』をテーマとします。様々な工夫でのゲノム医療へ展開とともに、基本に立ち返りPap
• Giemsa染色法の検討を予定しており、細胞診に関わる全ての人に楽しんでいただける会にしたいと考えております。ともすると萎縮しがちな世情でありますが、この厳しい時代だからこそ得られる何かがあると信じます。本学術集会での交流、情報の共有を通じて細胞診分野の発展に少しでも貢献できれば幸いです。お一人でも多くの方々のご参加をお待ちしております。
開催を1年延期したにも関わらず、コロナ感染の先行きは未だに不透明です。予定通り開催すべく厳重な感染対策を行った上で会場での現地開催を行う方向で準備を進めておりますが、状況に応じて柔軟に対応いたします。開催変更等はできる限り速やかに広報いたしますので、学会員のみなさま、ご協力いただいております企業様へは、ご迷惑、ご不便をおかけしますが、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
第46回日本臨床細胞学会近畿連合会学術集会会長
奈良県立医科大学病理診断学講座教授
大林 千穂