【臨界事故周辺住民の健康状態推測と対策のための緊急提言】

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目 次

  1. 提言は以下のようなウェブやメーリングリストに転送されました。

  2. 提言に対する公的機関のレスポンス

  3. 臨界事故資料集

  4. メーリングリストなどでの論議を紹介します。(準備中)


1.提言は以下のようなウェブやメーリングリストに転送されました。

(これらはまだ整理途中で、転送先のすべてではありません。ご協力いただきました皆様に深謝申し上げます。)

A.提言をお送りしたホームページ

文面:〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
科学技術庁 核燃料サイクル開発機構(広報部情報公開課)御中

 愛媛大学医学部救急医学の越智元郎と申します。突然メールをお送りす
る無礼をお許し下さい。

 さて、東海村での臨界事故におきましては様々な憂慮すべき問題が明ら
かになっています。私が所属しております救急災害医療情報研究会におき
ましても、会員の間で、突っ込んだ論議がなされてきました。私共の論議
の中で特に時期を逃しては達成できないこともあると考え、このたび2つ
の提案を骨子とする緊急提言をさせていただくことになりました。

 皆様におかれましては、何とぞ私共の提言にお目通し下さり、関係機関、
部署等にご転送いただきたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。
                        越智・連絡先(省略)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

B.メーリングリストなど

chem-haz, Himedaruma, World NGO Network (WNN), SAIGAI, masui-ml, ml-poison, mcmq, jpmed.misc, rcml, Ocupational Health, mhr, 実地医療研究メーリングリスト, SEML, FDP, AML, Chuo-Iryo, Blue Bky, 3300ML, from-kobe, Science, Ariadne Net, TFC


2.提言に対する公的機関のレスポンス

 公的機関から私共の提言に対していただいたレスポンスは、ケミカルハザードという化学災害に対する 危機管理をテーマとしたメーリングリストで、ある政府関係者からいただいたメールだけでした。以下、いただいたコメントへのお返事として投稿したメールをご紹介いたします。

――――――――――――――・――――――――――――――
 ・・先生、皆様、愛媛大学医学部救急医学の越智でございます。

 ・・先生におかれましては、ご多忙中コメントをいただき、誠に
有難うございました。

 ケミカルハザードが今回の臨界事故に関する論議の場ではないと
いうご方針につきましては了解致しました。また現地で測定された
全ての詳細なデータが科学技術庁のホームページを通じて公開され
ているということも、大変有り難くお伺いいたしました。さらに私
共の提言を科学技術庁にお送り下さいましたことにつきましても、
深謝申し上げます。

 最後に私共の提言につきまして、もしどなたか直接のご担当者の
方から私共宛てに何らかのご説明を下さいますようご手配下さいま
したら、感謝に堪えません。御多忙中、誠に恐縮ではございますが、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

越智より(chem-haz 31)
| 特に、提案1にございますように、事故が発生したとされる30
|日午前10時半過ぎにはガンマ線が検出されておらず、同日夜に
|なってγ線が初めて検出されているという現象(資料3)は、こ
|れまでの当局のご発表や報道内容のみでは理解に苦しむもので、
|ぜひご担当者からの情報提供をいただきたい所でございます。
|(資料3: 
http://www.m.ehime-u.ac.jp/~mtanaka/nuclear/

| また提案2の、住民家屋内での中性子線量の調査でございます
|が、ご専門家の方々の間ですでにご検討はいただいていると思い
|ますが、実際の調査につきましてはどのような形でご計画いただ
|いておりますか、ぜひお伺いしたい所でございます。

 最後に、先生におかれましてはくれぐれも御身体にお気を付けて
いただき、今回の事態を乗り切って下さいますよう、お願い申し上
げます。お返事有難うございました。
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