平成11年度愛媛救友会総会


(1)開 会


ア 会長あいさつ(竹村武士)

 皆さんこんにちは、平成11年度愛媛救友会総会ならびに第8回愛媛救友会松山大会の開催にあた り挨拶申し上げます。皆さまにおかれましては、大変お忙しい中、伊豫消防本部中村芳幸消防長様他 お二人の来賓の方、木村センター長、渡辺副センター長、西山センター長、高石麻酔科部長、そして 本年から顧問としてご指導いただきます松山赤十字病院の竹吉麻酔科部長の出席をいただき有り難う ございました。また、会員の皆さまにおかれましても、多数の出席有り難うございました。また、こ の松山大会の生駒実行委員長始め伊豫消防の皆さま大変お世話になりました。この場をお借りしてお 礼申し上げます。

 今大会の内容ですが、テーマを「水難事故の救急救助」とし3演題の発表及び特別講演、さらに総 括講演を予定しています。当初のご案内とは一部変更が有りますがよろしくお願いします。

 この愛媛救友会は、趣旨でもあるプライベートの会で有って、皆さんと一緒に作り上げる会であり ます、ご要望とかご意見が有りましたら事務局か会長へ直接申し出てご指導下さい。色々な職種の方 が集まりみんなが作る会で、顔を知って親睦を深め、そして愛媛県をもとに他県とかグローバルなめ で広がって行く会にしていきたいと思っていますので皆さまのご協力をお願いします。

 最後に、この会が益々発展して皆さまと共に愛媛県下のプレホスピタルケアが充実していくことを 望んでいます。よろしくお願いします。


イ 顧問の先生あいさつ(顧問 高石 和)

 愛媛県立新居浜病院麻酔科の高石です。本日は、愛媛救友会の第8回大会が開催されますことをお 喜び申し上げます。今回は、水難救助がテーマですこれから夏に向かい、水の事故が多くなってくる と予想されます。まことに時期を獲た良いテーマだと思います、私も皆さまと一緒に勉強させて戴こ うと思っています。

 この愛媛救友会も今年で4年目に入ったそうです、これからも益々発展し愛媛救友会を中心に救急 の輪が皆さまに、また一般の人々の間にも広がって行くことをお祈りして挨拶とさせて戴きます。


ウ 来賓あいさつ(伊豫消防等事務組合消防長 中村 芳幸)

 伊豫消防の中村です。平成11年度愛媛救友会総会にお招きを戴きまして誠に有り難うございまし た。会員の皆さまにおかれましては、平素から救急救命に情熱を傾けられご尽力を戴いております。 この場をお借りして心から感謝と敬意をもうするものでございます。また顧問の先生方におかれまし ては、日ごろから救急業務各班にわたりまして格別のご指導ご支援を戴いております。厚くお礼を申 し上げます。

 さる5月1日には、県民待望のしまなみ街道が開通され瀬戸内三橋時代を迎えたところです。四国 内の高速道路も着々と整備が進められ、来春には徳島自動車道が川之江市まで接続をされます。また 平成12年度中には、大洲市まで開通予定で利便性を増します。その反面高速道路での事故が発生し ますと大規模な救急事故になることが予想されます。消防機関、医療機関はもとより関係機関がこれ まで増して一層の緊密な連携の元に職務を遂行していかなければ成らないと考えております。この所 の救急事情は、高齢化社会の到来や疾病構造の変化等により、多種多様化になっています。また救急 も年々増加の傾向にあることはご存じのとうりです。そうした中につきまして救急業務に対する住民 の信頼と深くつきあうためには、幅広く高度な救急技術を身につけ日々研鑽に励むことが、私ども消 防に科せられた責務であろうと思います。皆さん方の更なるご努力に期待をいたしたいと思います。

 私ども消防機関におきましても21世紀を目前に控えたコミニュティー、消防を取り巻く諸情勢 は、大きく変化をいたしております。一層高度な対応が求められておる状況であろうかと思います。 そうした状況の中にあって救急体制におきましても救急救命士の計画的な養成や救急隊員の処置拡大 に伴う救急隊員の積極的な運用と共に、救急資器材の整備ににつきましても努力を致しまして、救急 業務実施体制の充実強化に努めてまいりたいと考えております。

 今後につきましては、一層の救命率向上をはかる為には、救急隊はもとよりバイスタンダーの適切 な応急手当を実施することが不可欠でこざいますので、今後機会ある毎に応急手当の普及啓発に取り 組んでまいりたいと思います。そうすることが我々の使命であろうかと思います。この場を借りまし て、顧問の先生方、医療機関の先生方には今後とも一層のご指導ご支援を賜りますとともに、この愛 媛救友会の益々のご発展とご参会の皆さん方のご活躍をご祈念申し上げましてご挨拶とさせていただ きます。本日は、おめでとうございます。


オ メッセージ(顧問 越智元郎)

 救友会会員の皆さま、本日は第8回愛媛救友会松山大会の開催おめでとうございます。私は、この 機会に次の2点のお願いやらお礼を申し上げたいと思っておりましたが、出席出来ませんので、失礼とは思いますが、皆さまの伝言とさせて戴きます。

 まず、先般は、気道異物に関する調査に県下全消防本部からご協力戴きまして誠に有り難うござい ました。このたびこの調査が、自治省消防庁の委託研究となり、今月追加調査として再度アンケート 調査をお願いする予定です。引き続きご協力のほどよろしくお願いします。

 次に、昨年には東温消防本部と乳児の突然死撲滅キャンペーンの共催で、乳幼児救急救命講習会を実施致しました。本年は、秋田の円山先生をお迎えして今治消防のお世話で、8月5日木曜日17時30分から今治市で実施されます。本年も愛媛救友会の皆さまにはご協力をどうかよろしくお願いたします。

 それでは、本日の会が充実したものに成ります事をお祈りしております。


(2)議 事


ア 平成10年度事業報告及び歳入歳出決算について(議案第1号)

 1、平成10年度事業報告
   平成10年 5月23日 平成10年度愛媛救友会総会
               第6回愛媛救友会(松山大会)
         6月21日 第7回愛媛救友会打ち合わせ(今治市)
         7月20日 松山海上保安部巡視船体験航海
        10月31日 第7回愛媛救友会(今治大会)
        11月11日 日本救急医学会(高松市)に発表

   平成11年 1月15日 運営委員会(松山市)
         3月 6日 第8回愛媛救友会打ち合わせ(松山市)

 2、平成10年度歳入歳出決算
      歳入総計    歳出総計   差引残額
     1,303,096円   643,365円   659,731円
    平成10年度事業報告及び歳入歳出決算について、ご承認いただきました。
    差引残額659,731円は、平成11年度に繰り越します。

ウ 平成11年度事業計画(案)及び歳入歳出予算(案)について(議案第2号)


 1、平成11年度事業計画(案)
   平成11年 5月15日 日本救急医学会中国四国地方会(高松市)に発表
         7月17日 平成11年度愛媛救友会総会
               第8回愛媛救友会(松山大会)
         8月中旬  第9回愛媛救友会打ち合わせ(大洲市)
         9月下旬  第9回愛媛救友会打ち合わせ(大洲市)
        11月27日 第9回愛媛救友会(大洲大会)
        11月10日 日本救急医学会(東京都)に発表
   平成12年 1月下旬  運営委員会(松山市)
         3月中旬  第10回愛媛救友会打ち合わせ(松山市)

 2、平成11年度歳入歳出予算(案)
      歳入総計    歳出総計   差引残額
     1,391,000円   1,391,000円     0円
    平成11年度事業計画(案)及び歳入歳出決算(案)について、ご承認いただきました。

エ 役員改選について(議案第3号)


  会長 竹村武士   副会長 山地肇・山本伸一

  運営委員 貞徳正人・織川真二・越智元郎・兵頭和夫・立川妃都美・新田喬子・菅野悟
       柏田和俊・三並めぐる・牟禮里義・山口宜子・山口賢司・工藤克之・兵藤貞樹
       藤田幹雄・中村久・二宮加恵美

  事務局  井門啓・束村公則・森良貴

  会計監査 石川俊彦・大戸孝一

    平成11年度役員改選について、ご承認いただきました。

オ その他

 松山赤十字病院麻酔科部長の竹吉悟先生に、本年度から新しく顧問としてご指導頂く事になりました。報告いたします。


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