救急医療メーリングリスト(eml)より

2000年問題について(続)



9)山本さんより

Subject: [neweml: 05231] コンピュータ西暦2000年問題対応について
Date: Thu, 19 Nov 98 19:41:38 +0900

国立病院部運営企画課の山本光昭です。
ただいまの時刻は1998/11/19  19:21:27です。

 救急医療に限定された話題ではありませんが、以前本
メーリングでも話題になりましたので、国立病院・療養所
における2000年問題対応について情報提供いたします。

 11月18日付けで、「国立病院・療養所等における
コンピュータ西暦2000年問題対応実施要綱」及び
「マニュアル」を作成し、点検作業を開始しています。

 「実施要綱」及び「マニュアル」は、厚生省ホーム
ページにも掲載しています。(http://www.mhw.go.jp)

 要点は、長文で真に恐縮ですが、下記のとおりです。

※「実施要綱」と「マニュアル」の趣旨
 コンピュータ西暦2000年問題対応については、「実施要綱」
及び「マニュアル」に基づき実施するものであるが、施設幹部
が十分に問題認識するとともに、システム、特に医療機器等に
ついては、直接取り扱う医療スタッフ1人1人が直接リストアッ
プを行うことによって問題認識を持ち、点検にあたるものである。
 そのため、「実施要綱」は主として施設幹部が活用する観点
から、対応体制、職員等への啓発、点検及び報告方法、危機管
理計画の策定などについて取りまとめたものであり、「マニュ
アル」は主として診療、看護、事務等の現場担当者が活用する
観点から、フローチャート等を含む具体的な点検方法、点検表
・報告表記入例、危機管理計画例などについて記述したものである。

※「実施要綱」及び「マニュアル」作成にあたっての考え方
(1)責任体制
 施設等で取扱いが異なることにならないよう、具体的に責任
体制を図で明示するとともに、施設における取りまとめは原則
庶務課としたこと。
(2)点検対象分野
 @コンピュータシステム、A医療機器、B一般・医療設備(
電源、防災設備等)に分類し、それぞれの分野毎に責任者を明確
化したこと。
(3)職員への啓発
 定期的に開催される会議等を活用して周知徹底を図ること。
(4)点検及び報告
(共通事項)
 ア 現場担当者が対象分野毎にリストアップを行い、それぞれの
   システムについて業者に問い合わせるなどの「指さし確認」
   を行うこと。
 イ  国立病院部独自の点検表、総括点検表等については、表計算
   ソフト「エクセル」で作成するものとし、国立病院等総合情
   報ネットワークシステム(以下、HOSPnetという。)
   で報告するようにしたこと。
 ウ 看護部門については看護単位毎に機器等をリストアップした
  上で看護部長で一括して確認することとし、その他の部門につ
  いてはそれぞれの部門でリストアップ・確認をすること。
(分野別事項)
 ア HOSPnet、がん診療総合支援システム、循環器病診療
  総合支援全国ネットワークシステム、オーダーエントリーシス
  テムについては重要コンピュータシステムと位置付け、「厚生
  省コンピュータ西暦2000年問題対策実施要領」の点検表をその
  まま用いて、最終的には統計情報部まで報告すること。
 イ それ以外のコンピュータシステムについては、国立病院部独
  自の点検表、点検総括表を用いることとし、国立病院部までの
  報告とすること。
 ウ 医療機器等については、デジタル表示される機器等すべてを
  対象として幅広にリストアップするとともに、ランクAの機器
 (生命に影響を与える可能性のある医療機器)については、最終
  的には統計情報部まで報告すること。
 エ 医療機器等については、リストの作成・点検に加え、確認の
  確実さをより徹底するために各機器等にも確認票シールを貼付
  すること。
 オ 一般・医療設備については、すべて国立病院部までの報告と
  すること。
(5)点検等の実施
 ア  点検においては業者への確認のみならず、模擬テストの実施
  も行うこととしたこと。
 イ 模擬テストの実施が不可能なもの、業者に確認しても不明な
  もの(特に医療機器等)については、平成12年(2000年)1月1日
  0時における待機体制の確立、平成12年(2000年)1月1日以降の動
  作確認テストを実施させること。
(6)「危機管理計画」の策定
  2000年問題によりシステム停止、誤作動など不測の事態が生じた
 場合の対応及び連絡体制等を定める危機管理計画の策定にあたって
 は、自らの2000年問題対応のみならず、電力会社による送電停止等
 外部の事業体のトラブルに対する対応も想定して策定すること。

 以上です。

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   〒100-8045 東京都千代田区霞が関1丁目2番2号
      厚生省保健医療局国立病院部運営企画課
      山 本  光 昭
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11)玉木さんより

Date: Thu, 19 Nov 1998 20:26:53 +0900 From: "M.Tamaki" Subject: [neweml: 05234] Re: コンピュータ西暦2000年問題対応につい 山本@国立病院部運営企画課さん、皆さん、今晩は。 玉木@相模湖103です。 だいぶ前に、2000年問題について、 私も発言していましたが、 その時に、触れなかった話題で、 非常に重要なことが有ります。 それは、「2038年問題」です。 どういう問題かと言うと、 2000年問題同様桁あふれをするのですが、 1970年1月1日午前0時0分0秒を0とし 1秒ずつ数えている時間のパラメータが有ります。 その時間のカウントできる限界が 2038年に来るのです。 そのパラメータの桁数は、 サインビット1bit+31bit実数部 です。(計算してみて下さい。) だいたいのプログラムが ANSI仕様のC言語を使っているので、 すべてのプログラムにて共通の問題なのです。 まだ、ANSIの方からは 仕様変更の話が来ていませんが、 いずれは起きる問題だと思っています。 もし、政府機関として正式に 点検されるのであれば、 40年も先の話ですがこの部分も是非点検してみて下さい。 ========================================== 株式会社 フォークス システム部 玉木 基之(Motoyuki Tamaki) ===========================================

11)山本さんより

Subject: [neweml: 05235] 返信:[neweml: 05234] Date: Thu, 19 Nov 98 21:16:17 +0900 国立病院部運営企画課の山本光昭です。 ただいまの時刻は1998/11/19 21:01:05です。 [@INET] tamaki@forks.co.jpさんのメール 「[neweml: 05234]」について返信します。  2038年問題というのは、全く知りませんでした。  情報分野の専門家では、常識なのでしょうか。  いずれにしても、政府ということであれば、是非、政府 全体の「行動計画」を取りまとめている総務庁や内政審議室に も情報提供してもらえませんでしょうか。(各官庁のホーム ページを開いていただくと、メールでの意見受付をしている と思います。)  ちなみに、国立病院・療養所における点検は対象のリスト アップをし、すべてメーカーや納入業者に安全性の確認をと るというものです。  ですから、2038年問題についてメーカー等が認識して いることが重要であり、そういう意味からも広く産業界サイ ドでの理解が必要だと思います。  ところで、医療機器の耐用年数というと7〜10数年という 気がするのですが、現在の医療機器等について2038年問題 をチェックする必要性というのは、特にどのような観点から重 要なのでしょうか。ご教示いただければ幸いです。  それでは、今後ともよろしくご指導の程お願い申しあげます。 ---------------------------------------------  〒100-8045 東京都千代田区霞が関1丁目2番2号 厚生省保健医療局国立病院部運営企画課       山 本  光 昭 ---------------------------------------------

12)玉木さんより

Date: Fri, 20 Nov 1998 00:33:26 +0900 From: "M.Tamaki" Subject: [neweml: 05237] 2038年問題 山本さん、皆さん、今晩は。 玉木@相模湖103です。 MY-LKN@mhw.go.jp wrote: >  2038年問題というのは、全く知りませんでした。 >  情報分野の専門家では、常識なのでしょうか。 コンパイラーに精通している、ソフトウェア技術者なら知っていると思います。 (正確には、コンパイラーの time_t()と言う関数(時間の関数) の仕様を知っている方なら 知っていなければならないことです。) >  いずれにしても、政府ということであれば、是非、政府 > 全体の「行動計画」を取りまとめている総務庁や内政審議室に > も情報提供してもらえませんでしょうか。(各官庁のホーム > ページを開いていただくと、メールでの意見受付をしている > と思います。) 情報に関しては、まだ少ないと思いますが、2000年問題と同時期に問題提起さ れています。 しかし、40年先のことなので、 目の前の2000年問題を片づけてから.... と言う動きです。 >  ですから、2038年問題についてメーカー等が認識して > いることが重要であり、そういう意味からも広く産業界サイ > ドでの理解が必要だと思います。 この前、京都の講習会のときにア・・の○島さんとこの話題について少しお話 したのですが、 認識されていなかったみたいです。 我々の業界でも、ごく少数の人間しか 認識されていないのが実状です。 infoseekにて検索したところ 対応されているメーカーも 有ります。 >  ところで、医療機器の耐用年数というと7〜10数年という > 気がするのですが、現在の医療機器等について2038年問題 > をチェックする必要性というのは、特にどのような観点から重 > 要なのでしょうか。ご教示いただければ幸いです。 このtime_t()で扱う時間は、前述の通り1970年1月1日午前0時0分0秒を0と規定し1秒に 1づつ加算されている いわば「コンピューター(OS,プログラム)内部の絶対時間」 です。 2000年問題がプログラムが扱うデータの時刻表現の問題であり、 2038年問題は、プログラムが扱える未来の時間の最大値(最長値)なのです。 ですから、その時が来てしまうと1970年−68年余の過去に時刻が戻るか、 本当にプログラムが停止してしまうか。 (時刻の差分計算をしているプログラムが、 矛盾した答え(負の時刻)を吐き出すので、 エラーになってしまうかもしれない。 あくまでもプログラム(データ)の作り方による。) 2000年問題よりも被害が甚大と言われる理由は、 前述のことだけでなく 対策するためには、 時刻を扱っている(例外なしの)すべてのデータの形式を変更しなければならず なお且つプログラムも(例外なしの)すべて変更しないといけない点に有ります。 2000年問題は、プログラムを作った人の仕様で起きる問題なので、 プログラムを作った人がプログラム仕様を変えるだけでいいのですが、 (パッチを充てることも出来る。ローカルルールで済むから。) 2038年は、プログラムを開発する環境の仕様 (ANSI規準、UNIX系も同様)がそうなっているので、 その仕様を変えられると、世の中すべてのプログラムを 再コンパイル掛け直さなくてはならなくなります。 一番身近な例で言いますと、 e-mailにくっついてくるタイムスタンプも この関数にて扱っていますので、 2038年のその時が来ると e-mailの発送時間〜到着時間まで 多分1970年−68年ぐらいの時刻になると思われます。 (誰か1回実験してみるといいかもしれない。 そのかわりネットワークをうまく通過できるかどうかも分かりません。 途中のサーバーで大混乱したりして) NETWORKにてほとんどのコンピューターがつながっている時代。 ローカルルールのプログラム変更では、済まないと思います。 私の説明でわかりにくい部分は、下記のwebにアクセスしてみて下さい。
http://www.yamato.ibm.co.jp/ad2000/method1.html IBMの2000年問題のwebです。 簡素に、しかも的を得た解説をしてあります。 よろしくお願いいたします。 ========================================== 株式会社 フォークス システム部 玉木 基之(Motoyuki Tamaki) ===========================================

13)玉木さんより

Date: Fri, 20 Nov 1998 00:57:58 +0900 From: "M.Tamaki" Subject: [neweml: 05238] Re: 2038年問題(またまた長文)< すいません、自己レスです。 MY-LKN@mhw.go.jp wrote: >  ところで、医療機器の耐用年数というと7〜10数年という > 気がするのですが、現在の医療機器等について2038年問題 > をチェックする必要性というのは、特にどのような観点から重 > 要なのでしょうか。ご教示いただければ幸いです。 過去のデータ及びプログラム上でダイナミックに扱うデータ中の 時間表現が2038年以降も表現できるかどうかです。 過去のデータに関しては、2000年問題で対策されているので、 ほぼ問題がないと思いますが、 プログラム中で扱う時間の形式を開発環境に任せたままでいると 2038年には問題が発生すると思われます。 現状では、 「プログラムを作成する際に意識して時間のデータ長に 冗長を付加しておく。」 「時間差を計算する場合には、サインビット(符号ビット)を無視する。 または、符号拡張をする。」 等の配慮が必要になると思います。 医療機器に限らずコンピュータ機器のプログラムは、 まったく新しい機械を作らない限り、 出来るだけ過去のプログラムソースを再利用しようとします。 プログラムが引き継がれる=データ形式も引き継がれる ですから、今の機器のデータをそのまま引き継ぐ分には 都合が良いのですが、2038年以降にそのデータが有効になるかどうかが 一つの目安になると思います。 また、 新しいデータ形式=>過去のデータがそのままでは使えない。=> 変換しないと使えない。=>変換用プログラムを作る。 となりますから、現状の機械本体には 点検項目としては特にないのですが、 その機器から引き継がれるデータは 点検する必要が有るのではないかと思われます。 (2038年問題対応の機器で正常に読み込みできるか。) 個人で持っている情報がGByteの単位ですから、 2038年ぐらいにはTByteの単位になって 「変換するのに数ヶ月掛かる。」かもしれないですね。 ========================================== 株式会社 フォークス システム部 玉木 基之(Motoyuki Tamaki) ===========================================

14)山本さんより

Subject: [neweml: 05239] 返信:[neweml: 05238] Date: Fri, 20 Nov 98 09:26:42 +0900 国立病院部運営企画課の山本光昭です。 ただいまの時刻は1998/11/20 09:22:07です。 [@INET] tamaki@forks.co.jpさんのメール 「[neweml: 05238] Re: 2」について返信します。 >MY-LKN@mhw.go.jp wrote: >>  ところで、医療機器の耐用年数というと7〜10数年という >> 気がするのですが、現在の医療機器等について2038年問題 >> をチェックする必要性というのは、特にどのような観点から重 >> 要なのでしょうか。ご教示いただければ幸いです。 >ですから、今の機器のデータをそのまま引き継ぐ分には >都合が良いのですが、2038年以降にそのデータが有効になるかどうかが >一つの目安になると思います。 >また、 >新しいデータ形式=>過去のデータがそのままでは使えない。=> >変換しないと使えない。=>変換用プログラムを作る。 >となりますから、現状の機械本体には点検項目としては特にないのですが、 >その機器から引き継がれるデータは点検する必要が有るのではないかと思 >われます。(2038年問題対応の機器で正常に読み込みできるか。)  →ありがとうございました。   そうすると、ユーザーたる医療機関側からのアプローチというより   メーカー側へのアプローチの方がより重要という気がします。   ところで、このnewemlの5237、5238を厚生省の医療   機器の承認を担当している医薬安全局の方へ渡してもよろしいでし   ょうか?   それでは、今後ともよろしくお願いします。 ---------------------------------------------  〒100-8045 東京都千代田区霞が関1丁目2番2号 厚生省保健医療局国立病院部運営企画課       山 本  光 昭 ---------------------------------------------

15)玉木さんより

Date: Fri, 20 Nov 1998 13:46:59 +0900 From: "M.Tamaki" Subject: [neweml: 05243] Re: 返信:[neweml: 05238] 玉木@相模湖103です。 MY-LKN@mhw.go.jp wrote: >   そうすると、ユーザーたる医療機関側からのアプローチというより >   メーカー側へのアプローチの方がより重要という気がします。 その通りです。医療機関側からの個別対応では、解決しきれない部分が有りま す。政府機関では、 通産省が音頭を取っていますが、 ソフト修理業斡旋みたいな形を取っていて、 将来に向かっての方針が出ていません。 しかも2038年問題は、触れられていません。 (通産省のwebにて。) この際、厚生省側で、 医療機器に組み込むコンピュータの 信頼性設計ガイドラインみたいなもの(ルール)を出して 見たらいかがでしょうか。 その中で、2038年問題の方針も決定すれば、 少なくとも国内のメーカはそれに準じてくれるのではないのでしょうか。 ========================================== 株式会社 フォークス システム部 玉木 基之(Motoyuki Tamaki) ===========================================

16)越智より

Subject: [neweml: 05244]厚生省におけるコンピュータ西暦2000年問題 From: Genro Ochi Date: Fri, 20 Nov 1998 16:10:09 +0900  おち@愛媛です。厚生省 山本さんより neweml: 05231で ご紹介のありましたコンピュータ西暦2000年問題のペ− ジを訪ねてみました。以下、項目を拾ってみますと。。 【厚生省におけるコンピュータ西暦2000年問題への取組  みについて】
http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp0911-1.html 1コンピュータ西暦2000年問題とは 2厚生省の取組み (1)厚生省では、・・予備的な抽出調査を実施しました。 (2)厚生省が保有するシステムについては、既に必要な対応を   講じているかまたは、今後2000年を前に対応すること   となっています。 (3) また、関係業界の主要事業者の保有するシステムでは、   概ね対応済または対応する予定という結果となっています。 (4)今後、万全を期するためさらに詳細な調査を行って、必要   な対応策を講じることとしています。 3今後の対応 (1)厚生省では、・・省内に大臣官房長を議長とした「コンピュ   ータ西暦2000年問題対策検討会議」と、大臣官房政策   課を中心とした「コンピュータ西暦2000年問題対策作   業部会」を設置しました。 (2)また、内閣総理大臣を本部長とした高度情報通信社会推進本   部は、9月11日、「コンピュータ西暦2000年問題に   関する行動計画」    http://www.kantei.go.jp/jp/pc2000/980911action.html   を発表し、官民を挙げた具体的な行動の徹底を図ることと   しています。 (3)厚生省では、それらを受けて今後次の様な対策を講じること   としています。  a) 関係業界の保有するシステムについては、・・その対応    状況については追跡調査を行います。  b) それらの対応状況は厚生省ホームページ等を通じて国民    の皆様に情報提供してまいります。 4情報提供 (1)厚生省コンピュータ西暦2000年問題対策実施要領  概要   http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp1022-1_4.html  本文   http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp1022-1_4.html#honbun  ・ 厚生省コンピュータ西暦2000年問題具体的対応     http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp1022-1_a_4.html ・ 医療分野におけるコンピュータ西暦2000年問題への    対応     http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp1022-1_b_4.html# (2)国立病院・療養所等におけるコンピュータ西暦2000年問題   への対応  ・ 国立病院・療養所等におけるコンピュータ西暦2000    年問題対応実施要領     http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp1118_1/1_12.html  ・ 国立病院・療養所等におけるコンピュータ西暦2000    年問題対応マニュアル     http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp1118_2/1_12.html ・ 国立病院・療養所等におけるコンピュータ西暦2000    年問題点検(総括)表等の記入例等及び危機管理計画の    策定例示表(資料作成中) (3) 医療分野における「コンピュータ西暦2000年問題」への対   応について(通知)    http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp1022-2_4.html (4) 融資制度  ・ 環境衛生関係業     http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp1020-1.html ・ 社会福祉・医療関係事業     http://www.mhw.go.jp/topics/c2000/tp1020-1.html#a 5問い合わせ先  コンピュータ西暦2000年問題対策連絡窓口 担 当 担当部局  担当課室名  電 話 ファクシミリ 総括窓口 大臣官房  政策課   3595-2159 3595-2158 医療施設 健康政策局 総務課   3595-2189 3592-0710 医療機  医薬安全局 安全対策課 3595-2435 3508-4364  以上です。長文失礼しました。 **  愛媛大学医学部救急医学 越智元郎(gochi@m.ehime-u.ac.jp)

17)沢田さんより

Date: Fri, 20 Nov 1998 16:07:49 +0900 From: Hiroshi SAWADA Subject: [neweml: 05245] Re: 2038年問題 山本さんより([neweml: 05235) |2038年問題というのは、全く知りませんでした。 |情報分野の専門家では、常識なのでしょうか。 (以下、引用省略。越智)  割合UNIX屋なら知っていることです。  2**31−1 秒問題 ともいいます。  玉木さんの説明に屋上屋を重ねるのですが、UNIXオペレーティングシステムが 開発された時点で、記憶領域がもったいないので時間を32ビット整数に押し込も うとしたのが原因です。32ビット整数というと4億ちょっとですが、一年は 3153.6万秒なので、1970年1月1日を0として秒単位で計算しても当分大丈夫 と考えたのが少々甘かった。プログラムはやがて置き換えられますが、データは永遠 なんです。そこが分かってなかった。  2の32乗というと非常に大きな数のように思えて、結構あれよあれよと使いきっ てしまいます。インターネットのIPアドレスもそうですよねえ。全体で32ビット で世界中のコンピュータが十分示せるはずだったのが大いに甘くて、次世代のインタ ーネットは一気に128ビットまで広がることになってますが、先の話です。かくし てAMDAなんぞ8個しか割り当てがなくなってしまった。IPアドレスの枯渇、 経路情報の爆発的増加など「障害に強いインターネット」を脅かす状況が色々ある んですが、それは本題に関係無いのでさておき、  コンピュータ関係にはデータ扱いの見通しのまずさで損をしていることが多いです。 (MSDOSのFATなどが最たるもの。2000年問題も含まれる)  コンピュータは符号付の整数を扱う場合、31ビットまでが数で、最上位ビットが 符号になります。(正確には補数表現というやつ)ですから、16進で 0x7fffffff (=2038年 1月 19日 3時14分 7秒)以降も表現できますが、 符号の大小関係を正確に把握できない可能性があります。  根本的には、現在のコンピュータの記憶能力は飛躍的に増加しておりゲーム機で すら64ビット処理なわけで、時間表現を64ビットにすればよかった。これですと 3000億年弱処理できるのでほとんどの用途には大丈夫でしょう。  しかし、2000年問題より非常に難しいのは間違い有りません。2010年ぐら いから世界中で討議される気の長い話でしょう。時間の起点をずらせばいいのですが、 世界中のコンピュータで混乱無くこれを行うのは大変です。携帯電話の番号が変わる だけでも大騒ぎなのにね。 -- Hiroshi Sawada (Dr.dounuts)MD. |Yanahara Hospital System Administrator of AMDA(Assoc. Med.Doc.of Asia)
http://www.amda.or.jp/

18)山本さんより

Subject: [neweml: 05246] 返信:[neweml: 05243] Date: Fri, 20 Nov 98 16:21:58 +0900 国立病院部運営企画課の山本光昭です。 ただいまの時刻は1998/11/20 16:10:47です。 [@INET] tamaki@forks.co.jpさんのメール 「[neweml: 05243]」について返信します。 >>   そうすると、ユーザーたる医療機関側からのアプローチというより >>   メーカー側へのアプローチの方がより重要という気がします。 >その通りです。医療機関側からの個別対応では、解決しきれない部分が有りま >す。政府機関では、>通産省が音頭を取っていますが、 >ソフト修理業斡旋みたいな形を取っていて、将来に向かっての方針が出ていません。 >しかも2038年問題は、触れられていません。(通産省のwebにて。) >この際、厚生省側で、医療機器に組み込むコンピュータの >信頼性設計ガイドラインみたいなもの(ルール)を出して >見たらいかがでしょうか。    →厚生省の組織でいうと、私の国立病院部は、ユーザー側たる国立病院・療養所   を所管している立場なので、ご指摘の点は、医療機器もしくは、医療用コンピ   ュータを担当している部署が窓口となります。   (すなわち、私は、設計ガイドラインを出すかどうかの回答を申し上げる    立場にありません。)   医療機器の承認は医薬安全局、医療機器の開発振興及び医療用コンピュータに   ついては健康政策局が担当となっています。      (中略させていただきます。越智)      医薬安全局に対しては、私の方から情報提供します。 ---------------------------------------------  〒100-8045 東京都千代田区霞が関1丁目2番2号 厚生省保健医療局国立病院部運営企画課       山 本  光 昭 ---------------------------------------------

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