Date: Tue, 28 Oct 1997 18:38:00 +0900 From: 仁科晴弘Subject: [neweml:0415] 東京での災害救援ネットワークのお知らせ(長文) こんにちは。 仁科@シェア・国際保健協力市民の会です 東京近辺での大規模災害に備えて、NGO間のネットワーク作りが進んでいます。 そこへのご参加の呼びかけと、11/8(土)準備総会のご案内をさせてくださ い。 はじめに…… 阪神大震災では様々な分野の組織が救援に携わり、市民・ボランティアの働き の重要性が認識されました。しかし、多くの組織が緊急救援に対してまったく準 備をしていなかったことや、平常時に組織間の連携協力や情報交換システムなど がなかったことが、様々な場面で円滑な救援活動の障害となりました。 その反省に立ち、東京近辺の災害時に備え、東京に事務局を置く団体・NGO が平常時から情報を交換し、連携協力するためのネットワークを作りを目指し、2年前 からいくつものNGOが集まり話し合いを続けてきました。そして来年の1月、 正式に「東京災害ボランティアネットワーク」という名のネットワークを設立する事になりました。 こうした趣旨で東京災害ボランティアネットワークへのご参加を皆様にも呼び かけさせていただきたいと思います。つきましては、1997年11月8日の設立準備 総会へのご参加を呼びかけさせていただく次第です。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。 東京災害ボランティアネットワークの活動は・・(呼びかけ文より) 1)災害時における各団体の活動を効果的にするため、都下および周辺地域で災 害支援活動を検討している様々な組織体(市民団体を中心とする)の間で平常時 からの情報交換、連携協力をめざします。 2)災害時には各地域・団体間の情報・連携協力の調整センターとして機能すること をめざします。但し、その活動は参加団体の自主性と自己責任に基づくものとし ます。 3)行政・防災関係機関との連携、広域(関東・全国)のネットワーク形成をめざしま す。 ■原則として東京都下で災害が起こった時を想定したものです。 ■被災した方々の自立の支援を原則とします。 ■特定の営利、政治、宗教を目的とした活動とは一線を画します。 ◆参加資格: 原則として災害時において活動予定、または関心のある団体です。 ネットワーク設立の第一歩として、数多くのメンバーを募る事を目的に準備総会を開 催します。様々な方々が集まる、楽しい緩やかなネットワークにしたいと考えます。幅 広いご参加をお待ちしています。 (東京災害ボランティアネットワークへの参加は今のところ原則として団体参加 が基本ですが、準備会・設立総会などへ 個人での参加も大歓迎します。) 記 名称: 東京災害ボランティアネットワーク設立準備総会 日時: 1997.11.8日(土) 午後2時〜4時半 場所: 東京YMCA 神田本館201号 (千代田区神田美土代町7、tel 03-3239-9661) JR神田駅、御茶ノ水駅徒歩7分。地下鉄淡路町駅、 新御茶ノ水、小川町駅徒歩3分。 内容: リレートーク: 日本赤十字社、東京生協連、シェア、SVAなど 記念講演: "阪神淡路大震災からの警告" ―都市型大災害に備える― (仮題) 浅井 久仁臣 さん (ACT NOW アクトナウ 代表) アクトナウは、阪神大震災直後の支援・募金活動から始まったNGO。埼玉に事務局を 置きながら、今後の防災対策として、ボランティア登録制度や災害救助隊の編成・訓 練等を独自に行っている非常にアクティブな団体です。 参加費: 1000円(資料代こみ) 問い合せ:東災ボ事務局 柴田・佐藤 tel 03-3235-1171, fax 03-3235-0050 東京ボランティアセンター内 呼びかけ人/団体:連合東京、東京都生協連、SVA、日本赤十字社 読売新聞編集局、国境無き医師団、東京YMCA、 日本NPOセンター、東京都社協、東京ボランティアセンター、シェア など 97/10/28(火) 18:05 仁科 晴弘 Haruhiro Nishina シェア:国際保健協力市民の会 http://www.asahi-net.or.jp/~HV5E-USD/