■ MINCS-UHについて
大学病院衛星医療情報ネットワーク（Medical Information Network by Communications Satellite for Universtiy Hospitals, MINCS-UH）は以下のような高度な機能を有する衛星医療情報ネットワークです。-
デジタルハイビジョンを使用した高品質画像の放送
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２系統のテレビ回線を使用した双方向通信
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暗号を利用したセキュリティ保護
詳しくはMINCS-UHホームページ（http://www.umin.ac.jp/mincs/）をご参照下さい。
■ 遠隔講義プログラムなど
１．遠隔講義「心肺蘇生2001年の展望」の背景とご挨拶
1992年、自治省消防庁、日本赤十字社、学会関係など各分野の代表が参加した、日本医師会救急蘇生法教育委員会において、わが国の心肺蘇生法、特に一次救命処置と止血法の統一案が協議されました。そして、American Heart Association（AHA）のガイドラインに準拠するという合意が得られ、わが国の心肺蘇生法指針が策定、刊行されました。その後、海外では国際蘇生法連絡委員会（ILCOR）が組織され、心肺蘇生法に関する世界標準を作ろうという機運が盛り上がりました。1997年「心肺蘇生法に関するILCOR勧告」が発表され、さらに2000年8月にはILCORの主要組織である AHAの
新ガイドラインが発表されました。このような流れを受けて、日本救急医療財団心肺蘇生法委員会を中心として、わが国の新しい心肺蘇生法指針を作成するために協議調整が続けられています。
今回の遠隔講義では、今後どのような心肺蘇生法がわが国に導入されるのか、またそれに伴う利点と注意点など、わが国の広い層の蘇生関係者のために解説を加えたいと思います。今回、救急救命九州研修所、市立秋田総合病院、九州大学および長岡技術科学大学から、これまでわが国の心肺蘇生法の普及において地道な努力を積み重ねて来られた先生方をお招きしました。限られた時間ではありますが、わが国の新しい心肺蘇生のあり方が浮かび上がって来るような講義を御願いできると思います。
心肺蘇生は医療関係者のみならず、救急隊員、赤十字関係者をはじめ、広い層の人々のご協力があってはじめて成功します。私共は様々な分野の関係者が今回の講義を聴講して下さることを希望しており、各大学の担当者におかれましては学外からの受講者を暖かく受け入れて下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。。
２．遠隔講義「心肺蘇生2001年の展望」 プログラム
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- 15:30〜 愛媛大学医学部の紹介（２分）
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15:32〜 開講挨拶：愛媛大学医学部救急医学 白川洋一（３分）
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15:35〜 講座１：わが国の心肺蘇生法の統一について
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愛媛大学医学部救急医学 越智元郎（15分）―講義発信：愛媛大学から
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13:50〜 講座２：新しい心肺蘇生法とプレホスピタルケア
- 救急救命九州研修所 畑中哲生（15分）―講義発信：九州大学から
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14:05〜 講座３：わが国の医学教育・研修システムに ACLSを導入する意義
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九州大学大学院医学研究科 救急災害医学 橋爪 誠、漢那朝雄（15分）
―講義発信：九州大学から
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14:20〜 講座４：小児の新しい心肺蘇生法
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市立秋田総合病院 円山啓司（15分）―講義発信：秋田大学から
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14:35〜 講座５：溺水への対応と着衣水泳の意義
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長岡技術科学大学 齋藤秀俊（15分）―講義発信：秋田大学から
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14:50〜 質疑応答：司会 白川洋一（８分）
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14:58〜 閉講の挨拶：白川洋一（２分）
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■ 学外からの受講について
背景とご挨拶でも書きましたように、わが国の心肺蘇生法の普及に関心のある各分野の人々の受講を歓迎いたします。ただ、地元の大学病院で受講できる場合とそうでない場合があり、また学外からの受講者数をあらかじめ把握しておく必要がございます。大学関係者以外の方で本講義の受講を希望される方は、２月20日までに以下へご連絡下さい。
＊受講受付状況については http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/01/mincs/choko.htm をご覧下さい（中四国では島根医大、岡山大、山口大、徳島大、愛媛大、高知医大で受講できます）。
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連絡先：
〒791-0295 愛媛県温泉郡重信町志津川
愛媛大学医学部救急医学 越智元郎
TEL 089-960-5710（直通）、FAX 089-960-5714
e-mail: gochi@m.ehime-u.ac.jp