第61回中国四国合同産業衛生学会
     
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第61回中国四国合同産業衛生学会
学会長 和田 安彦
 
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 第61回中国四国産業衛生学会を平成29年11月24日(金)から25日(土)まで高知市の高知県立県民文化ホールにて第27回全国協議会との合同で開催することとなりました。
高知市では第55回中国四国産業衛生学会以来、6年ぶりの開催となります。
学会長として一言ごあいさつ申し上げます。
 本学会のメインテーマは「産業保健における疫学データの活用と倫理」といたしました。そもそも近代日本の産業衛生の業績のなかでも海外から高く評価されたものとして、軍隊での脚気の原因を突き止めた高木兼寛の疫学研究があります。これ以降も疫学的手法が産業衛生の問題解決に力を発揮してきました。しかしながら昨今は個人情報保護法の適用の混乱等により、職場での健康管理業務で生まれるデータの活用が十分に行いにくい現状もあります。さらに一定年で廃棄しなくてはいけない、との思い込みから勤労者にとっても貴重なデータが失われるという現実もあります。このような中、個人情報保護法が一昨年12年ぶりに改正され今年5月末に施行されました。これにより病歴等の要配慮個人情報の管理がより厳しくなった反面、ビッグデータ等を匿名加工情報にして積極的に利用していこうとする動きもあります。一方、個人情報保護法の適用除外とされている学術研究の倫理指針についても、一昨年12月に「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に統合・改正され、研究倫理・審査の考え方も若干変わりました。
そこで、本学会のシンポジウムでは産業保健における疫学調査・研究の重要性を概観するとともに、産業保健現場で生まれる健康情報の活用の先進事例、研究倫理審査の現状と課題、法的な問題等について専門家と実務者を交えながら討論を行い、あるべき健康情報の活用に関する方向性を見いだしたいと考えています。
 なお今回は全国協議会との合同開催ということで、幅広い分野の研究者、実務家が参考になる多くの企画を菅沼成文企画運営委員長、杉原由紀運営実行委員長が中心になって考えてくださっています。全国協議会の行事への参加に関して割引も考慮いただけるようですので、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
 さて、開催地の高知市は、例えば岡山市から高速道路や鉄道で2時間半余の比較的便利なアクセス環境にあります。6年前の学会の折はこの地で皆既月食を見ることができました。今回は地形を見ていただければ幸いです。少し足を伸ばせば「室戸ユネスコ世界ジオパーク」があります。それ以外にも地質学上有名な場所がいくつもあります。それらを見ることにより日本列島の成り立ちが分かります。と申しますのはプレートテクトニクスによる陸地(付加体)形成が世界で初めて陸上において実証されたのが高知の地層(四万十帯)であるからです。それがかなわない場合も高知城のてっぺんやビルの上などから高知平野を見渡してください。東西方向に連なる山並みは日本列島のミニチュアと映るはずです。またそこから高知のおいしい食材が産まれてくることも納得いただけると思います。この高知で学術みならず地質、気候、人々の生活、食文化を多くの皆様が楽しまれますことを願っています。

   
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