一般社団法人 日本小児リウマチ学会

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理事長挨拶

理事長 伊藤 保彦

日本小児リウマチ学会
理事長 伊藤 保彦

 一般社団法人日本小児リウマチ学会理事長を務めます日本医科大学小児科の伊藤保彦でございます。

 本学会も設立27年目となり、平成29年9月1日をもってようやく法人化されました。設立から今日までの歩みを振り返りますと、初期の有志の集まり(研究会)から学術団体(学会)となり、そして社会的責任を伴う法人となるまで、多くのことがございました。確かに当初は単なる症例検討会から始まったと言えます。やがて臨床研究、基礎研究の発展、患者会との交流、生物学的製剤をはじめとする新薬の治験と適応の獲得、そして近年では小児慢性特定疾患や難病対策事業における手引きやガイドラインの作成など、わが国の小児リウマチ・膠原病診療は本学会抜きでは考えられないレベルに達するようになりました。同時に小児リウマチ・膠原病の専門家の育成にも努め、そこから現在では理事や学会会頭を務められる仲間が生まれました。 

 扱う領域はリウマチ性疾患、膠原病、血管炎、自己免疫疾患、炎症性疾患という免疫異常活性化を伴う多くの疾患と病態が含まれます。確かに検査、診断、治療法の進歩は目を見張るものがあります。しかし、肝心なところは何一つ明らかになっていないのもまた事実です。自己抗体はなぜ産生され、どうやって細胞内の自己抗原と反応するのかといった古典的で根源的な問題の多くは全く謎のままです。

 本学会は今後も学術的基盤に上に診療、教育、社会貢献のすべての局面で発展し続けなければなりませんし、そう期待されています。こどもたちの明るい未来のために、皆様のご協力をお願い申しあげます。