第43回日本死の臨床研究会(2019/11/3〜4@神戸)で日本初のIPOSのワークショップを開催いたしました。
IPOSは原則として患者さんが評価するため(PRO: Patient-Reported Outcome)、より正確に患者さんの症状について評価することができます。また、患者さん自信で評価できない場合は医療スタッフが評価するIPOSスタッフ版もあります。
IPOSは現在、世界的に標準的な尺度として利用されています。STAS-Jはわが国では広く使われてきましたが、世界的には過去のものになっています。2019年にIPOS日本語が正式にリリースされましたので、私たちは日本におけるSTAS-Jの使用をIPOSに置き換えていこうと考えています。
詳細につきましては、本ページからダウンロードできるIPOS日本語版使用マニュアルをご参照ください。各項目の詳細な説明、日本語版の開発過程などが記載されています。また、IPOSについての詳細は下記のKing's College London, Cicely Saunders InstituteのPOSのHPをご参照ください。
IPOS日本語版をわが国でより活用していくために、ご意見などがありましたら以下の問い合わせ先までご連絡を頂けると幸いです。
東北大学大学院医学系研究科緩和ケア看護学分野
教授 宮下光令
■ IPOS患者用3日間版PDF(IPOS日本語版患者用)(PDF:114KB)
■ IPOS患者用3日間版WORD(IPOS日本語版患者用)(WORD:78KB)
■ IPOS患者用7日間版PDF(IPOS日本語版患者用)(PDF:153KB)
■ IPOS患者用7日間版WORD(IPOS日本語版患者用)(WORD:78KB)
■ IPOSスタッフ用3日間版PDF(IPOS日本語版スタッフ用)(PDF:62KB)
■ IPOSスタッフ用3日間版WORD(IPOS日本語版スタッフ用)(WORD:70KB)
■ IPOS日本語版使用マニュアル(PDF)
またオリジナルのPOS, IPOSに関しては以下のものなどが引用文献として考えられます。
日本死の臨床研究会年次大会にて、ワークショップを開催いたしました。
当日発表演題とスライド
■プログラム・「STAS-Jの後継版:IPOSを用いてケアの質を高める」東北大学大学院医学研究科保健学専攻 緩和ケア看護学分野 宮下光令
(PDF:4,220KB)
■「臨床でIPOSを使ってみた」神戸大学附属病院 緩和ケアチーム 松沼亮
(PDF:1,764KB)
■「当院のIPOS導入の経緯とこれから」京都市立病院 看護部管理室 緩和ケアチーム がん看護専門看護師 松村優子
(PDF:1,242KB)
■「IPOSをつけてみよう」東北大学大学院医学系研究科保健学専攻 緩和ケア看護学分野
(PDF:1,534KB)
日本ホスピス緩和ケア協会年次大会分科会にて、ワークショップを開催いたしました。
当日発表演題とスライド
■プログラム・「IPOSを用いた緩和ケアの質の維持向上」東北大学大学院医学研究科緩和ケア看護学分野 宮下光令
(PDF:2,231KB)
■「緩和ケアの質を維持向上するために必要なこと」日本ホスピス緩和ケア協会 質のマネジメント委員会 安保博文
(PDF:682KB)
■「当院におけるIPOS導入と運用」神戸大学医学部附属病院 岸野恵
(PDF:1,304KB)
■「IPOS導入の壁」がん研有明病院 緩和治療科 櫻井宏樹
(PDF:926KB)
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東北大学大学院医学系研究科保健学専攻緩和ケア看護学分野
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宮下光令miya@med.tohoku.ac.jp