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| 理事長挨拶 昨年の経済危機からまだ底のみえない状況が続いています。医療経済も苦しくなり、高邁な理想を掲げて診療するのもむずかしくなっています。子供への影響も甚大です。経済的な影響より、そのことによってメディアを始め、世の中、家庭の中があわただしくなっているために、必要以上に波がたっているように見受けられます。 私どもの病院では臨床心理士3名でも心理相談が3ヶ月待ちという状況です。そこで大部分を占める不定愁訴の患者さんに漢方治療を行うケースが多くなっています。会員の先生方も同じ思いではないかと思います。働く母親が多くなり、十分なしつけができなくなっているのが現実です。こどものしつけは10歳までに、その場その場できちんとしつけをおこなっていれば、General Intelligenceが高くなり、思春期になっても大人になっても問題行動をおこすことは少ないそうです。脳科学の分野の研究がすすみ、欲望の歯止めがかからないメカニズムもわかってきているようですが、東洋医学がこのような不定愁訴に対応し、治療の手段を持っている意義は大きいと思います。更に小児東洋医学会が発展し、啓蒙を続け、一般小児科医の診療に漢方治療がもっと利用されるようになることを願ってやみません。 |
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日本小児東洋医学会・理事長 |
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東京女子医科大学東医療センタ― 小児科教授 |
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和田恵美子 |
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