福祉用具をよりよく知っていただくために

<福祉用具とは?>

@生活を便利にするための生活必需品です。

特殊なものではありません。馴染みがないものもありますが、「使ってみると以外に便利!」を体験してください。

A福祉用具を使うとメリットがあります。

できることが増えますできなかったことができるようになったり、時間が短くなったり、やりやすくなったりします。

介護者の身を守ります介護者の体の負担を軽くし、腰痛や疲労などから身を守ります。

Bすべてのことができるようになるわけではありません。

万能な用具は残念ながらありません。使うことで、生活のすべてができるようになるわけではありませんが、ご本人の能力や介護者の能力、周りの環境等により効果を発揮します。

C使う人の目的に合わせて安全に使うためには、知識や技術が必要です。

使い方を間違うと危険を伴うことがあるため、使用条件を確認し、多くの用具の中から適切なものを選び、その特徴を知り、適切な使い方を覚えましょう。

用具が適しているかどうかは十人十色です。自分に合ったものを使いましょう。

<用具を選択する前にもう一度確認しましょう>

Q.用具を使用する目的は何ですか?

A.本人や家族の思い、用具を使おうとする目的が一致していますか。説明や見ただけでは使いやすさや安全性等はわかりません。こういう生活がしたいという思いを実現できる用具かどうか、必ず使ってみて確認しましょう

Q.本人と福祉用具、介護者と福祉用具、住宅環境と福祉用具のフィッティングを見直しましたか?

A.それぞれの能力と使用する場所等の使用条件についてもう一度考えてみましょう。その用具は、介護者が使えるものですか?その住居で使えますか?福祉用具だけではなくて住宅改修も必要な場合があります。用具の欠点や利点、日常動作の流れ等、自分が求めている生活に合っているかどうかも併せて考えてみましょう。

Q.福祉用具は高いのではないですか?

A.安いように思えても、生活や能力にあわずに使いづらかったり、使わなくなれば高い買物になります。反対に、少し高価なものでも、便利で生活がしやすくなれば安い買物になるのではないでしょうか。

<用具が適しているかどうかを判断する手順>

@本人や家族の要望を確認しましょう。

本人や家族の要求が、必ずしも適切な要望でなかったり、今解決しなければいけない問題でない場合があります。

A解決手段を考えましょう。

それは用具で解決できる問題か、他の方法で解決できるのか、また、その利点や欠点についても考えましょう。

Bどの用具が適切か考えましょう。

可能な限り実際の場面で、介護者も含めて試しに使ってみましょう。

C調整・改善・改良しましょう。

  試しているうちに調整が必要になったり、部分的に改造したり、改良した方が良い場合があります。

D正しい使い方を覚えてもらいましょう。

正しく使えていなかったり、問題が生じていたり、いろいろなことが起こります。用具や体の状況、環境によってフォローしなければいけない時期は異なりますが、きちんとしたフォローが必要です。