部局だより

各部局だより

渉外部担当

副会長 丹羽 欣正

 平成18年度より渉外部担当副会長を引き受けさせていただきましたが、昨年度まで4年間携わって参りました学術部の仕事とは全く内容が異なり、いささか困惑する日々がしばらく続いておりました。しかし、平成18年度はそのような泣き言など言っておられない大きな事業が待ち受けておりました。それは、今年度が奈臨技創立50周年・法人設立20周年(以下法人設立20周年)にあたり、それに対する各種記念事業を執行していかなければならないという、極めて重大かつ責務の重い事業であります。
 法人設立20周年記念事業は、記念式典・記念講演・記念祝賀会・記念誌発刊の4部門に大別され、前3者は平成18年9月24日に奈良ホテルにおいて挙行される予定で、記念誌は年度末の3月頃皆様のお手元に届けられるものと思います。また、これらの内容のそれぞれ詳細につきましては、理事を中心とした総勢20名で、法人設立20周年記念事業実行委員会を組織しまして、多方面的にぬかりのない内容とするべく、各パートごとに連日精力的に汗をながしております。その内容を大略的に紹介しますと、記念式典では柿本善也奈良県知事よりの祝辞に加え、知事表彰授与式などが行われ、ついで国際日本文化センターの 千田 稔 先生による記念講演「古代と社会福祉事業について」、参加者全員による記念祝賀会が予定されております。(本文を皆様が見られる頃は既に過去形になっていることと思います。)
 平成18年度の“県民の衛生思想の普及・啓蒙”に対する公開講演会につきましては、例年通りの講演会等企画委員会を中心とした活動ではありますが、今年度も県民の皆様が興味を持たれ、多数の参加がいただけるに相応しい話題を現在模索しております。 おそらく本誌発刊の頃には詳細が決定していることと思われますが、現時点において報告できますのは、 平成19年 2〜3月に県民および会員を対象にした講演会および検査展を開催するということと、検査展では実際に血圧測定,体脂肪測定を参加者に対しサービスし、関連ポスターの展示も併せて実施される予定で、現在着々と計画を進めているということであります。
 これらの事業がスムーズに実行できますよう、会員の皆様のご協力をお願いすることとなると思いますので、その節は積極的な参加がいただけますことを切望いたします。


学術部担当

副会長 山本慶和

 学術部は検査研究部門、精度管理部門、生涯教育部門の3部門から構成され、それぞれ今田、岡田、宗川理事に部門責任者として担当していただいています。
 検査研究部門は部門運営委員会を設置して各部門長、地区担当理事、その他の委員から構成されています。この委員会では研究分野の勉強会の計画、予算申請、奈臨技学会の企画などを協議します。奈臨技学会は、一般演題は一般募集と検査研究部門の6部門から毎年3部門の発表と奈良県3地区のうち毎年1地区からの発表をする3構成としています。シンポジウム、ランチョンセミナーもこの委員会で企画しています。ちなみに次回奈臨技学会のシンポジウムは「奈臨技に求めるもの」をテーマに皆さんからのご意見を伺うことを予定しています。
 精度管理部門は精度管理推進委員会を運営し、いわゆる奈臨技統一サーベィを実施していただいています。日臨技では全国の臨床検査データの共有化を推進するために、臨床検査データ共有化部会を立ち上げ、ガイドラインを作成した。各府県技師会に臨床検査データ共有化委員会を設置し、このガイドラインの活用により臨床検査データに一定の精確さの質を保証した全国臨床検査データの共有化ネットワークを構築するものです。今後、この動きに最も関わりが出てくる委員会だといえます。
 生涯教育部門は各検査研究部門・分野で実施された勉強会を日臨技の生涯教育研修制度に登録したりするものをサポートします。
 近畿理事会にチーム医療推進委員会があり、チーム医療の情報の窓口を統一するために各府県にチーム医療部門担当者を置くこととなり畑中徳子(天理よろづ相談所病院)氏に要請いたしました。近畿で開催されるセミナーなどの情報伝達、実務委員などに協力していただきます。
 学術部門の大きな取り組みは、精度管理部門で述べましたように、日臨技の臨床検査データの共有化のために奈臨技の受け皿(臨床検査データ共有化委員会)つくり、他府県との連携、データ共有化のための効果的な手順作りが学術部、奈臨技で取組んでいく課題です。


事務局長

事務局 林田雅彦

本年度は,新たな役員が選出され事務局としても木田事務局長の後を引き継ぐこととなりました.過去4年間事務局として活動してきましたが,事務局の作業全体を把握してはいませんでした.幸いにも前任者の木田氏は,1階と7階の違いはあるものの同じ施設内であり,いつでも相談に乗って頂ける有り難く,そして頼りになる存在です.そんな半人前の事務局ですが,北川理事,中村理事と協力して頑張っていきたいと思いますので,宜しくお願い致します.
 さて,当団体の活動目的はご存知の通り,臨床検査技師としての知識・技術を発揮して社会貢献すること,県民の皆さまの健康維持増進に役立てることです.生活習慣病をはじめ,病気の予防や早期発見に役立つ兆候や検査の意義を正しく知っていただき,医療施設を効率良く上手に活用するための啓蒙活動も重要です.一方,医療施設での勤務者は,質の高い検査結果を早く報告するため日々努力を重ねていると思いますが,当技師会が中心となり勉強会の開催や外部精度管理の実施を行い,全体的なレベルアップも大切な事業として取り組んでいます.勉強会の参加は直接的な会員としてのメリットを感じる機会ですが,本来の目的はやはり社会貢献であり,そのためにはボランティア精神が最も重要であると思います.勉強会に参加して,教えてもらうことがあったら次回は,自分が経験したこと勉強したことを他の会員に教えてあげるように心掛ける.また,「なら糖尿病デー」,「橿原健康と福祉の祭典」などの地域保健事業や「公開講演会」の実務委員として参加する.その他,社会貢献のやり方は,会員一人ひとりの方法があると思いますので,理事会が主体となるのではなく色々な案を提案して欲しいと思います.そしてその実行には理事会や事務局がお世話を致します.是非,会員の皆さまが主役となる技師会活動を目指して,一緒に頑張りましょう.
 今年度からの取組みとして,奈臨技ニュースは事務局から一斉配布することとしました.新しい情報を早く会員の皆さまにお届けできるように,クロネコメール便と業者さんに協力による業者便を使っています.従来は地区担当理事にお願いし,そこから各地区の施設に業者便で送っていましたが,施設によっては1-2週間遅れるところもあったようです.全会員がほぼ同時に奈臨技ニュースを受け取れるように,そして奈臨技ニュースに掲載できるタイムリミットを少しでも遅らせ,多くの最新情報を掲載できるように事務局から印刷出しをするように致しました.また,その他の配布物も同封できるメリットがあります.事務局としての仕事は増えることにはなりますが,業者さんの負担の軽減や経費節減に繋がっていると思います.
 その他に,新入会員の勧誘をしやすいように,組織法規部,福利厚生部,経理部と連携して新入会員向けの資料の作成を行っています.各施設連絡者は,新入会員向けの資料を事務局に請求して,技師会について十分理解して貰えるようにご協力をお願い致します.
 最後に技師会事務局の仕事について,私の頭の中を整理するためにご紹介致します.毎日何らかの事務的作業が必要ですが,来翰文書の処理,発翰文書の作成発送,会員の異動・変更,毎月の作業として前半は理事会の議案書作成と理事会後の議事録作成,後半は奈臨技ニュースの印刷出しと発送,年間では,年賀状の発送,総会議案書の作成と総会開催(年2回),委員会および各事業実務委員の委嘱状、法務局への役員登記,県庁への事業計画および事業報告,さらには近畿理事会,日臨技総会や県からの法人監査などの作業がルーティンであり,その他に各部局と連携を取りながら各事業のサポートを行っています.不慣れであり,作業が滞りがちですが,何卒ご容赦下さいますようお願い致します.また,これらの仕事は私一人ではできません.他の事務局理事,庶務係の方々など多くの会員のボランティアで行っています.どうか会員一人ひとりのボランティアの総和で,この技師会活動を活発に,そして意義あるものにするために力を貸して下さい.積極的な参加を,お待ちしています.


事務局総務部

北川孝道

 本年度は(平成18年度)奈臨技創立50周年・法人設立20周年の年にあたり、先人の諸先生の苦労ならびに熱意を過去の資料より感じとることができます。当時の資料より、法人化設立にあたり常勤職員と事務所設置の問題、県への申請手続き、法務局への登記は専門家依頼するかどうかなど準備当時は問題となっていたようでした。しかし、当時の奈臨技の伝統ある 『手作り』の信念が貫かれ、すべて会員の手で行われました。現在もこの伝統が守られ、県・法務局への登記は会員の手で行われ、そのほとんどを林田事務局長が行っています。多大な事務局の仕事を、事務局長が一手に引き受けているのが現状であります。本年度より、事務局庶務部会を設置し、小林委員長、柴田副委員長をはじめ8名の会員で、主に事務局における各関係施設への資料配付や来翰文書整理などの実務行い、事務局の仕事を分担でさるようにしました。多くの会員の協力を得て、会務をこなせるよう伝統を守っていきたいと思います。そのためにも会員の協力をお願いしたいと思います。
 さて奈臨技は社団法人であります。20年前に任意団体から公益団体である社団法人格を取得しました。設立趣意書の中に 『われわれ臨床検査技師会は自己の社会的責務を痛感し、より積極的に地域医療の推進及び公共の福祉に役立つ永続性のある事業を展開する必要性を感じる所であります。そのためには本会を従来の任意団体からより公益性及び永続性のある活動のできる組織とすべきであると考え、この度、社団法人奈良県臨床検査技師会を設立しようというべきものであります。』とありました。当時の法人化に向けた、諸先生の熱意を少しでも受け継ぎたいと思います。20年目という年にあたり、社団法人奈良県臨床衛生検査技師会の会員として、また臨床検査技師として何をするべきかもう一度見直していただきたいと思います。会員の参加があってはじめて会が盛り上がると考えます。奈臨技が存在していくために是非会員の皆様の協力をいただき、その存在価値を高めてくださいますようお願いいたします。


事務局経理部

藤本一満

 以前からの宿題であった日臨技および奈臨技年会費納入時の振込手数料自動奈臨技負担化を実現させるために、昨年の暮れに平成18年度会費納入書と同時に郵便振替電信振込依頼書(振込依頼書)を配し、自宅会員ならびに各施設連絡者の方に振込依頼書を用いて振込して頂きました。その結果、郵便局窓口まで足を運んで頂くご足労はあったのですが、多くの場合、振込手数料を自動的に奈臨技負担で支払うことができました。来年度も同様の方法で会費を納入して頂くことになると思われますので、何事ご協力の程よろしくお願いします。
 今年手掛けた事の一つに、通帳類の整理があります。奈臨技の会計は一般会計、特別会計の二つに大別することができます。それぞれ幾らかの通帳にてお金の管理をしていますが、それらの通帳の名義等を社団法人として適切なものにしました。
 また、来年度考えなくてはならないものに、奈臨技のお金で無いにも関わらず、奈臨技に一度収入として振込まれ、日臨技に支出として出ていく日臨技会費金の動きの明示化があります。大金が動きますので奈臨技の収入の部に日臨技代行事業として一つの科目だてをしても良いのかもしれません。
 他に会計ソフトの導入です。今まで会計理事(現、経理部)が独自に作成したプログラムあるいは市販ソフトを駆使して会計業務をこなしてきましたが、理事が変わった時に業務水準の維持が難しくなります。そこでマニュアルに従って操作するで一定水準の会計業務が維持できる会計ソフトの導入が急務となります。早ければ来年度中に会計ソフトが導入でき、操作マニュアルが完成できればと考えております。
 以上、今年度の活動の一つならびに来年度に向けての思惑を記載させて頂きました。来年度に関してはあくまで私的な考えであります。
 今年は奈臨技として半世紀、法人化になって20年という記念の年です。奈臨技のこれまでの頑張りとこれからの発展を願って記念式典を開催されます。当然お金も必要となるのですが、各記念式典実行委員が無駄がなく且つ有意義な会になるように予算立てをしました。たくさんの会員が参加し、大成功に終わることを切望します。


組織法規部

石本盛治

平成18〜19年度の1期2年の組織法規部を担当することになりました。昨年5月2日付けで公布された「臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律の一部を改正する法律(平成17年度法律第39号)が本年度4月1日より施行されました。内容は皆さんがご存知と思いますが、臨床検査技師の定義の見直し、衛生検査技師の廃止、経過措置などが改正されました。組織法規部は部局が出来てから5年目を経過し初年度は「インシデント実質調査」、2年度は「医療改革・保険診療報酬改定」に取り組みました。3年度からは担当者が変わり「クリニカルパスとナレッジ・ベイスト・メディスン」、昨年は「個人情報保護法」等を主に取り上げてきました。本年度はまだテーマは決まっていませんが、新人会員の入会を推進しており、奈臨技ホームページ上に「入会のすすめ」を掲載し、入会しやすくしていきたいと考えています。又 定款・諸規定も掲載予定ですので、ぜひ活用してください。 新人及び未会員に対する対策の一部は入会案内の講義が誰でも出来るパンフレットを作成していきたいと考えています。昨年に個人情報保護法の骨子は出来ました。施設代表者会議および新人・一般研修会をも開催する予定ですが、議題・日時・開催場所は未定ですが開催のおりは多くの会員のご参加をお願いします。


学術部検査研究部門担当

今田周二

今年度から学術部検査研究部門を担当致します、会員の皆様のご期待に添えるよう努力したいと思っています。
今年度は学術理事2名と検査研究部門の3部門、5分野で部門長、分野長の交替があり、新たな体制で進めてまいります。検査研究部門は昨年同様6部門22分野での運営になりますが、各部門、分野ではそれぞれ特徴のある研修会を企画しています。奈臨技ニュースで御案内のとうり、総合管理部門では、はじめての企画としてメールによる通信研修を実施いたします。課題の配信による自宅、又はそれぞれの施設での自己学習になりますが、時間に拘束されないメリットがあり、テーマも社会の現状を踏まえた内容になっており、会員の皆様の積極的な参加によりこの研修方式を定着させたいと考えています。
 奈良県医学検査学会は、本年、昨年の運営形態である、一般演題(公募に加え検査研究部門と地区は持ち回りで演題提出)、シンポジウム、ランチョンセミナーを組み合わせた実施でより多くの会員の皆様にご参加いただき、この新しい形式の運営方法が定着したものと思われます。第23回奈良県医学検査学会も同様の形式で実施するべくシンポジウムとランチョンセミナーの内容を検討し、シンポジウムでは「奈臨技に求めるもの(仮題)」と題して意見交換をしていただきたく、まずは会員の皆様にアンケートでご意見をお伺いし準備を進めております。
 また、ホームページの臨床検査学術関連のページも部門活動の報告、研修会内容の掲載など会員の皆様に利用していただけるよう内容の充実に努めたいと考えています。


学術部精度管理担当

岡田賢二郎

 日常検査業務の中で、臨床検査データの品質を客観的に評価する精度管理は、最も重要なものの一つである事は周知の通りです。
 健康増進法の施行にともない、40歳以上の健診義務化が、2008年4月に実施されようとしています。このことは、全国どの施設で測定した臨床検査データも、同一基準で評価できるものでなければならないことを意味していると思います。日臨技内にも、3年前、臨床検査データ共有化部会が設置され、活動がスタートしています。
 各施設で、日常業務として実施している、内部精度管理(TQC)はもちろんですが、外部精度管理を積極的にとり入れ、自施設がどの位置にあり、何が問題点であるかを検証し、その改善と、恒常的に安定した精度保証を続けていく事は、臨床検査技師の責務と考え、社会的、チーム医療へ貢献するためにも最大限の努力をしていきたいものであります。
 さて、平成18年度奈臨技精度管理調査は、一部、調査項目の組み換えを行い、また手法として、一般検査分野のスライドサーベイを、奈臨技のホームページ上で行いました。精度管理調査の内容、方法等も時代の流れに添って、新たな試みや改善をつづけていき、会員のみなさまからのご意見、ご協力をいただきながら前進して行きたいと考えております。
 また、委員会では、精度管理調査実施後、分野ごとに報告検討会を実施しています。日常業務ご多忙とは思いますが、精度管理のための精度管理にならないよう、ぜひ、この報告検討会に多数ご参加いただき、日常業務に還元して下さいますようお願い申し上げます。


学術部生涯教育担当

宗川義嗣

今年度より平成18年度、平成19年度の2年間生涯教育を担当させていただきます。
 会員の皆様、生涯教育研修制度について再度確認して下さい。生涯教育研修は3年間でA教科(15点以上)+B教科(25点以上)+C教科(60点以上)=合計100点以上 の収得により日臨技より修了証書が発行されています。当奈良県においては生涯教育研修修了が非常に少ないという現状にあります。これは臨床専門教科「C教科」については会員の積極的な参加によりクリアされているのですが、基礎一般教科「A教科」と基礎専門教科「B教科」がクリアされていない事と考えます。  そこで生涯教育委員会ではこの点を解決するため生涯教育の研修会を基礎一般教科(A教科)と基礎専門教科(B教科)に相当するものを積極的に企画し運営していきたいと考えます。
 生涯教育委員会としてはまず前任者の引継企画の実現し、そしてA教科・B教科に当たる研修会を検査研究部門との合同で今年度中に一つ企画していきたいと思います。また、検査研究部門・分野主催の研修会開催をサポートしていきたいと思います。各検査研究部門研修会への参加だけでなく基礎一般・基礎専門分野への会員の皆様の参加、協力お願いします。


渉外部

長谷川 章

 奈良県臨床衛生検査技師会では、臨床検査の業務を、病院や診療所、また健診センタ−といった、医療関連の施設を対象とした活動はもちろんのこと、そうでない一般市民も対象とした活動にも力を入れています。
 これは、奈良県全体を対象として考えております。南北に広い地域特性から、一度に全体の方々を対象とした事業の実施は困難ではありますが、毎年地域を選んで開催している行事があります。平成17年度は、県庁所在地である奈良市の百年会館の中ホ−ルで、公開講演会を開催いたしました。当日は私も実務委員として参加いたしましたが、市民の関心は高く、健康に対する取り組みは年齢を追って強くなる傾向が見られます。
 市民の方がどのようにこの行事を知り、参加されるかが、この講演会を今後大きく成長させてゆく為のテ−マでもあります。公開講演会の報告ペ−ジで各種集計を記載していますが、最も多い情報源としては、普段利用している医療機関でこの行事を知って参加される方が大変多いと言うことです。今後もこの様な医療機関との連携も大事にすることは言うまでもありませんが、いかに多くの市民の方に参加を呼びかけられるかが大きな課題でもあります。最近のネット事情を考えインタ-ネットからの参加は以外と少なく、新聞から知って参加という方が7%ありました。参加されている方の年齢構成を考えても、メディアとして、新聞はまだまだ欠かせないものといえます。
 この様な公開講演会の企画、準備を行う委員会が、公開講演会等企画委員会です。
開催内容、開催地を委員会で考え、市民の皆さんに出来るだけ多く参加していただけるよう企画してまいります。


地域保健事業部

 安田匡文

地域保健事業部の活動内容は
@奈良県糖尿病協会主催のなら糖尿病デーの協賛
A橿原市主催の橿原市健康福祉まつりの協賛
B日臨技無料職業紹介事業にかかわる求人及び求職者の申請
 この3本柱で構成されており、今年も前年度と同様に活動を展開していきたいと考えています。
 今後の活動の方向性としては、地域保健事業部の活動の中心である「医療や公衆衛生の啓蒙」を積極的に進めていきたいと考えています。
 具体的に言えば地方公共団体や他の医療団体が主催するイベントなどに協力するということで、まず今年度の目標として奈良県看護協会主催の「看護の日」のイベントに何らかの形で協力できればと考えています。
 私たち臨床検査技師が県民に対してできる事というのは限られているかも知れません。しかし、少ない機会ではありますがこのような活動を大切に、一歩一歩積み重ねていくことで、県民の健康増進と社会福祉に貢献できるのではないでしょうか。ご理解を頂きご協力をよろしくお願いします。


広報部

新木義之

本年度より2年間広報担当することになりました。広報担当になって初めての“まほろば”発刊。今まで何気なく見ていた“まほろば”ですが、発刊にあたって、所属会員確認書の発送、広告依頼、執筆依頼・校正等思っていたより大変な事がはじめて分かりました。それに加え今年度は、(社)奈良県臨床衛生検査技師会法人化20周年記念事業が行われ、それに伴って記念誌の発刊もあり2倍の忙しさです。
 しかし、愚痴を言っていても仕方がありません。引き受けた以上最善を尽くすのみです。今年度、広報委員を引き受けていただいた委員の皆様一緒に頑張って下さい。
 今年度も奈臨技ニュースは例年通り毎月1回の定期発行で年12回の発刊の予定です。“まほろば”は会員名簿とセットで年1回の発刊です。
 広報部からのお願いです!奈臨技ニュースに掲載依頼される場合、掲載書類提出は毎月15日が締め切りです。その日を過ぎますと翌月の奈臨技ニュースに掲載できなくなりますので気をつけてください。まほろばに掲載希望されます方は、10月発行を予定していますので、年間受付可能です。最低発刊一ヶ月前ぐらいまでに提出して頂ければ検討の上掲載いたします。会員の皆様の投稿をお待ちしております。
 会員名簿は事前に各施設に確認して掲載していますが、急な移動等で間違いなど有りましたらお許しください。発刊物に対する意見、質問等ございましたら、各広報委員にお知らせください。これからもご協力宜しくお願い致します。


福利厚生部

小林史孝

会員の皆様こんにちは。福利厚生部です。皆様、日臨技リンクスの保険制度はご存知でしょうか?本年度は会員の皆様に、より制度のこと理解していただくために、何度かお知らせをさせて頂いております。奈臨技では技師会として、日臨技リンクスに加入していますので、奈臨技が主催する研修会や学会、その他の技師会活動において、傷害事故や、賠償事故等が発生した時に、補償を受けることができます。ぜひ一度ホームページ等で確認しておいてください。せっかくの補償制度も、皆様がその制度のことを知っていただき、連絡を頂かないと、補償を受けることができません。その様な制度があるということをぜひ覚えておいてください。また些細なことでも結構ですので何かありましたらまずはご連絡ください。
 また今年度も奈臨技のアウトドア同好会主催で、夏の吉野へ出向いて、バーベキュー、ハイキング、魚つかみなど、日常業務をひと時忘れに行ってまいりました。温泉にも入り、心も体もリセットできたことかと思います。私は、リセットしすぎて仕事を若干忘れてしまいましたが・・・。来年度は、どこか景観と気候のいいところに、ハイキングに行きたいなと、心ひそかに考えています。また参加者の顔ぶれを見てみると、いつも見る顔が多い(理事が多い)ので、来年はぜひ普段あまり技師会の活動に参加されない方にも参加を呼びかけていきたいと考えています。
 福利厚生部としては、このようなレクリエーション等を通じて、形式ばかりでなく、会員同士の交流やつながりをもっと大事にしていきたいと思います。また何か企画させて頂く際には、皆さん思い切って参加してくださいね。


地区担当部(中部)

中村純造

日頃、技師会活動にはあまり積極的ではない人間が、気が付けば地区担当理事を仰せつかり、はて!地区担当とはいったい何をするの?から始まりましたが、理事会などに参加する事によって、奈良県技師会と会員との橋渡しをする役目かなと最近感じています。
 今年度は、法人設立20周年記念事業や講演会など会員の皆様にご協力を頂く事業がいくつかあります。その中でも法人設立20周年記念事業は今年度最大のセレモニーです。理事だけではそれぞれの事業を成功裏に修めることは至難の技であり、会員それぞれが技師会を盛り上げ、活気に満ち溢れさせる必要があります。
 そこで、地区担当として各病院・施設に抜き打ちで電話をさせて頂き、実行委員として協力してもらえないかと呼びかけています。電話を受けた方は嫌がらず話だけでも聞いてください。
 余談はさておき(えー余談だったの)、会員登録の変更や、祝電など先ず技師会に連絡する窓口は地区担当です。何でも結構です。ご一報ください。あなたの町の地区担当です。一緒になって技師会を盛り上げていきましょう。
 最後にこの原稿の執筆依頼を受けて早2ヶ月、締切日は2日後に迫っています。はっきり言って焦っていますが、何が何でも会員の皆様に知って頂きたいことは、地区担当部はあなたの町の地区担当です。