まほろば


平成16年度(社)奈良県臨床衛生検査技師会通常総会議事録


     開催日時:平成16年4月11日(日)11時から12時15分まで
     場  所:奈良県社会福祉総合センター 5階研修室(橿原市)
     現会員数:482名(4月11日現在)
     出席者:391名(当日出席者90名、委任による出席者301名)
     欠席者:91名


仮議長挨拶
  木田事務局長より議長選出が完了するまで仮議長を担当する旨、挨拶があった。

開会の辞
  倉本副会長が、平成16年度社団法人奈良県臨床衛生検査技師会通常(決算・予算)総会を開催する旨、宣告した。

会長挨拶
  山名会長より、総会出席に対するお礼が述べられた。当初の予定どおり一期2年間をもって会長を退任する旨の報告と、この2年間で法人団体としての会議、運営等の整備に関し精一杯努力してきたが、まだ十分とは言えない状況であり、今後もこの点に留意して運営していただきたいとのお願いがあった。また、技師会活動への参加は医療人としての社会貢献であるが、他施設とのつながりや社会とのつながりとしても大切であることを自覚して、会活動の参加および運営に協力して頂くようお願いがあった。

来賓挨拶
  木田事務局長より、来賓者の紹介があり、代表して当会顧問の岡本康幸先生より挨拶が行われた。

議長選出
  仮議長より議長候補について出席者に自薦、他薦を求めるも無く、仮議長が松田 誠(吉田病院伏見診療所)、辻 良史(町立吉野病院)の2氏を提案、過半数の拍手多数で承認され、議長就任の挨拶の後、議事に入った。

議 事

1.総会役員の選出
 議長より総会役員の候補を出席者の中から自薦、他薦を求めるも無く、事務局より下記の様に提案があり、過半数の拍手多数を持って承認された。

●資格審査委員(兼議事運営委員)
 資格審査委員長:川越徹(奈良県立三重病院)
 資格審査委員:森分和也(奈良県立奈良病院)、藤川健二(奈良市総合医療検査センター)、松村澄准(天理市立病院)
●書記
 田平昭彦(平井病院)
 有本雅美(近畿大学医学部奈良病院)
●議事録署名人
 西浦晃代(町立大淀病院)
 吉田和弘(奈良済生会病院)

2.総会成立の宣言
 川越徹資格審査委員長より、本日の出席者数390名(出席者90名、委任状提出者300名)で正会員数(482名)の過半数を超える為、総会が成立することを宣言した。また、定款改正審議に必要な出席者数についても、正会員数の3/4を超える為、総会決議は有効となることを宣言した。

3.議案審議 
 議長より、第1号議案:平成15年度事業報告、第2号議案:平成15年度決算報告、第3号議案:平成15年度監査報告について、各々の報告を受けたのちに三議案についての質疑を受け、一括承認を求めるとの説明後、下記の担当理事から議案書に基づき説明及び報告があった。なお、木田事務局長から総会資料の誤字脱字について訂正があった。

第1号議案:平成15年度経過報告
 1)総括:山名会長
  総括の補足、追加はないが、今年1月に逝去された城志朗氏のご冥福をお祈りすると共に、長年理事として会の運営に尽力されたご功績に感謝と敬意を表し,出席者全員で黙祷を捧げたいとの提案があり、木田事務局長の声に合わせて全員起立し黙祷を捧げた。

 2)事務局総務部:林田理事
  議案書に基づき要旨を説明し、特に本年秋に本会の担当で実施される第44回近畿医学検査学会の進捗状況について説明した。

 3)事務局会計部:藤本理事長
  議案書に基づき要旨を説明した。特に会費値上げによる平成15年度の収入の増加は、当年度分納
  入制から次年度分前納制への変更による過渡的処置により相殺されたが、平成16年度から収入の増
  加が見込めるようになることについて説明した。
 4)学術部:丹羽理事
  議案書に基づさ要旨を説明し、特に精度管理推進事業について、奈良県下の登録衛生検査所も参加対象となった点と、サーベイ参加施設には参加証とコメント付きの成績書を配布したことについて説明した。さらに補足として近畿臨床衛生検査技師会に提出した平成16・17年度検査研究部門長については暫定的なものであり、4月以降に変更の可能性があることについて説明した。

 5)渉外部:新木理事
   議案書に基づき要旨を説明した。追加事項特になし。

 6)地域保健事業部:猪木理事
  議案書に基づき要旨を説明し、追加事項として健診事業についての活動件数の追加をした。

 7)組織法規部:増谷理事
  議案書に基づき要旨を説明し、追加事項特になし。

 8)福利厚生部:辻本理事
  議案書に基づさ要旨を説明した。平成15年度には同好会活動が2回計画されたが、共に参加施設数、参加人数か少なく中止したことにつき、お詫びと今後の参加協力のお願いをした。

 9)広報部:稲垣理事
   議案書に基づき要旨を説明した。追加事項特になし。

10)地区担当部:木田事務局長(城理事の後任)
   議案書に基づき要旨を説明した。追加事項特になし。

 11)第44回近畿医学検査学会について:山本副会長
  議案書に基づき進捗状況を説明した。補足として、本学会は機器展示の廃止と学会のオープン化を目指したモデルケースとなる大切な学会であること、賛助会員および技師養成施設の学生の発表を計画していることを説明し、学会運営面においては実務委員として多数名の協力を、また学術面からは県内から多数の演題発表で学会を盛り上げるよう協力要請をした。

12)各種委員会会議報告:木田事務局長
  議案書の資料に基づき要旨を説明した。追加事項特になし。

第2号議案:平成15年度決算報告
  平成15年度会計報告:藤本理事
  財産目録報告:藤本理事

第3号議案:平成15年度監査報告
  監査報告:薮内監事
 以上の報告後、議長から上記報告事項について質問、意見を求めたところ、発言者は無く議長は拍手による承認を求め、過半数の拍手多数を持って承認された旨、宣告した。

 第4号議案:平成16年度事業計画案
 1)総括:木田事務局長
   議案書に基づき要旨を説明し、特に、理事定数の増加と専任委員の積極的導入により、各理事の会務負担の軽減と、理事後継者の育成を行い、若返り等理事の交代をスムーズにできるような体制の確立を目指すとの、説明があった。

 2)事務局総務:林田理事
   議案書に基づき要旨を説明し、特に執行体制の強化として理事の定員増加に伴い、各部局は定款に添った名称に整理し役務分担を明確にし、活動計画と報告事項の責任についても明確にしていくこと、さらに本会ホームページの“県民のみなさまへ”のコンテンツを充実していくことについて補足した。

  3)事務局会計部:藤本理事
   議案書に基づき要旨を説明し、特に近畿医学検査学会担当準備金である特別会計を継続することを補足した。

  4)学術部:丹羽理事
 議案書に基づき要旨を説明し、特に今年度から生涯教育も所管となり、3事業についてそれぞれ担当理事をおき、運営いていく旨、説明した。

5)渉外部:新木理事
 議案書に基づき要旨を説明した。追加事項特になし。

6)地域保健事業部:猪木理事
 議案書に基づき要旨を説明し、特に本事業部の所管に健康福祉まつり、なら糖尿病デー等地域の福祉事業との連携が加わったことについて補足した。

7)組織法規部:増谷理事
 議案書に基づき要旨を説明し、特に施設代表者会議を交流の場として今後も継続して開催していくことと、新人研修の一環として近畿学会の実務委員として参加協力して頂く旨、説明した。また、定款について文言を見直し改訂版を作成する説明をした。

8)福利厚生部:辻本理事
 議案書に基づき要旨を説明し、特に近年増加している医療事故の賠償訴訟を踏まえ、日臨技リンクス・日臨技賠償責任保険への加入促進の意向と技師会活動でのトラブルに対するため、当会として保険の整備を行うことについて説明し理解を求めた。

9)広報部:稲垣理事
 議案書に基づき要旨を説明した。なお、今年度の「まほろば」は近畿医学検査学会のまとめ集として発刊する旨、補足した。

10)地区担当部:木田事務局長
  議案書に基づき要旨を説明した。追加事項特になし。

 以上、平成16年度事業計画案が提案説明された後、議長より質問、意見を求めるも発言者は無く、議長は拍手による承認を求め、過半数の拍手多数を持って第4号議案は提案通り承認された旨、宣告した。

第5号議案:平成16年度予算案
 藤本理事より議案書に基づいて平成16年度予算案が提案説明された。特に支出の中科目は事業部毎に整理し、担当理事が事業に伴う支出を把握し易いように明確にしたことを補足した。議長より質問、意見を求めるも発言者は無く、議長は拍手による承認を求め、過半数の拍手多数を持って第5号議案は提案通り承認された旨、宣告した。


第6号議案:定款・諸規程の改定のついて
 増谷理事より、新たに会員外からの監事を1名設けて監事3名の体制にする提案についての趣旨説明、これに関係する定款・諸規程の条文変更の説明、ならびに、本件可決後における当該監事の人選については理事会一任としたい旨、発言があり、議長より質問、意見を求めるも発言者はなかった。
 議長は挙手による表決を求めたところ、反対挙手および保留者はなく、全員賛成挙手の満場一致を持って第6号議案は提案通り承認された旨、宣告した。

第7号議案:一般提出議是
  木田事務局長より、総会10日前までに事務局に届いた一般提出議題は無しとの報告があった。議長より、会場の出席者に緊急的な提出議案の有無を確認するも発言者はなく、一般提出議題はなしと宣告した。

第8号議案:名誉顧問について
  木田事務局長より、本件は議案審議事項ではないが、今年度から名誉顧問に委嘱した高橋 浩前顧問および中野 博前顧問の2名を紹介する旨、説明があり、山名会長より名誉顧問に委嘱状が手渡された。この後、高橋名誉顧問および中野名誉顧問からお礼と今後も当技師会活動への協力は惜しまないとの挨拶が述べられた。

第9号議案:平成16・17年度役員改選について
  三谷選挙管理委員長より、平成16・17年度役員改選についてのこれまでの経過説明があり、資料により下記の平成16・17年度理事候補者17名、監事候補者2名を示し、いずれも定員定数にて本総会での承認を求める旨、発言があった。なお、資料中、氏名の誤字があった点のお詫びと訂正があった。議長より質問、意見を求めるも発言者は無く、議長は拍手による承認を求め、過半数の拍手多数を持って第9号議案は提案通り承認された旨、宣告した。新役員を代表し、増谷理事から挨拶があった。

 〔理事〕 ′
稲垣 明   (奈良県立奈良病院)          猪木 正允  (奈良県立奈良病院)
川越 徹   (奈良県立三室病院)          高部 弘司  (近畿大学医学部奈良病院)
西本 照夫  (おかたに病院)             山本 慶和  (天理よろづ相談所病院)
木田 光雄  (天理よろづ相談所病院)       林田 雅彦  (天理よろづ相談所病院)
藤本 一満  (天理医学技術学校)         北川 孝道  (天理よろづ相談所病院)
増谷 喬之  (奈良県立医科大学附属病院)    丹羽 欣正  (奈良県立医科大学附属病院)
新木 義之  (奈良県立医科大学附属病院)    倉本 哲央  (奈良県立五條病院)
今田 周二  (平井病院)                福田 実恵子 (榛原町立榛原総合病院)
小林 史孝  (済生会中和病院)

〔監事〕
薮内 博史  (奈良県立医科大学附属病院) 船内 和美  (奈良市総合医療検査センター) 

 続いて山名会長より、理事会で選出された下記の平成16〜19年度選挙管理委員および役員准薦委員について承認を得たい旨、発言があり、議長より質問、意見を求めるも発言者は無く、議長は拍手による承認を求め、過半数の拍手多数を持って承認された旨、宣告した。

〔平成16〜19年度選挙管理委員(2名)〕
島田 全康(大和高田市民病院)       辻本 紀美子(奈良県立医科大学附属病院)
〔平成16〜19年度役員推薦委員(2名)〕
池下 義則(奈良県立五條病院)       長谷川 章(高の原中央病院)

これを以って本日の審議事項はすべて終了したことが議長より宣告された。

4.総会役員及び書記の解任
 議長より資格審査委員(兼議事運営委員)及び書記を解任する旨の通告と、協力ヘの謝意の言葉が述べられた。

5.議長挨拶
 議長より議事進行の協力に対して謝意が述べられた後、自らを解任する旨宣告した。

6.閉会の辞
 山本副会長より社団法人奈良県臨床衛生検査技師会平成16年度通常(決算・予算)総会の閉会宣告が行
われた。

以上、式次第はすべて終了し解散した。

社団法人 奈良県臨床衝生検査技師会
議    長  松 田   誠
議    長  辻   良 史
議事録著名人  西 浦 晃 代
議事録著名人  吉 田 和 弘