昨年から足元を見直すことを中心としたテーマで勉強会を開いています。一昨年は精度管理、今年はパラメーターの測光ポイントを中心とした内容で勉強会を開きました。来年度もその内容を継続していく方向で考えています。今のところ普段遭遇するトラブルを中心とした内容で勉強会を年6回程度予定していますが、他に希望があれば取り入れていきたいと思いますのでどしどし意見希望を言って下さい。
今年度は7月に 『日臨技データ共有化試料Infectrolの紹介・栄養アセスメント蛋白について』の勉強会を実施しました。『栄養アセスメント費白について』では、どういった項目 (ALB・RBP・プレアルプミン・Tf等)が栄養管理に適切なのか、また検査室が栄養サポートチームへ参画・貢献がどのように出来るのか、と言う事を中心に話が進められました。
現在いろいろな項目が市場に出回る様になりましたが、なかなか新しい項目を導入できない現在、精度管理さえしっかり出来ていればALBでも栄養状態の把握は充分出来ると言う意見も出て“栄養アセスメント蛋白”が身近に感じられた勉強会でした。本年は近畿学会が奈良で開かれたこともあって、今のところ11月のコントロールサーペイ検討会と合わせて2回の実施に留まっています。来年度に向けて少なくともあと1回をと、計画中です。また、来年(平成17年)3月には、第17回近畿臨床衛生検査技師会血清検査の一泊研修会が兵庫で計画中です。このまほろばが発刊される頃には案内があると思いますが、この中で自己免疫疾患(RA・甲状腺疾患)の講演も予定されている様ですので、奈良県からも是非多数の参加をお願いします。
平成16年度の分野活動は10月16日・17日に開催された第44回近畿医学検査学会のシンポジウムにしぼって活動した。以下にその内容を示す。
テ ー マ:健康づくりの一翼を担う臨床検査
共催分野:環境物質検査分野
生理機能検査分野
一般検査分野
司 会:喜多村昭子(天理医学技術学校)
山口 俊朗(京都民医連中央病院)
シンポジストとテーマ:
鈴木 嵩浩(天理市立病院内科)
「睡眠時無呼吸症候群と肥満」
高田 厚照(関西医大病院)
「睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査」
渡邊 豊((財)和歌山健康センター)
「健診からみた肥満」
森川 政夫(大阪医大病院)
「有機溶剤を扱う検査室の現状と予防策」
茂寵 邦彦(滋賀医大病院)
「業務室内感染対策の現状と問題点」
奈臨技会員の皆様、また一年が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今年度の分野活動について薬毒物検査・環境物質検査分野の合同活動として「中毒」をテーマに取り上げ4回シリーズで実施しました。日常検査ではあまり携わっている方が少ない血中薬物検査ですが、中毒という観点から興味深く参加していただけたと思います。農薬による中毒も含めて救命救急検査の中での薬物検査を知るよい機会でもありました。
来年度は救命救急における検査の実際について勉強できたらと計画しております。また職域での作業環境を考えようということで、キシレンやホルマリンによる職場での暴露などについても1〜2回の勉強会を予定しています。多くの方の参加を期待しています。テーマなどご意見などありましたら遠慮なくご連絡いただければ幸いです。
最近のニュースではヒトゲノムを解読した日米など6カ国の国際研究チームは人間の遺伝子、約22000種類を確認したと、2004年10/21のネイチャーに発表された。最終的な遺伝子の数は多くても3万前後になるとみられ、ネズミやハエなどと大差がないと見られているらしい。遺伝性疾患をはじめ、高血圧、糖尿病、心筋梗塞などの生活習慣病やアレルギー疾患、悪性腫瘍、感染症、薬物代謝などあらゆる疾患や健康の問題に遺伝子が関与することが明らかとなっており、診断、治療および予防医学の分野に応用されつつある.臨床検査室においても遺伝子検査は感染症検査を中心に導入されて久しいが、近年では自動化、定量化も広がりつつある。しかし、一般病院では自動化機器の導入もなかなか困難で、奈良県内では遺伝子検査はそのものを実施している施設はわずかしかなく、外部委託検査となっているのが実状のようです。
今年は、第1回は遺伝子検査、臨床化学検査、染色体検査分野と合同で「薬剤代謝関連遺伝子の解析一抗癌剤代謝を中心に−」と題し、第2回は血液検査、染色体検査、遺伝子検査分野と合同で「M2のすべて」と題し研修会を実施しました。そして第3回は初めて形態検査部門(血液・病理・細胞診染色体)全体と遺伝子検査分野と合同で「濾胞性リンパ腫のすべて」と題して行う予定となっています。この様に遺伝子検査分野だけではなかなか研究班活動できないため、合同で活動を行っています。遺伝子検査の実務に就いていない会員が多い現状では研究斑活動の企画への参画は難しいかもしれませんが、興味ある方、企画に参画していただける方は是非申し出てください。
<連絡先>
TEL:0743−63−5611(内線8408)
FAX:0743−62−2335
E-mail:ohgoe@tenriyorozuーhp.or.jp
本年度より、奈良県立医大の森嶋氏より引継ぎ、生理機能検査部門長をさせて頂いております、天理よろづ相談所病院(神経機能検査室)の原田譲です。
生理機能検査部門は、毎年“機能検査”“画像検査”“神経検査”各分野で実技講習を含め、全体で40回以上の勉強会を実施しています。本年度も残り少なくなってきましたが、まだ数回ずつ残っていますので、できるだけ多くの方々に参加していただきますようお願いします(内容・日時につきましては、奈臨技ニュース、ホームページ等にてご確認ください)。
生理機能検査部門では、年末に各分野長と分野員の方々および協力していただくメンバーに集まっていただき、次年度の勉強会についての打ち合わせ会を実施しております。この会議でおおまかな内容と日時等を決めますが、勉強会の内容やテーマなどについてのご意見や希望がありましたら、担当の分野員もしくは分野長まで遠慮なくご連絡ください。また、参加されました勉強会でも会員皆様方のいろいろなご意見を、直接伺えれば可能なかぎり対応させて頂さます。個人的な希望、身に付けたい実技、臨床側より特別な依頼を受けた、結果の解釈がわからないなど、どんなことでも構いませんのでご連絡ください。
各施設における分野員の方々や講師を担当していただく先生方のご協力で、毎年の勉強会を運営できることに感謝しております。生理機能検査を担当している会員皆様の熱意やご意見がフィードバックし、さらに各人のスキルアップに役立つ勉強会にしたいと思っております。勉強会・実技講習会・学術講演を含め、会員皆様方の日常検査に直接役立つことができれば幸いです。
*平成16年度の各分野長と分野員(敬称略)
●機能検査分野
分野長:吉田 和弘 (済生会奈良病院)
分野員:森嶋 良一 (奈良県立医科大学付属病院)
中野佐多子 (天理よろづ相談所病院)
山中 雅美 (奈良県立医科大学付属病院)
●画像検査分野
分野長:松下 陽子 (天理よろづ相談所病院)
分野員:西岡 正彦 (大和高田市立病院)
中田恵美子 (県立奈良病院)
植田 隆史 (天理よろづ相談所病院)
●神経検査分野
分野長:小林 昌弘 (天理よろづ相談所病院)
分野員:川越由美子 (平井病院)
曽山あかね (天理よろづ相談所病院)
神経検査分野は、本年度も昨年度同様に9回の勉強会を行いました。脳波、筋電図,聴力検査の実技習得を目的とした「きれいにとれるシリーズ」が3回、初心者向けの脳波判読を目的とした「脳波の手習い」が3回、各疾患や脳波の異常波形について勉強する「定期勉強会」が3回という内容で取り組んでいます。来年度も同様に9回の勉強会を予定しています。
5月 「きれいにとれるシリーズ脳波編」
6月 「きれいにとれるシリーズ筋電図編」
6月 「脳波の手習い1」
7月 「きれいにとれるシリーズ聴力検査編」
7月 「脳神経定期勉強会1」
8月 「脳波の手習い2」
11月 「脳神経定期勉強会2」
12月 「脳波の手習い3」
2月 「脳神経定期勉強会3」
本年度は昨年度にくらべ参加者の減少傾向が見られます。特に初心者向けの「きれいにとれるシリーズ」、「脳波の手習い」にこの傾向が目立ちます。しかし内容を少しずつ変えながらも、初心者向けの勉強会中心にこの取り組みを継続していきたいと考えています。勉強会の内容に関する要望や、日常の検査における疑問点などを気軽に話し合えるような勉強会を進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
画像検査分野では今年度も、隔月各1回の心臓・腹部超音波定期勉強会と年間各2回の心臓・腹部実技講習会をはじめ、きれいにとれるシリーズの頚部動脈超音波検査篇、年3回のMR勉強会を計画し、ほほ予定どおり実施しています。心臓の定期勉強会は、毎回約30名のご参加があり、他府県から参加されている方もおられます。腹部の定期勉強会は、主に奈良社会保険病院を会場とさせて頂いております。実技講習会は心臓が1回、腹部は2回終了しました。繰り返し受講される方の中には、少しずつステップアップできるとのご意見もありました。頚部動脈の検査は、生活習慣病に伴う血管病変の評価に有用であるとして実施される施設も増加しており、昨年度より多数のご参加がありました。また、四肢脈管系の検査についても、依頼される機会が多くなってきているようで、多数ご参加いただきました。今後も、頻繁に勉強会を開催することで会員同士が気軽に話しあえる機会を多く持ち、情報交換のできる場づくりにつとめてゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
生殖医療分野は、大阪と合同で一般の人も参加出来る特別公開講演“ここまで来た。不妊治療最前線”を実施した。約60名の参加者があり、一般参加者が約10名であり、内容も良く好評でした。場所が大阪で実施したこともあり、奈良県からの参加者は約10名であり、一般参加者がなくその点は残念であった。生殖補助・医療としてIVF−ETや顕微受精に携わる職種として、実際に卵子や精子、受精卵や胚を扱うエンブリオロジスト(胚培養士)という新しい職種があります。エンブリオロジストは約半数が臨床検査技師で約半数が農学系の大学を出られた方で構成されています。奈良県には生殖補助医療を実施している施設が2−3ありますが、残念ながら技師会には登録されていません。そのため、私自身エンブリオロジストではありませんが、大阪の方にお願いして一緒にやらせていただいてます。
来年度も1度講演会を開く予定ですので、この分野に関しては奈良県ではどなたも専門の方はいませんので、皆様どしどし、一般の方もお誘い合わせの上参加してください。今年参加された方は、皆さん満足して帰られましたので、きっと得るものが大きいと思いますのでよろしくお願いします。また、一般の方への宣伝の方法がありましたら教えて下さい。
今年度は、染色体と遺伝子と臨床化学合同で 1.薬剤代謝関連遺伝子の解析(抗癌剤代謝を中心に)、染色体と血液・遺伝子と合同で 2.M2のすべて、染色体と遺伝子・血液・病理・細胞診の合同および大阪府染色体の応援と言う形で 3.濾胞性リンパ腫のすべてについて、1および2は実施、3に関しては実施予定である。
染色体検査を実施している施設は奈良県下では天理よろづ相談所のみで大阪府、さらに近畿レベルでも存在しない。今までは、染色体・遺伝子・血液の合同という形で実施していたが、今回初めて病理、細胞診も含めた形で実施した。近年、高齢化等に伴い悪性リンパ腫が増加傾向にある。血液検査においても注意すべき疾患であり、さらに検査血液学会の認定試験に出題されると言うことでなおさら注目されている。
来年度は、昨年度実施したのと同様に染色体をメインにしたテーマで大阪府と合同で一度実施したいと考えている。その他は遺伝子部門と協力して実施していく予定である。もし、何か実施して欲しいテーマがあれば御連絡下さい。
ー度細かく、分野に分けておきながら、全国レベルでは、今度は分野をなくして部門で活動して欲しいとなったようであり、我々にとってころころと方針を簡単に変えられるのは非常に迷惑な話である。奈良県においては今まで通り分野が中心になって活動することになった。各分野以外として、形態検査部門を意識してなるべく多くの分野が関与するテーマとして悪性リンパ腫をテーマに取り上げて一度実施した。それでもなお一般検査部門を含めることはテーマ的に無理であった。来年度は、疾患にこだわらずに、例えば、症例検討会、精度管理、各分野での問題点等で共通の話題として一度実施したいと考えている。何かご意見あればご連絡下さい。
はじめに、今回の近畿医学検査学会において、多数の方々にご協力を頂き誠にありがとうございました。また、今回の症例を集めるにあたり、各県の分野長、会員の皆様にも多大なるご協力をいたださましたことを厚くお礼申し上げます。
さて、今年度の細胞検査分野の活動としては、7月に病理検査分野と合同で、肺癌取扱い規約新旧の比較についての講演会を開催させて頂き、多数の施設からの参加がありました。11月には、コントロールサーペイの検討会を行いました。例年サーペイ検討会には、参加して頂く施設が少ないようです。サーペイの検討会だけでなく、日常業務で疑問に思われた症例や、難しかった症例等をお持ち頂ければ、参加者全員で討議もしたいと思いますので、出来るだけ参加して頂けるようにお願いいたします。また、今後基本的な事をテーマにした講演会も開催したいと思います。何か、御意見、ご要望がございましたらお聞かせ下さい。
本年度の病理分野の活動として、コントロールサーペイ検討会を行うと共に、肺癌取り扱い規約が改訂されたのを受け、その新旧の対比を病理の先生にご講演いたださました。また、来年度には甲状腺取り扱い規約の改訂があり、規約を中心に勉強会を開催していこうと考えています。そのほかに、標本作製、酵素抗体法や特殊染色の手技について各施設の裏技的テクニックをご教授いただけたらと考えております。会員の皆さまにはいろいろご協力をお願いすることになると思いますが、ご協力をよろしくお願いいたします。
16年度の一般検査の研究班はあまり出来ませんでした。近畿学会であわただしかったと言い訳したいのですが、実は私の怠慢が原因です。長く班長をやっているとマンネリ化し、新しい企画も生まれないのが現状です。しかし、それが奈良の一般検査のレベルを下げることとなりかねませんので、責任を痛感してます。学会のおりに近畿の一般検査の分野長が集まり、以下のような事話合いました。
1)近畿の一般検査研修会の再開
2)他府県との研究班合同開催
3)他府県の講師依頼
などです。
研修会は近じか開催される予定ですので決定次第、また研究班の合同開催についても情報を奈臨技ニュース等でお知らせしますので,多数御参加下さい。
先日大阪の研究会に行ってきたのですが、有料にも関わらず、大勢の参加者でした。奈良では参加しやすいようにと無料で行っていたのですが、よい講演、良い話を開くためにも17年は有料(500〜1000円)で研究会行おうと思ってます。またそれに値する位の研究会にしたいと思っております。お話を聞きたい先生、内容があれば当方までご連絡ください。
奈良一般検査の向上のため、会員の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
今年の研究班活動としては 1)県立奈良医大で唯一測定できるvWF切断酵素:ADAMTS13について「TTP/HUSとvon
Willebrand 因子切断酵素(ADAMTS13)」と題して県立奈良病院呼吸器内科 八木先生に講演をお願いしました。
2)精度管理報告。の2回開催のみとなり、研究班活動としては不十分な活動であった。第44回近畿医学検査学会の担当県が奈良県であった事もあり、2回開催出来た事はある程度の評価に値すると思われる。
平成18年には近畿血液研修会の担当県が奈良県であり、平成17年年明け早々に準備委員会を設置したいと考えております。新しい物を取り入れた研修会、心に残る研修会、1つでも持ち帰って実践できるような研修会、にしたいと考えておりますので皆様のご協力をお願いいたします。
今年度の研究班活動は、腸管感染症検査につづき、呼吸器感染症検査をテーマに取り上げ、各施設の呼吸器感染症検査マニュアルについての紹介と検査前の問題点(採痰方法、種々の情報収集等)と各施設で抱えている問題点等についてしてディスカッションを行いました。近年、微生物検査マニュアルは、専門学会でも作成されてきており、検査を進める上で必要不可欠なものとして位置づけられています。今回研究班では、感染症検査法について再認識と再評価を目的に各病院における検査マニュアルを紹介して頂きながら、話し合いを進めてきました。最終的には、専門学会や参加施設の感染症検査マニュアルを参考にしながら奈良県独自のマニュアルついて作成して行ければと考えています。また、今年度のサーペイは、前年度の正解率が低かった肺炎球菌と本年1月にバージョンアップされたNCCLS
MlOO−S14での変更点の認知度を検証する為、CNS(コアグラーゼ陰性ブドウ球菌)をメインに出題しました。検討会では、多くの施設の方に参加していただき、回答の解析結果の検討だけでなく、サーペイにて問題点があった施設ほど検討会に参加されていない現状や報告のあり方等にも問題提示がなされ、今後、精度管理活動を行っていく上で有意義な検討会となりました。
今年度は7月に『HIVの現状とトピックス』(シスメックス社後援)と言う演題で勉強会を開催しました。HIVに関して、基礎から各測定試薬の比較・感染後の血清学的プロフィール・感染リスクの評価方法等の発表がありましたが、当日は台風の影響もあってか、天候に恵まれたものの参加者が少なかったのが悔やまれました。もう一つは、『日臨技データ共有化試料Infectrolの紹介』を免疫検査分野の勉強会に組み込ませてもらいました。感染症検査の精度管理はどうされていますか?それで大丈夫ですか?といったところ今一度データの保証について考えてみたいと思いました。
10月に開催された近畿学会ではウイルス分野として梅毒検査をとり上げました。沢山の会員の方の参加ありがとうございました。二法の内どちらが良いか、きちんとした方向性は出せませんでしたが、今後この問題に直面した時必ず参考になってくれる事と思います。
来年(平成17年)3月には第17回近畿臨床衛生検査技師会血清検査の一泊研修会を兵庫で計画中です。HBVの変異・HBV検査が陰性のサイレントHBV感染についてもとりあげられる様ですので、奈良県からも多数の参加をお願いします。
平成16年度の活動内容は、勉強会2回と初級輸血実技講習会(3月予定)1回を実施しました。
活動内容は以下の通りです。
●テーマ:「症例報告会」
日 時:平成16年6月18日(金)
18:30〜20:30
会 場:平井病院会議室
講 師:会員
●テーマ:「こんなときどうする!2」
日 時:平成16年12月16日(木)
18:30〜20:00
会 場:平井病院会議室
講 師:原 邦雄氏(和光純薬工業)
◎「初級輸血実技講習会」
日 時:平成17年3月12日(土)
14:00〜17:00 講義
平成17年3月13日(日)
9:00〜16:00 実技
会 場:県営福祉パーク
講 師:会員
勉強会では、前年度に引き続き基本的なことを中心にし、症例報告やルーチン検査の問題になる異常・非特異反応の考え方・解決法などを行いました。
今年度の初級輸血実技講習会は3月に実施予定ですが、試薬経費等がプロモーション・コードの関係から大幅に増加しました。技師会関係者の御尽力により、今年度は何とか実施できることになりましたが、来年度以降の講習会については実施方法の見直しが必要と考えます。
最後に輸血移植検査分野の活動に御協力頂きました会員の皆様に御礼申し上げます。また、輸血移植検査分野に対する御意見・御要望がありましたらお知らせ下さい。
昨年同様に部門として活動いたしました。よって連名という形で報告させて頂きます。
本年度はアンケートの解析と学会発表、研修会が主な活動で、アンケートの解析は近畿学会で、お聞きになった方もいらっしゃると思いますが、巻頭に掲載してありますのでご覧ください。皆様のご協力に感謝いたしますと共に、解析結果が遅くなりました事をお詫び申し上げます。
「研修会」
@平成16年9月25日(土)
「診療所における電子カルテ導入の実際」
講 師:松田 誠会員
(吉田病院 伏見診療所)
場所・時間:奈良医大 中検技局
15:00〜17:00
A平成17年1月22日(土)
「チーム医療への参画の実際〜栄養サポートチーム〜」
講 師:畑中 徳子会員
(天理よろづ相談所病院)
場所・時間:奈良医大 中検技局
15:00〜17:00
B2月または3月に予定していますが、内容・講師などは未定。
検査総合管理部門は検査全般に関係する分野です。色々な方に参加頂いて、意見交換や各施設の取り組みなどを、話合えればいいと思います。ご意見、ご要望がありましたらお知らせ下さい。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。