大枝 恵子
大和三山を臨む豊かな自然環境と歴史的資産に恵まれ、奈良県橿原市に昭和54年11月に、『地域と共に歩む医療』を目指して、平尾診療所(当時19床)として開設しました。後に、平成1年8月、平尾病院に組織変更し、時代の流れと共に増改築し、現在に至っております。今年10月には、高齢化が進む社会における医療とそのニーズにお応えするため、介護療養型病棟も開設しました。
≪所在地≫ 橿原市兵部町6−28
≪診療科≫ 泌尿器科・内科・神経内科・外科・皮膚科・整形外科・形成外科・リハビリテーション科 (検診・往診・訪問リハビリ)
≪病床数≫ 148床 介護療養型病棟22床
現在、検査室のスタッフは2名で日常業務を行っています。生理検査部門は院内の技師が、検体検査部門は(株)メディクが院内(至急)・外注業務を行っています。本来なら技師として検体の方にも関わりたいと考えていますが、ほとんどタッチする事がありません。と、いう訳で、生理検査を日々の業務として行っています。主として、超音波検査(TOSHIBA SSH−140A)は、腹部・心臓・甲状腺を医師とのコミュニケーションを行いながら、午前・午後の予約検査として行っています。緊急の依頼にも対応できるように、知識を蓄え日々勉強に励んでいます。他、心電図(フクダ電子 FCP−3155・NIHONKOHDEN ECG―9130、2台)は、安静時、マスター負荷を、HOLTER心電図(マイクロレコーダー NS5400・NS5600)は、院内解析を行っています。他、肺機能、誘発筋電図(Nikolet Cmpass ProtaBookU)検査。最近糖尿病の患者さんか増えてきたため無散瞳の眼底撮影も業務内容の1つとして加えました。
今年の9月から我々の病院は、診察や検査の予約システムが始まりました。これらの検査の依頼は各診察室・各病棟からネットワークを組んで検査室のパソコンへ送られてきます。当日の緊急依頼もすべてパソコンでの予約となります。依頼されるとパソコンから声でメールが届くようになっています。始まった当初、どうなるかな?と不安に思いましたが、大きなトラブルも無く活気的に運営しています。技師としてのメリットとして電話の数が減り、検査の手を止める事が少なくなり、以前より検査に時間をかける事ができました。他検査との関連も分かりやすく患者様にも好評です。
私達の検査室は生理検査のみの業務です。2人の小さな検査室です。医師や他の医療スタッフとチーム医療に積極的に参加し、院内に貢献できるよう努力していています。患者様には今以上信頼されるよう笑顔で頑張っていこうと思っております。
最後に、当院のHPをリニューアル致しました。一度御覧になってみて下さい。
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