三島 範子
【所在地】天理市蔵之庄町461−2
【従業員数】257人
【診療科目】
外科、整形外科、内科、脳神経外科、泌尿器科、耳鼻科、心臓血管外科、循環器内科、眼科、歯科口腔外科、放射線科、神経内科、リハビリテーション科
【病床数】207床から307床に増設(H15・8)
【病院全体の取り組み】
当院は、最先端機器を駆使して高度な医療を提供し、安全かつ早期の回復を目標とする病院です。特に力を入れているのが脳疾患、ガン、心疾患への海療の取り組みです。
脳疾患に対しては、開頭手術なしに脳内の病巣が治療できるという「ガンマーナイフ」を平成5年に導入しました。その事により、今までは困難とされていた高齢者や合併症をもつ人の治療だけでなく、深部の病巣にも安全かつ簡単に手術が受けられるようになりました。また、全身麻酔や手術の合併症もなく入院期間が短縮され、早期の社会復帰が可能になりました。
ガンに対してはPET(陽電子放射断層撮影法)を平成14年に導入しました。PETは従来のガン検診では見逃されていたような数ミリ単位の小さなガン細胞でも発見する事ができます。さらに、良性・悪性の鑑別や転移ガンの発見も可能です。これまで各部位ごとにしか検査する事がでさなかったのが、一度に全身を調べる事ができるため、患者への負担もほとんどありません。
心疾患に対しては今夏、東館に循環器専門病床が完成し、24時間体制で診断カテーテル検査・治療に力を入れています。
【検査科の紹介】
当院の検査科では検体検査はブランチで検査センターさんに手伝って頂けるため生理機能検査を中心に現在6名で業務にあたっています。
検査科がスタートした当初は採血業務から心電図、ホルター心電図、負荷心電図、指尖容積脈波、脳波、呼吸機能検査、術前の止血検査などを担っていました。
平成13年7月耳鼻咽喉科の開設にあたり、聴力検査、平衡機能検査、SR、ABR
平成14年8月検診センターの開設にあたり、腹部超音波検査、
平成15年8月心臓血管センターの開設にあたり、心臓超音波検査、同時期に診療科から依頼される腹部超音波検査などを含めた検査を行うようになりました。
最近では病院全体の取り組みの成果がでてきたのか手術前後検査が増え、超音波検査も増加傾向です。その他週に2回の夜間診療の際には時差出勤で検体検査、生理検査全て職員で対応しています。
日々忙しい毎日ですが皆で助け合ってなんとかのりきって頑張っていこうとこの文章を書きなが
ら再度思いました。