各部局だより

渉外部

副会長 倉本 哲央

 平成17年度は渉外部におきましては 画期的な事項が成立したことであります。と申しますのは「臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律」が30年以上ぶりに改正法案が国会で審議・可決・成立したことであります。内容につきましては既に会員皆様方でご存知で省略させていただきますが、この法案の経過について報告します。
 まず、平成17年3月29日(火)に衆議院本会議で可決され、平成17年4月22日(金)に参議院本会議で可決・成立しました。今年は小泉首相が「郵政民営化法案」等など例年になく、たくさんの法案が廃案になるなか、念願の改正法案が成立しましたのは。日臨技の絶えまない努力と連盟のお蔭だと思います。
 改正法案のなかで、技師の業務制限が今回、省略させられたのは残念でありますが、今後付帯決議をもって生理機能検査等が改正され少しでも検査技師法案が将来、有意義なものであると期待します。
 今日、行財政改革のなか技師の業務委託(ブランチ、FMS等)が盛んに実施されていますが、施設の母体がなんにあれ検査技師として直接患者様に触れる検査が必要だと思います。検体検査におきましもPOCT等の必要性があると思います。
 さて、奈臨技の今年度の活動はまず、県民の衛生思想の普及・啓蒙の観点から公開講演会を実施します。本年度は生活習慣病のうち「高脂血症について」の講演会を奈良市の百年会館で平成18年2月に挙行します。
 奈臨技の個人情報保護規程のマニュアルを作成し、平成18年1月に一般研修を弁護士の先生を交えて実施します。
 その他、毎年実施しています橿原市の健康まつりや奈良県の糖尿病まつりの事業部や組織部と協力しながらよりたくさんの関連団体と交渉をもつつもりであります。


事務局

事務局長 木田 光雄

 昨年は、第44回近畿医学検査学会の担当で、多くの皆様のご協力を得て、盛会裏に開催できたことは大きな喜びです。またこの学会は、同年に実施されました他の地区学会と比べて、演題数、参加者数共に最多を記録したことは、われわれの誇りでもあります。この経験を多くの機会に生かせればと思います。
 平成17年3月に奈良県福祉健康安全局の公益法人立ち入り検査があり、必要記録、帳簿等適切に整理・保管されており、事業も適切に運営されているとおおむね良好の評価を受けました。細部で2〜3の指摘があり、これを受けて、定款の定めるところにより本年度から年度末に予算総会、年度初めに決算総会を開催することとしました。皆様のご協力をお願いいたします。
 平成16年度の総会で決議いただきました外部監事の設置につきましては、県の認可を得て本年度から、奈良県放射線技師会のご協力により同会副会長の駒木柘行氏に就任いただくことになりました。これで3名の監事さんによる監査が実施されることとなり、より公益法人としての体裁を整えられるようになります。
 本年度は特に大きな事業はありませんが、事務局では、対外的な窓口業務、事務管理等遅滞のないよう勤めたいと思います。また、本年4月から施行されました個人情報保護法に対し、当会でも個人情報保護について、基本方針、運用規程の策定を急いでおります。
 来年度(平成18年度)は、奈臨技創立50周年・法人設立20周年の年に当たります。これを機に奈臨技の半世紀の歩みをたどり、事務書類の整理等を行い、次代につなげたいと思います。
 本年度は準備委員会を立ち上げ、記念事業の企画を行います。なお、記念式典は、平成18年9月頃に予定しております。
 「探偵ナイトスクープは、視聴者皆様のご依頼から成り立っております。」と言いますが、奈臨技も会員の皆様のご依頼、ご要望により運営できればと思いますのでご要望等をどしどしお寄せください。


事務局総務部

林田 雅彦

 事務局総務部4年目、次長として木田事務局長をバックアップするのが仕事です。しかし、事務局の雑多な沢山の仕事を事務局長が一手に引き受け、一部を北川理事と2人で補助しているのが現状です。役員の作業分担を減らすために昨年度から理事を2名増員して活動を行っていますが、技師会活動に伴う特殊な事務処理は、作業も多くなかなか慣れることができず、完全な分担作業はできていません。早く一人前になる必要がありますが、作業の分担も図って行きたいと考えています。同様に技師会活動でご活躍してくださっている多くの会員の皆さまも、各施設での業務をこなしながら大変であるとは思いますが、今後ともご協力の程をよろしくお願いいたします。
 さて、奈臨技は社団法人であり、臨床検査技師の知識・技術を使って社会に貢献する団体です。事業として学術活動と地域保健事業があり、学術部は先ず会員自らが学会研修会に参加して日々知識の蓄えと技術の研磨が必要であり、そのサポートを行っています。地域保健事業は、身に付けた力を用いて奈良県民の健康維持・増進に役立てる活動です。また、学術部は精度管理事業を通して、県下の施設間差の是正に努め医療機関および衛生検査所の臨床検査精度の維持向上にも役立っています。それらの活動・事業を手助けするために広報部、渉外部があり、さらに全般的なサポートを地区担当部と事務局が協力して行っています。また、会の組織づくり・運営管理に組織法規部は欠かせない存在であり、昨年度末に行われた県福祉健康安全局公益法人立ち入り検査による様々な指導に対する対応や個人情報保護法の施行に伴う当会としての規約づくりに、事務局、渉外部とともに今年度は注力しなければなりません。
 これら様々な活動には、会員の皆さまの理解と協力が必要です。役員は準備等のお世話をさせていただいていますが、実際の作業は会員の皆さまが主役であります。そこで事務局から会員の皆さまにお願いがあります。このような団体が継続的に活動をするためには、会員一人一人が会の目的・使命を十分理解している必要があり、さらに各自がどんな分野でどのような協力をできるかを考え自主的に参加していただきたいのです。学術面ではどんなふうに、例えば学会発表、勉強会講師や精度管理事業の手伝いなど、また地域保健事業では公開講演会のテーマづくりや各イベントの実務委員として参加してください。奈臨技ホームページについては、学術および県民向けコンテンツなど、会員の皆さまからの新しい提案をお待ちしています。公益法人としての社会貢献には決まった方法などありません。各自の真心が大切だと思います。面倒がらずに是非是非技師会活動に目を向けて参加してください。
 奈臨技が存在していくためには、社会において役立つ必要があります。役立つことが、存在する価値を生み出します。この点は各個人が、家庭で、地域で、職場で、社会で役立ってこそ、その存在価値ができるのと同じであると思います。奈臨技が存在していくために是非会員の皆さまの協力をいただき、その存在価値を高めてくださいますようお願いいたします。


事務局会計部

藤本 一満

 今年度予算は、会員の臨床検査技師としての知識、技術向上と会員間の親睦ならびに会員各位の健康増進をねらいとして、学術部と福利厚生部の予算割当てを増額しました。
 昨年までの学術部は、いろんな学術関係がひとつの部として集まっており、云わば学術オムニバス部のようで、担当されてた各理事は動きにくく、またお金の配分も難しいものでした。そこで今年度からは、学術部を検査研究部門、精度管理推進事業、生涯教育の3事業に分割し活動しやすくしました。その一つの現われとして、学術部生涯教育が4月に開催しました第22回奈良県医学検査学会においては、例年の発表形式に工夫を加え、検査における身近な問題点をディスカッションしあったり、ランチョンセミナーを取り入れて参加者とともに討論されていたように思われます。
 検査研究部門および精度管理事業においても昨年より活発な活動が行われるものと思われます。
 福利厚生部では、かなり以前は盛んであった会員による同好会活動を復活させ、会員間の親睦を深めるために、理事が中心となってアウトドア同好会を結成しました。今年度は大塔村の「星のくに」にて日帰りバーベキューをして楽しみました。参加者も多く楽しい一日であったと思われます。来年も引き続さ実施される予定です。頭の訓練も大事だが、体や心のケアも大事です。技師間の連帯感も大事です。是非、続けていきましょう。
 会計部としては、この記事を書いている8月下旬におきましては、お金の出入りがまだまだ少なく、この原稿を書くにしても書く内容がなく因っているのですが、8月時点で正会員数が508名、賛助会員数が51企業と昨年同様の数の達しており、技師会活動に対してご理解を得ているものと思われます。
 来年度は奈臨技創立50周年であり、記念式典等が開催されると思われます。会計部として当然ですが、全面的に協力していきたいと思います。
 今年度も12月になると来年度の会費納入を始める予定です。毎年、会員各位に振込手数料の返金が遅くなり、大変ご迷惑をおかけしております。今年度からは振込手数料が振込時に奈臨技負担になるよう工夫したいと考えております。また、円滑な会費納入にご協力頂きますよう、よろしくお願い致します。


組織法規部

猪木 正允

 今年度は1期2年の後年期になります。あと1年、会員の皆様の期待に添えるように頑張って行きたいと思っております。
 近年まだまだ医療界を取り巻く環境は厳しいものがあります。これから行われようとしている政府の医療改革の中でH18年度の保険診療報酬の改定、日本版DPC、電子カルテ、混合診療、ISOの認定、検査データの標準化等どれをとっても病院経営を圧迫するものであり、ひいては検査室をも厳しい状況にさらすことになります。このような中で各施設においても対応策として診療支援、クリニカルパス、患者サービス、独自の専門性等で努力されていると思います。しかし環境の変化は創造を遥かに越えて猛スピードで追って来ています。この変化よりも早く対応できた施設が生き残っていけるのではないかと考えています。加えて言うならば国民から信頼され、選ばれる病院が最後まで残ることが出来るのでしょう。組織法規部においても、このような事を踏まえて各会員施設の手助けになれるように、今年度も会員の入会介入による組織力のアップ、施設代表者会議、新人・一般研修会等の活動を行って、出来る限りの情報を発信していきたいと考えています。すでに定款・諸規定の改定を行い冊子を会員のお手元に配布いたしました。また現在、自然災害(地震、台風等)があった時の各施設間の連絡網を作成中です。次回発行の会員名簿の中に掲載することになっています。個人情報保護法の関係で詳しい内容での作成は出来ませんでしたが、ぜひ活用していただきたいと思います。また当会独自の個人情報保護規定の作成を行い、会員の情報保護に努めたいと考えています。これからのスケジュールはH18年2月に施設代表者会議をH18年3月に新人・一般研修会を開催する予定になっております。ぜひ多数の参加をお願いします。重ねて、技師会活動の御協力もお願いします。


学術部検査研究部門

丹羽 欣正

 部門別検査研究班の組織改編が平成14年度より実施され、5部門23分野の“検査研究部門”が誕生しましたが、平成16年に部門・分野の見直しを行い、昨年度からは6部門22分野に改められました。この変更の内容は、輸血・移植検査部門が分野から独立したことと、活動がしにくかった疫学的検査分野を無くしたことで、この変更によってより現実的な検査研究部門の運営が可能になったのではないかと考えております。次に、検査研究部門運営委員会における事業内容の概要、さらに17年度の活動に村する抱負について示させて戴きます。
 平成16年10月に行われました奈良県での第44回近畿医学検査学会には、検査研究部門がシンポジウム、一般演題など学会の内容そのものに深く関わって、学会運営に極めて重要な役割を果たしました。
 平成17年4月に行われました第22回奈良県医学検査学会は、下記のようにその内容を大幅に刷新いたしました。
 昭和59年に奈良県臨床衛生検査学会として出発したこの学会は、初期から地方学会あるいは全国学会への登竜門として、また新人の度胸試しの場として、多数の会員を育て上げてきました。しかしながら、最近の参加演題数は年々少なくなり、自発的な発表はほとんど無に等しい状況に陥っていたと言っても過言では有りません。 これでは、本来のこの学会が担っている使命が果たせないのではないかということから、検査研究部門運営委員会が「奈良県医学検査学会のありかた」について根本から検討することとなりました。
 検討期間に2年を要しましたが、まずは学会の内容を豊富にする(ランチョンセミナーを設けて午後まで学会開催を可能とした。)ことと、一般演題を出しやすくする工夫に着手し、各部門・分野が協力して応援する体制と地区理事による応援体制を完備することにしました。その結果が今回の第22回奈良県医学検査学会となって現れたわけですが、いくらかの課題は次回に持ち越しとなりましたが、概ね成功裡に終わったものと考えます。
 新形式の運営方法の特徴は、一般演題を@公募、A検査研究部門、B地区で募集し、地区からの一般演題参加に関しては地区理事の応援協力を得ることにしたこと。さらに、シンポジウム、ランチョンセミナー等も組み合わせることにより、出来るかぎり多くの会員が参加しやすい学会企画としたことに集約できます。
 平成17年度の事業計画としては、第1に第23回奈良県医学検査学会を本年同様の形式で実施して、新しい運営方法を定着させること。次いで、ホームページ委員会との連携による「学術関連項目のホームページヘの掲載」に全面協力し、部門活動(研修会・勉強会の内容)報告、特集、リンク集など学術面でのホームページの充実を図りたいと考えております。


学術部精度管理

高部 弘司

 各施設、会員のみなさま、日々の精度管理、ご苦労様です。
 さて、この春3月に発行いたしました平成16年度奈臨技精度管理調査事業報告書を、ご検討されていかがでしたでしょうか。
 とくに、本年度は、数名の情報処理技術に長けた協力委員の助力をいたださ、可能なかぎりのシステム化を行い、データ処理の迅速化と事務的なミスを防止することができました。今後は、さらに、会員の皆様とともに、サンプルの調整および内容等の検討、よりよい精度管理手法およびシステム化を進めていきたいと考えております。
 さて、精度管理を軸としたPDCA(Plan Do Check Action)の重要性は周知のとおりであります。このうち、Planには、試薬、測定機器および操作要員等の因子が属します。現在、準拠試薬、測定機器における精度の管理は、比較的容易なものとなってきております。しかし、操作要員に関する精度管理の技術、知識は、検査技師以外の職種では皆無に等しいと思われます。最近の看護師要請カリキュラムから、臨床検査の内容がなくなったとの報告を耳にいたしました。医学教育の上からも、検査診断学、検査医学のなかでどれだけ精度管理が重要視されているか、疑問であります。もはや、精度管理を理解し、実施しうるのは、検査技師のみとなりそうです。
 現在、臨床検査は、場所、時を限定しないPOCTという名のもとで、施設内の医師、看護師等が実施する場面が急速に広まってきました。そのような状況下で、測定装置も、あまり手間をかけずにデータ提供を実現するべく、ノンメンテナンス、キャリブレーンフリー等のコマーシャルが一人歩きしております。全血、ワンポイントプッシュ操作で、データが迅速に、しかも高い精確度で提供されるものであれば、大歓迎でありますが・・・。
 今後は、看護師でも(医師においても同様かも)全血、血奬、血清の区別がつかない、したがって、精度管理の入り口であるサンプリング操作の重要性が理解できない人たちが増えるのではないかと、一抹の不安を覚えております。
 さらに、生理機能検査については、いかがでしょうか。どの程度の精度管理を実施しておられますか。日臨技の精度管理調査においても、フォトサーベイのみで実施されております。現行の生理機能検査水準をみるために利用されており、真の検査技術における精度管理には、ほど遠いものであります。しかし、現状では、技術の精度管理は非常に困難を伴います。このような、検査技師業界でも確立されていない問題が、古くから、どの診療所、どの医療施設においても、心電図をはじめ超音波検査等が、検査技師以外の職種によっても幅広く実施されており、データ共有化の視点からも、多くの問題点を目にします。
 永年の懸案でありました改正臨衛技法の施行が、間近になってまいりました。
 チーム医療への貢献という点においても、院内全体の精度管理における検査技師の責務は大きくなっていくに違いありません。
 皆様、各施設で、精度管理の核となって、よりよき医療の提供にむけて、がんばって下さるようお願い申し上げます。


学術部生涯教育

今田 周二

 生涯教育研修委員会は平成16年度より渉外部から学術関連の主に事務的な業務を学術部に移管し、学術部の新たな委員会組織として運営されることになりました。
 移管当初より、奈臨技生涯教育研修マニュアルの改訂と基礎一般教科(A教科)と基礎専門教科(B教科)相当の研修会を企画運営する方向で取り組んでまいりました。
 奈臨技生涯教育研修マニュアルは平成16年度の奈臨技学術部の組織改編、平成17年度よりの奈臨技学会の運営方法の変更などを請けて大幅に変更することになりましたが、6月に17年度改訂版として発行致しました。奈臨技学会の運営については、今後、奈臨技会員の多くの皆様にお手伝い頂くことになると思います。一度マニュアルをご覧ください。
 新規の企画については、7月に『コミュニケーションスキルを磨く』という内容で実施致しました。運営役員も一緒に参加してグループワークの形式で行われましたが、通常業務や学術研修会とは異なり、日頃使っていない頭を回転させ意志伝達をすると言うもので、コミュニケーションの難しさやその秘訣を楽しく有意義に研修できました。来年度以降もこのような研修会を定期的に開催できればと思っています。
 また、今年度中にもう一つくらい企画できればと考えています。検査研究部門の研修会には担当分野の会員の積極的参加がみられます。このような一般、基礎的な担当専門分野以外の企画にも会員の皆様の参加、協力を期待します。


渉外部

新木 義之

 法人としての衝生思想の普及および啓発に関して、県民の医療および公衆衛生の向上に応えるため、毎年、渉外部の講演会等企画委員会として県民を対象に公開講演会を開催しております。生活習慣病を中心に今まで過去11年間開催してきましたが、16年度では参加者の方も20代から80代、住まいでは35市町村、6他府県と幅広く参加していただき、公演の内容では良かったと言う方が98%、参加回数の複数回参加の方で、以前の内容が良かったからと言う方が17%、臨床検査技師の名前をご存知の方が56% おられ、臨床検査技師の知名度も年々上がってきました。
 今年度も平成18年2月19日(日)奈良市百年会館 中ホールにおいて「高指血症と日常生活」と題して、県立奈良病院副院長 菊池英亮先生をお招きして開催いたします。会員の皆様も多数参加して頂きますよう、そしてこれからも行事遂行に当たっては会員皆様のお力をお借りすることになりますが、ご協力いただけますよう宜しくお願い致します。


地域保健事業部

川越  徹

 地域保険事業部より今年度活動中間報告を申しあげます。

1 無料職業紹介事業状況。

2 県民への臨床検査啓発活動の推進状況。

3 健康づくり財団健診事業への技師派遣事業の中止について。

 奈良県の無料職業紹介事業は8月までの時点で求職申込者数5名、求人申込施設数3名でした。
 恒例の県民への臨床検査啓発活動は11月初旬に施行される「なら糖尿病デー・2005」と「橿原市健康福祉まつり」に協賛する予定です。その目的は県民の健康増進と福祉の向上に貢献するためです。上記協賛以外に地域公共団体が行う地域保健事業にも協力可能ですので何かございましたら奈臨技・地域保健事業部の川越まで連絡ください。これからの予定として今考えていることは県内の献血推進運動への協力、「看護の日」などで行う自己血糖測定への参加などです。会員皆様の更なるご協力をお願いします。
 すでに6月の奈臨技ニュースの通常理事会議事録でご承知のように、健康づくりセンター健診事業派遣協力について健診事業開始当初、健康センターのみでは健診に従事する技師の確保が難しく奈臨技からの協力で現在に至っています。しかし最近ではセンターにおいて技師の確保が可能になり当会による実質的な事業活動はなされておらず、また奈良県福祉健康安全局公益法人立ち入り検査における改善指導で当会と健康づくり財団間における委託契約がなされていない状況より、通常理事会で本事業を中止することが承認されました。


広報部

稲垣  明

 広報の仕事は会員の皆様のご協力がなければ何もできません。これからもご協力をお願いします。
 今年度の特徴は、それぞれ年一回発行していた会誌「まほろば」と「会員名簿」を合併させることです。メーカーの広告を「まほろば」に掲載していましたが、見る機会が少なく、「会員名簿」の方が見る機会が多いと考えられるところから、両者を合併させ少しでも広告の効果が発揮できるようにします。
 「まほろば」の内容については、会員の学術、活動、各施設の状況、会の動向等や親睦会や会員からのたより等を掲載します。
 奈臨技ニュースは例年通り毎月1回、年12回の発行です。
 来年度については、広報委員の構成が特定の施設に偏っているため、広く情報を得るために委員の交代を進めていただきたく思います。


福利厚生部

福田 実恵子

 H16、17年度(2004、2005年)の福利厚生理事として皆様のご協力で、会員相互の親睦、交流の場を広げ技師会(検査技師)のパワーアップを図る同好会活動を実施することができました。H16年11月13日(土曜)橿原ダイワボウルにてボーリング同好会を盛大におこなうことが出来、またトロフィーと盾の購入をさせていただきました。
 新しい試みとしてアウトドア同好会が発足して、H17年8月28日(日曜)会員の方(家族もふくむ)により大塔村でのバーベキュー、星の国、温泉等で自然を元気の源にすることができました。福利厚生の予算も昨年度より計上され皆様の期待に応えられる様努力したいと微力ながら思っております。研究会、技師会関連行事活動においても、日臨技リンクスの加入で安心して参加していただけるような制度になりました。また、慶弔関係の取り扱いは、地区理事の方を通じてご連絡の程よろしくお願いいたします。多数の方が参加できる同好会や、要望、意見をお聞かせ頂き充実した福利厚生事業を展開していければ幸いです。


CooIDown
 畑の旬の果物


いつの頃からか趣味がガーデニングから我家の畑のくだもの作りへと変わっていった。イチゴにメロンマクワ瓜、トマト、いちじくは年々美味しくできるようになった。次に挑戦したものはスダチまあまあ、ぶどうはイマイチ、桃は今年はじめて甘くて大きなものができ感激した。サクランポは数が取れなくて難しい。
 さらに現在ビワに挑戦中であります。生まれ育った山里の風と太陽と雨で露地栽培の果物は姿・形はあまりよろしくないが、手間・ひまかければ美味しいものができる。
 旬になると近所の話題になり、おすそ分けで人と人との人情が厚くなる。こうしたらうまく出来るよと教わることもたびたび。まあ飽きるまでもう少し続けてみようかと思う今日この頃です。