職場紹介

奈良社会保険病院

井上 理人


【病院の概要】

所在地:大和郡山市朝日町
病床数:301床
診療科:内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、呼吸器外科、泌尿器科、産婦人科、眼科、
    耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、健康管理センター
 人口10万人の大和郡山市にあって、唯一の公的病院であり地域中核病院として機能しています。
 医療機能評価機構の機能評価X.3.5を4年前に取得し、来年度はV.5.0の取得を目指して整備が進められています。

【中央検査部概要】

 私共検査部は、12名の臨床検査技師と1名の派遣職員(事務職)の計13名で日常の業務に取り組んでいます。

 各部署の構成は化学・血液・一般・免疫・輸血を3.5名で、微生物1.5名、病理2名、生理検査部門(超音波、心電図、トレッドミル、肺機能など)5名という布陣です。加えて健康管理センターにおける検診業務へも直接参加しています。
 検体検査部門では平成14年より機器リースシステムという方式、つまり生化学分析装置2台、免疫分析装置2台、血球計数器2台、便潜血自動分析装置1台、尿定性自動分析装置1台、HbA1c定量分析装置1台、検査システム、自動採血管準備システムといった機器を一括で機器・試薬メーカーとリース契約を結ぶ方式で導入しました。
 その結果、大幅なコスト削減を図ることが出来ました。
 かつて検査部門は病院経営にとって大黒柱とも言うべき収益部門であったわけですが、医事請求の包括化が進む中コスト部門へと移行しつつあります。となれば、如何に安いコストで良質のサービス(正確、迅速)を提供出来るかが最大の命題である、との考え方に基づいてスタッフ全員が日々、業務に励んでいる次第です。
 病院検査部にとってもう一つの大きな命題である他部門との連携に関しては現在のところ糖尿病療養指導の一環である糖尿病教室への参画、SMBGのサポートを行っていますが、全病院的に検討されているICTの立ち上げにも当然参加しています。