橿原市健康福祉まつりに参加させていただいた感想

近畿大学医学部奈良病院 横田  文

 今回、初めて「橿原市健康福祉まつり」のお手伝いをさせていただきました。参加前は、血糖測定及び脈波測定をするということだけ聞かされていたため、日ごろ、主として病理検査を担当している自分にとって、あまり経験もないのに大丈夫なのか、とかなり不安いっぱいで臨みました。実際は、アットホームな感じでとても楽しく、大変良い経験をさせていただいたと感謝しています。
 血糖測定装置を提供されていたのが、「アポット」「ロシュ」「キッセイ」、脈波計を提供されていたのが「フクダ電子」で、それぞれ簡易型の優れた機器で、たいへん興味を覚えました。特に、加速度脈波計が興味深く、指先容積脈波の二次処理から血管の推定年齢が判るのです。実際、私自身、測定した結果、血管推定年齢51歳となりました(実際の年齢は2ウン歳!)。それはそれはショックを受けました。コメントに、「動脈硬化の可能性あり。医師に御相談下さい。」とありました。訴える眼で、「フクダ電子」の方を見ると、笑顔で「頑張って」と言われました。「フォローはないんかい!」と突っ込みそうになりましたが、いずれにしてもその日から、「いつまでも若いと思うな、自分!」と言い聞かせ、健康に注意するようになり、大変良いきっかけとなりました。少し話がそれた気もしますが、楽しかったということが、判っていただけたのではないかと思います。長くなりましたが、当日お世話になりました役員の皆様、業者の方々、本当にありがとうございました。