第12回腹腔鏡内視鏡合同手術研究会

   第12回も、学会終了後の遅い時間にもかかわらず、140名の先生方にご出席いただきました。内科の先生方にも多数参加いただいており、LECSの特徴である外科と内科のコラボレーションの重要性と手技の将来性に、高い関心をいただいているものと感じました。世話人、事務局より重ねて御礼申し上げます。研究会のなかでも問題となっている十二指腸病変に関しては、今後は適応や手技をさらに検討し、先進医療へと推し進めることができればと考えております。また、前向きなLECS手技の登録研究なども始めたいと計画中です 。
 皆様の更なるご支援とご協力を賜りながら、LECSを発展させていきたいと願っております。

 
 
辻本 広紀 先生 <当番世話人> 
辻本 広紀 先生
(防衛医科大学校病院
上部消化管外科)
永尾 重昭 先生
(防衛医科大学校病院
光学医療診療部)
永尾 重昭 先生
日   時: 2015年10月10日(土)      *会場:TKPガーデンシティ品川
世話人 会: 16:00~17:00  
研 究 会: 17:00~20:00 *参加費:3000円
情報交換会: 20:00~21:00 
      
  【開会の辞  辻本 広紀 先生(防衛医科大学校病院 上部消化管外科)
        永尾 重昭 先生(防衛医科大学校病院 光学医療診療部)
       
 
  【特別公演】 「LECSを導入したいと思っている人の為の親切なLECS講座
        司会:辻本広紀先生(防衛医科大学校病院上部消化管外科)
        演者:比企直樹先生(がん研有明病院消化器外科) 
  <主題1>  『LECSが乗り越えなければいけない問題点』  
        司会:川平洋先生(千葉大学フロンティア医工学センター)
           道田知樹先生(帝京大学ちば総合医療センター)


演題:8分 
質疑応答:3分
  (1) 食道胃接合部近傍の2個の胃GISTに対し、胃瘻LECSを施行した1例
山本和幸先生(KKR札幌医療センター斗南病院外科)

 
  (2) 当教室における十二指腸腫瘍に対する腹腔鏡・内視鏡合同手術
    ― 腹腔鏡下十二指腸欠損部閉鎖法の工夫 ―
サシーム・パウデル先生(北海道大学消化器外科Ⅱ)

 
  (3) 早期胃癌に対する腹腔鏡下胃局所切除を安全に行うための術式の考案
-動物実験による検討-

野村信介先生(防衛医科大学校外科学)

 
    【休  憩】  
 

<主題2>  『LECSの上皮性腫瘍への応用に向けた工夫』
        司会:竹内裕也先生(慶應義塾大学一般・消化器外科)
           森山智彦先生(九州大学第二内科)     


演題:8分 
質疑応答:3分
  (4) 術後の機能維持を目指した早期胃癌に対するNEWS+センチネルリンパ節流域郭清の試み
後藤修先生(慶應義塾大学医学部腫瘍センター)

 
  (5) 当院の十二指腸上皮性腫瘍に対するLECSの検討
和田晃典先生(防衛医科大学校内科学2講座)

 
  (6) 安価なレーザー装置を用いた漿膜側マーキングの工夫
仲地紀哉先生(那覇市立病院消化器内科)

 
  (7) LECSを応用した噴門直下早期胃癌に対する高位幽門側胃切除の工夫
神谷諭先生(がん研有明病院消化器外科)

 
  (8) 胃粘膜下腫瘍に対するInverted LECS with Crown Methodsの有用性
山本頼正先生(がん研有明病院消化器内科)

 
    【開会の挨拶】 柴尾和德先生(産業医科大学第1外科学)

 
    【情報交換会】  

 
   

<お問い合わせ先

 LECS研究会事務局 : 布部創也
         幹事   がん研有明病院 消化器センター
              東京都江東区有明3-8-31
              TEL 03-3520-0111