HOME > 第14回SPHサロン開催報告


他大学SPH同窓会との交流として、継続して共同開催しています、SPH同窓会サロンについて、第14回は京都大学SPH同窓会が主催しました。
2019年5月25日に京都大学医学基礎医学記念講堂を会場として開催しました。

テーマ「日本のSPH、(ほぼ)20年のあゆみと私達がつくる未来」として実施され、中山健夫専攻長による基調講演のあと、京大、東大SPH卒業生による講演、「ワールドカフェ」形式によるワークショップが行われました。京大、東大、ほかから延べ40名程度が参加し、在学生、卒業生の交流を深めることができました。

京大SPH、東大SPHの在学生・修了生のみならず、学外の方にもご参加いただきました。ご講演いただいた先生方、ご参加くださった皆様、スタッフのみなさま、ありがとうございました。今後も京都での開催について検討していきます。

一方で、残念なことですが、サロン企画後の懇親会にて、参加者を不快にさせる不適切な性的な発言や行動が見られたとの報告を受けました。このような行為を繰り返すことなく、また周囲の方々にも注意を心がけるようにお願いいたします。
●当日プログラム
14:00 開会のあいさつ
14:05 京大SPHのあゆみ 京大SPH専攻長 中山健夫

14:25 SPH卒業生からの発表
座長: 京都大学SPH同窓会 副会長 高橋由光

北野華子 NPO法人 Being ALIVEJapan理事長
コ本史郎 長野県健康福祉部 衛生技監
竹内正人 京都大学医学研究科薬剤疫学 准教授
梅田麻希 兵庫県立大学 地域ケア開発研究所 教授

15:45 パネルディスカッション

16:15 ワールドカフェ
ファシリテーター:矢口明子(京大SPH12期生)

 参加者5〜6名のグループで、グループワークを行いました。テーマは、全体テーマと同じく「日本のSPH、(ほぼ)20年のあゆみと私達がつくる未来」でした。日本のSPHが、これからの社会の中ではどのような役割を果たして行ったら良いのか、そのためにどのような行動を起こして行ったら良いのか、参加者が考えるきっかけとすることを目指しました。現在の社会の問題について、どのような取り組みから変えていくことができるか、各グループで異なった視点で、「教育」、「個人の価値観」、「経済的インセンティブ」、「エビデンス」などの切り口ではじめ、そのためには多様なバックグラウンドを持つ人材の協働が必要であるという、SPHの人材育成の役割にも言及されました。

17:45 閉会のあいさつ

18:00 懇親会

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