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KODAMA'S (NEW) WORLD

We are peaceful people. But we know that sometimes to safeguard peace, we have to fight. Britain has learnt that lesson many times in our history. We only do it if the cause is just. This cause is just.

---Tony Blair
in The Guardian Weekly,
October 11-17 2001.


昨日 / 明日 / 2016年10月 / 最新 / はてな

この日の出来事


25/Oct/2016 (Tuesday)

某演習、某講義、ApplePayなど

少し早めに起床。よく寝たので昨日の精神的・身体的ダメージからは大分回復したが、 まだ少し残っている。某翻訳、髭剃り、朝食、朝刊、週アス。

朝、小雨の降るなか娘を保育園に送り、それからしばらく自宅で作業や探し物など。 少し遅めに大学へ。某授業の準備をしないと。

夜中

午前中は少し某予習。お昼は購買部でカップ麺などを購入。

お昼すぎ、某予習。昼下がり、某演習。 シンガーの援助義務と子どもを私立校へ行かせること。

夕方、某全学講義。ようやく死刑の話が終了。

夜、一旦帰宅して娘を迎えに行く。それから夕食。

iOSがアップデートしてApple Payが使えるようになったので、 Apple Watch2もアップデートしてSuicaなどを使えるようにしてみる。

夜、運動不足だったので3キロほど走る。それから娘と風呂。 もう寝るべし。


25/Oct/2013 (Friday/vendredi/Freitag)

某講義、某演習、某講演会など

少し早めに起床。髭剃り、ゴミ出し、朝食、朝刊。けっこうな雨。

朝、バスで大学へ。午前中は某英文講読。学生少なし。お昼は中央購買部でパ ンなど。某校正作業を済ませてメール。

お昼すぎ、某学生の研究相談を少し。それからしばらく勉強。

昼下がり、某応用倫理演習。忘れられる権利、中絶問題。

夕方、某学生らとタクシーで烏丸今出川に移動し、某外国人研究者に会う。今 出川大学に連れていき、講演をしてもらう。政治哲学の方法論の話で、議論も 英語で活発に行われ、おもしろかった。適当に司会をしてしまい、少し反省。

夜、近所の中華料理屋で懇親会。某妻と娘も顔を出してくれる。歓談。ビール。

夜中、帰宅。娘の寝かしつけ。一緒に寝てしまう。深夜に東北地方で地震があっ たようだ。


25/Oct/2012 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

発表の準備、研究指導など

少し遅めに起床。シャワー*1、洗濯、シリアル。まだ体調が今ひとつ。喉の腫 れは引いたが、鼻と微熱が。

午前中は研究室で新聞とASUSのTF301Tのアップデート作業などでつぶれてしま う。それから勉強。

お昼は遅めに中央食堂で。

夕方、某論文指導など。ヒューム。そういえば、こっちに戻ってきたらいつの まにかヒューム研究者だらけになっていた。

夜、まじめに勉強。遅めに中央食堂で夕食。その後ももう少し勉強してからバ スで夜中に帰宅。

それからメールの返事を書いたり雑用したり。某妻の実家に帰っている娘とな かなかFaceTimeする時間がない。

早めに寝るべし。明日中に発表の準備を終えたいところ。

*1:起きてすぐにシャワーを浴びるという格率を実行しないといけない。 そうしないとぐずぐずしてしまうので。


25/Oct/2011 (Tuesday/mardi/Dienstag)

某作業、某科研費の書類完成

定時起床。ひげ剃り、朝食。

娘を保育園に送ってから大学へ。某作業。なんとか午前中に終了。

お昼は少し遅めに研究室で弁当をもそもそと食べる。個人の科研費の書類を修正。

昼下がり、某ミーティングと某研究会。某OD生が報告。

夕方、某科研費の書類修正の続き。一応完成したことにする。一件、大型のダ ブルブッキングが発覚してへこむ。不可抗力のところもあるのだが、もっと早 くに気付いておくべきだった。

夜、週刊アスキーを購入してから帰宅。夕食。その後、一瞬寝る。

夜中、某娘を風呂に入れる。それからまた二階の勉強部屋で真夜中まで仕事。 週アスを読んだら寝よう。


25/Oct/2010 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

昨晩は深夜まで某科研費の書類作り。終わらなかったため、 朝起きてからもしばらくやる。朝食をとったあと、 2時間ぐらいしてようやく終了。シャワー。

お昼前に家を出て、修繕に出していたジャケットを受け取り、 そのままクリーニングに出す。それから江戸川橋の某出版社に 校正原稿を届けに行く。一時間ほど原稿の話と雑談。

それから大学へ。某コモン・ルームで昼食。いろいろおもしろい話を聴く。

昼下がり、寝袋。それからいろいろ雑用。研究会の準備をする時間が取れず。

夕方、某氏らと少し某相談。そのあと、購買部にビール等を買い出しに行く。

夜、某研究会。準備をしておらず、顰蹙。すみません、次こそは…。夜中まで。

夜中、本三で飲み会。歓談。

雨が降ってきていたので、地下鉄で帰宅。最近いつもホームに降りたところで 電車が出発してしまう。

帰宅。もう寝よう。


25/Oct/2009 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

お昼前に起きる。シリアルと(昨日と二日前の)新聞。 Wiiをして汗をかいてからシャワー。

それからコーヒーメーカーの掃除など。 寒いのでヒーターも押し入れから出してくる(まだ付けていないが)。 半袖シャツも押し入れに放り込む。

昼下がり、二階の勉強部屋で勉強しようとすると、目がちらつくので、 これは風邪の前兆に違いないと思い、葛根湯を飲んで日が暮れるまで寝る。

夜、外出して巣鴨でカレー。誘惑に抗し切れず、漫画喫茶でchill out。

夜中、体調が戻ってきたので少し勉強。明日の勉強会の準備など。 某妻が出張から戻ってくる。

真夜中、少し新聞を読み、Wiiをしてからシャワー。まだ体調が今ひとつなので、 もう寝ることにしよう。そういえば、腰も痛いんだよな。 なんか体力が落ちてきている。


25/Oct/2008 (Saturday/samedi/Sonnabend)

今日は朝からサーバがメンテナンスで落ちていた。さきほど復活したようだ。

今朝はゴミを出してから二度寝。起きてシリアルと朝刊。某妻を見送ってから、 また寝る。さきほど起きてシャワー。

今日は札幌と三田近辺で関連学会が開催されているようだが、 ワークライフバランスの観点から、オフということで。

オフと言いつつ、昼下がりに大学へ。久しぶりに某海鮮丼屋に行き、 昼食をとってから、ジムのプールで1キロほど泳ぐ。 購買部でお菓子その他を買って籠城できる用意をしてから研究室へ。

夕方、某書類の手直しを少し。久しぶりに少し時間に余裕があるので、 思想史の本でも読んで勉強しよう。human capitalを蓄積せねば。

カップラーメン(コープヌードル)を食べる。研究する人生らしくなってきた。

真夜中

夜中、研究室で思想史の勉強。intellectual perceptionなど。要勉強。

スープパスタなど食べる。


25/Oct/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

今日のこと。


25/Oct/2006 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

お昼すぎ

少し早起きして非常勤の準備。午前中は某英語文献講読。 Tony HopeのMedical Ethicsを読了。

さて、非常勤に行かねば。天気もよいし、意志の力で元気を出そう。

真夜中

お昼すぎに飯田橋に移動し、某非常勤。死亡・死因の統計について。 死児は「しご」ではなく「しじ」と読むことを学生に教えてもらう。 あとから考えると、稚児からの類推かな。

研究室に戻ってくると、遠方より某後輩が来ていたので、 喫茶店に行き、近況を語りあう。

夕方、総合図書館に行く。 職員証が見当たらなかったので、 古い図書館カードを使って入ろうとしたら、 司書の人に「それはもう使えません」と言われ、取り上げられてしまう。 所属をコンピュータで確認してもらい、入ることができたが、 職員証はあとでカバンの中から出てきた。 図書館で「健康と病気」についてしばらく勉強。 このテーマも調べるとけっこうおもしろいな。

夜、同僚の某氏らと某韓国料理屋で夕食。辛い。ビール。 あまりに辛かったせいか、帰宅後、少しお腹の調子が悪くなる。

そういえば、親不知を抜きたいこともあり、歯医者の予約を入れた。 親不知を抜くのは来月中頃から月末になりそうだ。

真夜中2

夜中、自宅でさらに「健康と病気」について勉強。 さっさと某報告タイトルをメールしなければ…。

先日気付いたが、家のコンピュータにiPod miniをつなぐと、 なぜかiPod miniの時間帯の設定が北京時間になってしまう (Windows XPのタイムゾーンの設定は日本時間のGMT+9)。 さてはコンピュータがウイルスにやられたのかと調べているが、 どうしても原因がわからない。困った。


25/Oct/2005 (Tuesday/mardi/Dienstag)

お昼前

お昼から某教授と相談する約束があるので、なんとか起きる。

お昼すぎ

某教授と某相談。

昼下がり

昼は遅目に某喫茶店でパスタ。

購買部から某製本ができたと連絡。早くできたは良いが、 最初の見積の1.5倍の金額になっている。 どうも勝手のわからない店員に対応されたようで、 こういうことになってしまった。反省。 こういうことは購買部に頼まず、 やはり製本屋などのきちんとしたところに頼む必要がある。

昼下がり、某ミーティング。 そのあと、某勉強会。倫理コンサルテーション、介護の倫理。 「良い研究計画とは何か」について、今日もいろいろ考えさせられる。

天からの声。最近、蕎麦やパスタなど、 炭水化物しか食べていないのではないかというご指摘をいただいた。 一応、朝は充実野菜とシリアル(牛乳)を食べるようにしているが、 最近の食生活はたしかに偏っているので(ラーメンとかカップラーメンとか…)、 もうちょっと気をつけるようにしよう。

夜2

某ハンバーガー屋に出前を頼み、同僚らと食事。 ビール。

眠い。

夜3

ひさしぶりに椅子の上で30分ほどよく寝る。すっきり。

人に言われたことをちゃんとやる能力も重要だが、 自分で発案しそれを実行に移すという能力も重要だ。 initiativeとかcreativityとか言うんだろうか。 そういうのもちゃんと磨かないといけない。

真夜中

帰宅。以下、歩きながら考えていたことを書き殴ってみる。

科研費申請は、 時間の無駄だという意見もあるようだが、 研究者としての自分を見つめなおすよい機会だと思う。 そして、自分を見つめると、 自分がからっぽであることに気付く。

どうにも、研究を「こつこつ積み重ねる」という作業が圧倒的に不足している。 ビッグピクチャーがなく近視眼的なので、 自分の研究歴を振り返ってみても、小さな砂山がこっちに、 小さな砂山があっちに、という感じで、高い山になっていない。 なるほどこれまでのすべての研究はなんらかの形で肥やしにはなっていると思うが、 そこに育つべきもの、植えるべきものがなんなのか、 いまだにわからずにいる。 I still haven't found what I'm looking for. しかし、いつまでもそうも言ってられない。

小手先の研究、上から降ってきた研究ばかりやっていてもしょうがない。

「公衆衛生の倫理に興味があります。 ベンタムと他の思想家との関係に興味があります。 分配的正義や資源配分の問題に関心があります」

「なるほど、君が今関心を持って研究していることについてはよくわかった。 では、言ってくれたまえ、君にとってのビッグピクチャーはなんなのか。 君にとってのburning questionは何なのか。 要するに、君の問題意識はなんなのか」

とりあえず功利主義者であることを自認するようになったのは進歩だ。 しかし、功利主義の研究を続けることが 功利主義者の(唯一の)仕事なのではない。 内ではなく外に目を向けなければならない。 しかし、どこに目を向ければいいのか?

今日のニュース


25/Oct/2004 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

ちょっと寝て、起きる。週末は勉強しなかったので、これから勉強。

そういえば、昨日、`Bob's your uncle'というフレーズを覚えた。 語源は必ずしも明らかではないようだが、「大丈夫」ほどの意味だそうだ。 似たようなフレーズに、 `Mum's the word'というのがあるが、 こちらは「このことは秘密(mum)ね」ほどの意味。

夜明け

また地震。大きい。日本沈没か。

と言いつつも、テキスト執筆中。

早朝

眠い。集中力が続かないのは年のせいか。

いや、年のせいにしてはいけない。集中力を持続させる努力をせよ。 5分おきにメールをチェックしてはならない。 1時間おきに日記を更新してはならない。

翻訳をしながら洗濯。あ、BBC7でBrave New Worldの朗読が 始まっていた。第一回を録音しそこねた。う〜ん。

昼下がり

なんとかお昼前に起きて大学へ。昼は某氏らと蕎麦。

内閣府による平成16年 度の臓器移植に関する世論調査が出た。 今回初めて「本人の意思表示がない場合」という項目を新設したところ、 「家族の判断に委ねるべきだ」が45.5%、 「認めるべきではない」が35.4%、 「(本人が)拒否していないので認めてよい」が9.7%という結果になったそうだ (日経新聞の記事より)。 死体臓器のレシピエントの指定に関しては、 「自由に指定してよい」が23.2%、 「近親者に限って指定してよい」が28.1%、 「指定できるようにすべきではない」が31.1%と分かれた。 15才未満の者の臓器提供については、 「どちらかといえば臓器提供できるようにすべきだ」と 「臓器提供できるようにすべきだ」を合わせて6割ほどになったが、 臓器提供の意思については、本人の意思尊重(26%)、 家族などにより代理決定(36.3%)、本人の決定も家族などの決定も不適切 (23.9%)と分かれた。

「不謹慎な話だが、クリントン元大統領が投票日直前に倒れると、 ケリーが勝つんじゃないかな。 というか、バイパス手術自体が布石だったとしたら…」

「そんなこと言ってると、ヒラリー知事に殴られますよ」

夕方から某キムリッカ政治哲学勉強会。 分析的マルクス主義。搾取、必要、疎外。おもしろい。

そのあと、一週間ぶりにジム。筋トレは10日ぶりぐらい。 全速力で2キロ走ると死にそうになる。フラフラになって出てくる。

某海鮮丼屋で丼を買って研究室へ。

そういえば、育英会(日本学生支援機構)から学部時代の奨学金も 特別猶予が承認された旨の通知があった。 今後まじめに10数年務めを果たせば、 借金がなくなることになる。

学問領域と「〜的」の不思議な関係

なぜ倫理学をやっていると倫理的とみなされるのか。 「倫理」という言葉が、ある学問領域を指すと同時に、 「倫理的」という言葉が、 その領域にコミットしている(うまい表現が思い付かない)ことを指すからだと思う。 同じように、哲学をやっている人は哲学的とみなされ、 文学をやっている人は文学的とみなされる。 宗教学をやっている人は、宗教的とみなされ、 政治学をやっている人は、政治的とみなされる。 美学をやっている人は、どちらかと言えば美的とみなされるだろう。 教育学をやっている人が教育的とみなされるというのも、 どちらかと言えばあるかもしれない。 もっとも、数学をやっている人が数学的とみなされるのは、 このコミットメントという観点からはうまく説明できないように思われる。 いや、しかし、論理学をやっている人は論理的とみなされることを考えると、 やはりある種のコミットメントをしているとみなすべきか (コミットメントという言葉の意味によるか)。

一方、経済学をやっている人が経済的とみなされることはあまりなく、 法学をやっている人が法的とみなされることもほとんどない (というか、「あの人は法的だ」というのはあまり意味をなさない。 また、`legal mind'というのは合法的な思考ではなく、 法的推論にかなった思考を意味する)。 医学をやっている人が医的とみなされることはない(そんな言葉はない)。 しかし、看護学をやっている人は看護的(という言葉があればだが) とみなされるかもしれない。 社会学をやっている人が社会的とみなされることはまったくないのではないか。 こういうのはなぜなのだろうか。自然科学と人文科学の違いか?

つまらないが、物理学をやっている人が物理的とみなされることはなく、 生理学をやっている人が生理的とか、 病理学をやっている人が病理的というのはない。 また天文学をやっている人が天文学的とみなされることもない (残念ながら天文的という言葉はない)。 「彼は工学的だ」「彼は幾何学的だ」というのはあるんだろうか。

今日やること


25/Oct/2003 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼前

遅起き。よく寝た。

お昼すぎ

二度寝してしまう。

昼下がり

ツナトマトソースのスパゲティ。

視聴率操作、世論調査、ODAと国連の票

日テレの視聴率操作。議員が投票数の多寡で決まるのと同様、 ディレクターの評価も視聴率で決まってしまうのだから、 不正が可能なシステムならば遅かれ早かれ不正が生じるのは 十分ありえたことだろう。

買収による不正が簡単にはできないように視聴率調査の対象世帯 (現在は東京では600世帯)を大幅に増加させれば良いように思えるが、 そうするとコストやプライバシーの問題が生じてくるのだろうか。 視聴率調査をやっているビデオリサーチの公平性がどうやって保たれているのか についても勉強する必要があるな。

視聴率調査や世論調査を至上のものと考えるのは良くないが、 だからといって無視する訳にもいかない。 満足した豚の問題で、 豚は満足させなければならないが、 豚も成長すればソクラテスになるとするなら、 その成長を助けるような仕方で満足させなければならない。 エデュテイメントというのはそういう発想なのだろう。 (もちろん、豚は豚のままでただ満足させておけばよく、 要らぬ知恵を付けさせるべきでないと考える人々もいるだろう)。

それとは別の話だが、 「あの国は、日本がODAによって助けてやっているのに、 国連総会や安保理や人権委員会などで日本に有利なように票を入れない」 というような話(昨日の産経にある記事とか)は、 国連の票を金で買うということをあからさまに認めており、 何を考えているんだと思う。 たしかに、被援助国は援助国に対して恩があるんだから、 友好的に付き合うべき義務があるかもしれないが、 つねに日本に有利なように投票しなければならないという義務はない。 このような主張を認めるなら、 金で視聴率を買おうとした日テレのディレクターを 責めることはできないだろう(と思う)。

昼下がり2

近く、出張でオーストラリアはメルボルンに行く予定なので、 ウェブでETA(Electronic Travel Authority)にアクセスしてビザを取得する。 オーストラリアに行くには短期観光でも査証が必要。

夕方

昨日の発表を反省中。

真夜中

夕方から渋谷に行き、『インファナル・アフェア』 を見る(日本語の公式サイト)。

香港の麻薬密売組織と警察の争いを描いた映画で、 マフィアのボスに命じられて警察へ潜入したアンディー・ラウと、 警察の上司に命じられてマフィアに潜入したトニー・レオンが、 発覚の危険にさらされながら、それぞれの義務を果たすべく尽力する、 という話。 結末に至るまでのプロットが非常に良くできていて、 映像にも圧倒される。女性陣が今ひとつな感じだが(とくにケリー・チャン)、 主人公たちは非常に印象的(どちらかと言えばトニー・レオンの方が好きだが)。 香港映画は迫力があるなあと思ってしまう。 なんでも、すでにハリウッドでリメークされることが決まってるとか。 よくできたマフィア映画だが、 でもまあ、人生を変えるほどのインパクトのある映画ではないので、B。

映画館で『ファインディング・ニモ』の予告編を見ると、 いつもホロリと来そうになる。見に行かねば。


25/Oct/2002 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼前

爆睡する。洗濯。

お昼すぎ

シャワー。火曜日の授業の準備を少し。

昼下がり、郵便局に行き、定額貯金をもうしこむ。 よき社会人は貯金をするものだと聞いたので。

それから出町の商店街に行き、漬物を購入。

大学に行き、授業に出席。授業のあと、某所に行き、 スキャナで読みこんだホッブズのテキストをOCRで電子テキストにする作業。 最近のOCRは手で引いた傍線を無視してくれるのですごい。 ただ、 やはり読みこんだテキストがちょっと傾いていると認識率がだいぶ落ちるようだ。 簡単に微調整をできるといいんだけど。あ、できるのか。

真夜中

夕方、某先生らと少し飲む。少し早目に抜けさせてもらい、 用事でJR京都駅へ。

夜、下宿に戻ってみると某書類が。 12月に面接に行くことになってしまった。う〜ん。

机に向かっている時間…4.5hr
今日の勉強時間…4.5hr
マルクス係数…0


25/Oct/2001 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

お好み焼きを作る。 三回目にしてすでに売りに出せるお好み焼きを作れるようになってしまった。

英国では1997年に導入され不評だった大学の授業料を廃止し、 2003年ごろから卒業税の導入を行なうとのこと。 育英会がなくなるんだったら、日本も真剣に卒業税の導入を考えるべきだろう。

(卒業税とは、大学卒業生は在学中に授業料を払うかわりに、 卒業後に所得税を余分に払うというシステム。 親の収入の大小にかかわらず大学で勉強することができ、 自分の教育費は自分で払うことを可能にする。 ただし、老い先短い老人が大学に入ったときに どうするかというのが気になるところ)

真夜中2

『熱帯魚』

つい『熱帯魚』という台湾映画を見てしまった。 高校受験生が金に困った一家に誘拐されてしまう話。 厳しい現実の中でも夢を見るのを忘れるな、というのがメッセージらしい。 C-。

インターネット用語としてのnavigateってどう訳すんだろう。 英辞郎とかgooとかのオンラインの辞書にも載ってないようだ。 詩的に「WWWの海を航海する」とか? communicateも困っている。 「通信する」、「連絡する」っていうのもなんかなあ。

あ、問題の文はこんなの。 あんまり引用すると著者に訴えられるかもしれない。

The level of privacy we have as we communicate, navigate, and perform transactions online is very limited.
「オンラインで(…)し、(…)し、取引を行なうさいのプライバシーの度合は 非常に限られたものである」。

カタカナばっかりだな。「ウェブを徘徊する」「渉猟する」とかは変だしなあ。 かといって「ネットサーフィンする」ってのもいやだし。

夜明け前

寝よう。

夕方

お昼すぎに起きる。 新聞の広告を見て、散歩がてら某所に行きクツを買う。 CDも欲しかったが我慢する。 しかし、ABBAのベストは早急に買う必要がある。

そういえば、Natalie ImbrugliaのThat Dayもよい。

下宿に戻ってきてからうどん。あとで買物に行く必要あり。

またキーボードが使えなくなった、と一時間ほど苦しんでいたら、 PS/2のキーボードがしっかり差さっていなかったのが原因だった。 (Number LockとCaps LockとScreen Lockがすべて点灯していたので、 差さっていると思ったのだが、だまされた)。気をつけよう。

夕方2

東京都でカラス駆除が積極的に行なわれるとのこと (本日付の朝日の社説参照)。 ロンドンでトラファルガー広場のハトの駆除が問題になったときは、 動物愛護団体が市長に抗議していたが、 東京ではどうなんだろうか。

ダンボール箱をかましてモニタの位置を少し高目にしたら、 座ったときの姿勢がよくなったようだ。 ctrlキー(今はCaps Lockキー)を多用するせいか、 左の腕が疲れやすくなっているので気をつけよう。 というか、何か運動しないとな。

さきほど町へ買い出しに行った。

`So Much In Love'のオリジナルは The Tymes というバンドがやっていたのか。 なかなか調べがつかなくて困った。 検索エンジンの使い方が悪いのかな。

夜2

炊きこみご飯。一合半、一気に食べてしまった。

つい途中から日本シリーズを見てしまう。近鉄逆転ならず。

そういえば、 先ほどMSN Explorerをインストールしようとしたら三度失敗した。 どうなってるんだ。

今日の朝日の朝刊に載ってる中曽根元首相のインタビューは、 言いたいことがスパスパ言われていておもしろい。

ポール・マッカートニー(卿)の新曲(`From a Lover to a Friend')は、 おじいちゃんが歌っているようで今一つ。そういえば、 あの世代の英国ロッカーで先日65歳に一番乗りしたのはビル・ワイマンだそうで、 ついにロッカーも年金をもらう年になったようだ。 The WhoはまだMy Generationを歌ってるんだろうか。

真夜中

腹をこわす。食べすぎか。

おもしろい表現。`Her collection is largely composed of decomposed authors.' (Guardian Weeklyから) deceasedのかわりにdecomposedを使うところがみそ。

う。また腹が。


25/Oct/2000 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

歴史的な読みと対話的な読み

ベンタムの授業。オースティンとベンタムの法実証主義の違いについて。

「歴史的な読み」と「対話的な読み」の区別の話もあった。 歴史的な読みにおいて問われるのは、 「ベンタムは何を考えていたか」という問いで、 他方、対話的な読みにおいて問われるのは、 「君はベンタムに同意するか、しないか」という問い。 対話的な読みをやるには、 あるていどきちんと歴史的な読みができていないといけない。

もっと一般化していうと、 批判する前に相手を理解する必要がある。 (誤解にもとづく批判から新しいものが生まれる場合もあるだろうけど、 だからといって積極的に誤解を勧めるのも変な話だろう)。

しかし、理解しようとばかりしていて、批判できないのも情けない。 というわけで今後は「理解したら反対せよ(understand and disagree)」 をモットーにして生きていこう。

忠誠心についてのセミナー

夜、セミナー。Loyaltyについて。 オクスフォードから呼ばれた先生だったが、 あまりに穏当な内容でつまらなかった。 しかし、 どんな内容でもそれなりの質問ができる人間にならなくてはならない。 (「つまらないです」と質問できる人間にはなれそうにないが…)

利益追求に走るこだま美術館

日本の某週刊誌からメイルが来る。 テムズ川や国会議事堂の写真があれば使わせてほしいとのこと。 ポジかネガを送ってほしいと書いてあるが、 デジカメで撮ったものだからそんなものはない。 かといって友人にカメラを借りて取りに行くのもたいへんなので、 たぶんお流れになると思うが、 しかし採用されたら謝礼が出るというので:-) 一応サンプルを載せておいた。 あ、今回も大きい写真なので気をつけるように。

デジカメを買ってまだ3ヶ月ぐらいだと思うが、 すでに1300枚以上撮っているようだ。 最近はめっきり使わなくなってしまったが。 しかし、135万画素であるせいか、空や雲がきれいに取れないんだよな。


10/25/99

it's 18:00 in london. it was a sunny today. unbelievable!

i went to the regent park in the morning. i offered a tiny piece of bread to a squirrel (risu in japanese), and it came up to my knee and took it and ran away. it wasn't very cute :-)

in the afternoon, i visited the british museum. the collection is just huge. i think the british people are the greatest thieves in the world. i met socrates there. he didn't ask me questions.

i couldn't see all the exhibitions in the british museum, so i may go there tomorrow morning too.

well, i gotta go. bye for now.


10/25/98(Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

退屈。古本屋にでも行くか。


某古本屋に寄って本を購入。 その後、某定食屋に行ってキムチ鍋定食。 顔面発汗。

ちょっと筒井康隆の『腹立半分日記』を引用。可笑しい。

(1976年)十月十四日(木)

「オール讀物」茂木氏より電話で、 生まれた場所に立った写真でグラビア構成したいとのこと。
北堀江の、昔の家(筒井藍商店)のある場所を父に電話で訊ねたが、 番地だけで道順などはなかなか教えてくれない。 「おれが行きゃわかるが」などと言う。 糞親父め、小役人根性め、と腹で罵しりながらも、 地図を書いて送ってくれるように頼む。(138頁)

十月十八日(月)

親父から地図が届いた。 詳細に書いてくれている。 それは結構なのである。 ところが余計な一行。 「写真を撮すだけならよい。何か喋るなら出鱈目はいうな」
カッと逆上。 びりびりに引裂く。 何度言い聞かせてもまだわからないらしい。 性懲りがないというか鈍感というか、 この世代の人間はまったくしつこい。 また電話して怒鳴りつけてやろうかと思ったが、 以前電話で怒鳴った時のことを思い出して、やめる。 さんざ怒鳴ったあと、今度はあっちから電話してきたのである。
「怒鳴られて血圧があがった。もう怒鳴らないでくれ」
書きたいことを書いておきながら、 文句を言われると「わし病気や。言わんといてくれ」 児玉誉士夫ではないか。 まったくこの世代の人間は……。 役人崩れの糞じじい、死ね死ねと、 約三十分わめき散らす。
気がついたら地図まで破っていた。 面倒になり、グラビアを断る。(140頁)


お、久しぶりにソリティアをしたら一発で最後まで行った。

↑何をしてるんだか。自己批判せよっ。

とか言いつつ、ついでにマインスイーパもしてしまう。27秒。


お昼前

研究室のソファで寝倒す。 眠けがやってくる、ぐう! ぐう! ぐう!

上の筒井の引用のどこが面白いのかと改まって訊かれると答えに窮するのですが、 あえて言えば、 弱者の立場を利用して言いたい放題言う(とされる)父親の描写、 そんな自分の父親に対して「役人崩れの糞じじい、死ね死ね」と悪態をつく筒井の姿、 そして親子げんかを理由に仕事を断ってしまうという顛末、の3点でしょうか。

ところで、児玉誉士夫ネタがよくわからなかったんですけど、 これは何の話? (gooで調べて、児玉誉士夫が誰かぐらいはわかったんですけど…)


昼下がり

オースティンの『法学の領域の確定』を少々。ところで、 ベンタムの使うdeontologyは「倫理学」と訳されたり「義務論」と訳されたりするが、 彼自身、 「ある・べき(de-on)ことについての学問(logos)」 という語源を意識して使っているので、 いっそのこと「当為学」と訳したらどうか。 というか、これからそう訳すことに決めた。


夕方、バンドの友人とゲーセン。 一旦下宿に戻ってラーメンを作り、仮眠。 それから久しぶりにバンドの練習をして、 終わってからバンドのメンバーと某喫茶店で夕ごはん。 疲れた。


真夜中

これまでにいただいた情報を総合すると、 児玉誉士夫(「よしお」と読むらしい。「ふじお」かと思った)という人は、 ロッキード事件に関する国会の査問で、 「記憶にございません」などと受け答えした人なんだそうだ。 なるほど。それで謎はすべて解けた。 …あの、そこの方々、年の差を感じてあまりしみじみしないように…。


某教授室から本を借り出してきた。


10/25/97(Saturday/samedi/Sonnabend)

記載なし。


10/25/96

昼休みも終わりの時間。今日も寝坊。ところで、少年マガジンの「ドクターK」 について。マントを着てあんな変わった格好をしてる人間が赤の他人なわけが ない。あ、こんなこと書いてる場合じゃない。授業授業。

昼過ぎ。某教授を待ち伏せして、来週火曜日に卒論の相談に乗ってもらうアポ をとる。失禁度70%(100%で完全失禁)であった。

そろそろ夜。図書館で借りた本が返却期限が過ぎていたので現在急いで読んで いる。とてもありがち。あ、もう時間だ、バンドの練習に行こう。

夜。バンドの練習終わり。自分で作った歌がうまく歌えなくて苦心する。さて、 勉強勉強っ。

夜更け。正確にはすでに26日土曜日。開催が危惧されていたベンタム読書会が 無事開会・閉会し、(お忙しい)江口さんはさきほどお帰りになられた。読書会 の終わる頃まで、(お忙しい)白水さんもいらっしゃっていたが、やはりすでに 帰られた。当たり前のことであるが、みんなそれぞれ自分の家に帰るのである。 それはともかく今回の読書会のおかげで、某教授との面会はおそらくうまくい くであろう。(お忙しい)江口さんに感謝。ささ、もう寝よ寝よ。しかし "Carole King In Concert"はすばらしいのである。


Satoshi KODAMA
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Last modified: Mon Nov 21 16:31:21 JST 2016