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KODAMA'S (NEW) WORLD

人間は、どんなに悲しみにみちているときでも、 だれかがうまいぐあいに、気ばらしに引き入れてくれたら、ほら、 もうその間はこんなに幸福なのだ。 また、人間はどんなに幸福であっても、退屈が広がるのを おさえてくれる何かの熱情とか楽しみによって、 気をまぎらせ、心を奪われていないならば、 ほどなく不きげんになり、不幸になるであろう。

---パスカル『パンセ』


昨日 / 明日 / 2016年9月 / 最新 / はてな

この日の出来事


22/Sep/2016 (Thursday)

移動日

早朝に起きて荷物をまとめ、シャワー。チェックアウトしてから簡単に朝食をとり、 同僚の先生方とタクシーでブリストル空港へ。無事に搭乗。

お昼前にスキポール。セキュリティチェックはなし。2時間ほど時間があったので 前回も使ったラウンジでちょっと仕事。

お昼すぎに関空行きの飛行機に乗る。某先生らのとなり。食事中に少し話を したが、それ以外は本を読んだり映画を見たり。

『ファインディング・ドリー』。機内の小さなスクリーンで見たせいか 今ひとつ。このシリーズは障害が一つのテーマになっている。C

『インディペンデンス・デイ2』。これも続編で今ひとつ。 最後のあたりで二転三転するところはおもしろかった。C+


22/Sep/2013 (Sunday/dimanche/Sonntag)

動物園、こどもみらい館など

ほぼ定時起床。髭剃り、シリアル、朝刊。

午前中は家族三人で岡崎の動物園へ。娘はそれなりに楽しんでいたようだ。し かし、動物園に来ると動物の幸福について考えてしまってあれだ。

お昼ごろに帰宅して昼食。それから少し昼寝したあと、一人でプールに行こう としたが娘が泣き叫んで止めるので、自転車で一緒にでかけることに。御所や 某こどもみらい館などをはしごする。こどもみらい館は初めてだったが、子ど もがたくさん遊んでおり、かなりカオスだった。

夕方に帰宅。プールに行くエネルギーもなかったので少し寝てから夕食。

夜、早めに娘と風呂。それから娘の寝かしつけ。映画を少し観てから寝よう。


22/Sep/2012 (Saturday/samedi/Sonnabend)

京都で合評会

少し遅めに起床。ゴミ出し、シャワー。

朝食を抜いたのがいけなかったのか、ぼーっとしながら東京駅へ。ベルトをす るのを忘れたり、一つ前の駅で降りてあせったり。無事に新幹線に乗ってお昼 ごろに京都へ。

バスがこないのでタクシーに乗って某女子大へ。お昼すぎから夕方まで某研究 会。『功利主義入門』の合評会もやっていただく。いろいろ鋭い指摘でタジタ ジになる。感謝。

夕方、京都駅付近で懇親会。

夜、二次会まで出たあと、タクシーで御池通りまで行き、某飲み会に出席。真 夜中、雨なのでタクシーで京都駅に戻ってきてホテルにチェックイン。さっさ と寝よう。


22/Sep/2011 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

朝、定時起床。ゴミ出し、ひげそり、シリアル。旅行用に荷物をまとめる作業。

荷物を引っ張りながら、 娘を保育園に連れて行く。 それから地下鉄で本郷三丁目へ。

午前中は某論文を完成させる作業。 ちょうどお昼に終わり、某所へメール。 それからお昼を食べる。

お昼過ぎ、某院生の指導。それから某先生としばらく某論文の相談。

昼下がり、某院生と別の某論文の相談。

夕方、研究室で少し雑用してから、 東京駅へ行き新幹線に乗る。 道中は、某コメントを読む作業。 コメントが面白く、 寝ることができなかった。

夜、某氏たちと京都駅周辺で飲む。友人と話すのは楽しい。 それからタクシーでホテルへ移動。 コンビニで朝食などを買ってから広い部屋で寝る。


22/Sep/2010 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。

午前中はしばらく某校正の作業をしたあと、有楽町へ移動し、 某学生らと一緒に、世界各地のエイズ患者の姿を写した 「命をつなぐ」という写真展を見に行く。最終日だったが、午前中だったせいもあるのか、 空いていて快適に見られた。いろいろ勉強になった。

お昼すぎに大学へ。某ランチョン・セミナーは、某院生の某面接の予行演習。

昼下がりから夕方まで、雑用と某校正作業。

夜、某氏と一緒に池袋へ移動し、就職の決まった某氏の送別会に参加。 二次会までいろいろ話す。

真夜中に帰宅して、別の某校正を済ませる。もう寝よう。

しばらく新聞を読んでいないのが気がかり。


22/Sep/2009 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

朝、定時起床。シリアル、髭剃り。

某妻を見送ってから、少し寝る。お昼前に起きて大学へ。 某コンビニで昼食を買う。

お昼から某先生らと某相談。お昼すぎに少し休憩を挟んで夕方まで。

夕方から、某レンタルサーバにXOOPS Cubeを入れる作業。 二度目なので割とスムーズに行った。途中、少し寝袋。

夜は本三の某所でカレー。

夜中、がんばって功利主義アワー。いかにも勉強不足だ。

真夜中に帰宅し、少しWiiで汗を流してからシャワー。

二階の勉強部屋で某院生のスライド等にコメントを付けてメールで送り返し、 ようやく今朝の朝刊を読む。もう寝なければ。


22/Sep/2008 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

朝は一時間ほど寝坊。シャワー、朝食、朝刊。

午前中は某歯医者に行き、検診を受ける。親不知をそのうち抜くように言われる。 ついでに某妻が注目していた某洋菓子屋で苺シャンデというデザートを買ってみる。

お昼は某氏と。歯医者に傘を忘れたので取りに行く。お昼すぎは雑用。

昼下がり、某業者と什器の購入について相談。見積もりを作ってもらうことに。

昼下がりから夕方まで、某先生らと某相談。

夜、壱岐坂の某イタメシ屋で某歓送迎会。二時間ほど楽しく飲む。 そのあと、後楽園に移動して二次会。早目に切り上げて帰宅。

夜中は夕刊を読み、何通かメール。今日はいろいろ気を使って疲れた…。


22/Sep/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

早朝、学会に出かける某妻に付き合って早起きしてゴミ出ししたあと、 隣の家でやっている工事の音も何のその、お昼前まで二度寝。 それからもそもそ動き出し、 おにぎりなどを食べながら朝刊をゆっくり読む。 シャープの液晶の話、藤原正彦夫婦の話、松下竜一の記事がおもしろかった。

「なんか好みがますますオヤジ化してきたな」

「いいじゃないですか。 だんだん抽象の世界から具体の世界に下降してきているんです」

昼下がりの室温は一階が30度、二階が32度。 湿度が50%程度と低いのがまだしも。

夕方に自宅を出て、本三駅前の某喫茶店へ。夕刊を読んだあと、 星新一の本を読む。 星新一は小さいころは本駒込のあたり(旧駒込曙町)に住んでいたのか。 だんだん東京近辺の地名がわかってくると、 かつて本で知った人々が身近に感じられてくる。

それはともかく、午後から活動する生活は快適だ。 夜型に戻るべきなのかな。

真夜中

夜、漫喫に入る前に夕食を済ませておこうと思って、 いくつかの店に入ろうとしたら、満席、貸し切り、土曜閉店などで入れず。 仕方がないので、そのまま漫喫へ。 長居して4時間ほど。

夜中、カップラーメンを買って帰宅。先に帰っていた某妻は、不憫に思ったようで、 いろいろ冷蔵庫から出してくれる。


22/Sep/2006 (Friday/vendredi/Freitag)

よく寝る。今朝の気温は10度、最高気温は18度だそうだ。

真夜中

今日のこと。


22/Sep/2005 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼前に起きる。今日はやたらと眠くて起きるのが大変だった。 たまっていた洗濯。これも大変だった。

お昼は同僚の某氏とラーメン。

午後は週末の集中講義のセッティングを手伝ったり、 某げんきちの原稿を手直しして発送したり、 医図書に論文のコピーをもらいに行ったりしていると、 あっという間に終わる。

さて、これからプールで泳いだら、週末の発表の準備をしなければ。

夜中

夜、ジムに行き泳ぐ。1時間で2.3キロほど。 フォームを改造中で、ずいぶん崩れてスピードも出ない。 水中で息を吐くようにしたら、ずいぶん呼吸が楽になったので、 5回に一回とか、7回に一回というのを試してみる。 4回に一回ぐらいがちょうどいいのだが、5回に一回でできるかどうか しばらく試してみよう。

平泳ぎをしている前の人を追い抜こうとしたら、 相手の足と自分の腕が接触してしまい、 運の悪いことに相手の足の爪か何かで左腕に10センチほどの切り傷ができる。 あまり血は出なかったが、海だったらサメに襲われていたかもしれない:-) 今度から十分気をつけるようにしよう。

購買部で弁当を買ってから研究室に戻ってくる。 昨日の新聞を読みながら夕食。

さて、発表の準備をしなければ。

真夜中

椅子の上でちょっと寝てから勉強。 火曜日までに大体準備を終えたつもりだったが、 いざやりだすと調べるべきことがいろいろ出てきて大変。

腕の怪我についてお見舞いメールをいただく。 傷は浅かったようで、血はほとんど出なかった。 また、長さ10センチというのはずいぶん大袈裟だったようで、 今ものさしで測ったら、4センチしかなかった:-) というわけで心配なさそうです。

そういえば、ちょうど去年の今日に某研究会で公衆衛生の倫理について 発表したようだ。公衆衛生倫理学の存在を知ったのは、 昨年6月にジョージタウン大学に行って授業を受けたときだが、 このころから本格的に研究を始めたんだな。

しかし、このころと比べれば、 現在の方がずっと文献集めが体系的になった。 今のオレが去年のオレの発表を聞いたら、 「文献検索が甘すぎ」と怒っていただろう。 なるほど、そう考えるとちょっとは成長してるんだな。

真夜中2

遅くまで真面目に公衆衛生の勉強。文献を読んで新しい知見を得るのは楽しい。 文献を通じて世界を知る人間。来年あたりからはインタビュー調査など、 人の話を聞いて世界を知る訓練をしよう。 統計の勉強もするぞ(数字を通じて世界を知る人間)。

心優しき人間は20人いたようだ。 数ヶ月前に日記を読み始めたという人もいれば、 ほとんど始まったときから読んでいるという人もいる。

最近、耳が敏感になったのかヘッドフォンが良くなったのか 大音量で聴くようになったのか、音程のずれがひどく気になるようになった。 今聴いているClashの`Jimmy Jazz'のギター、 ストーンズの有名な`Stray Cat Blues'の最後の部分 (どこかのインタビューで、キースが「音程が気になるのは日本人ぐらいだ」 と言っていた気がする)。Stereophonicsの何かの曲(忘れた)、 Love Affairの何かの曲(忘れた)、等々。 だいたいギターのずれが気になるが、 Katie Meluaは歌の音程がちょっと気になるところがある。メモ。

今日のニュース(日曜日に記録)


22/Sep/2004 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

昨日のこと。

直前まで準備をして、朝の某勉強会で発表。 公衆衛生の倫理学についての文献レビュー。 もうちょっと調べたらどっかで発表しよう。

昼、某氏と蕎麦を食べてから帰宅し、夕方まで寝る。 それから大学に戻ってきてしばらく雑用。 そのあと、夕立の中ジムに行き、汗をかく。 つかれる。

購買部で適当に食事を買ってから研究室で夕食。 すっかり眠くなってしまった。

尾張大学の実在性については、 二人の賢者から教えていただく。 このサイトを見て確認しろという教えと、 文科省に電話して聞くのが一番確実という教え。 文科省には恐れ多いので電話しなかったが、 やはり尾張大学は実在しないようだ。 念のため、明日のシンポジウムでは「尾張医科大学」 という名前を使用することにした。 いずれにせよ、感謝感謝。


22/Sep/2003 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

怠惰な自分を鞭打って、ようやく机に向かって勉強中。

夜明け前

台風の影響か、外がすこし風でうるさい。

NASAの無人木星探査機のガリレオが14年に渡る使命を終え、 木星の大気圏に突入して燃えつきたそうだ (BBC Newsの絵による解説)。 なんか感動的だな。合掌。

お昼

遅寝遅起き。眠いが、行かねば。とりあえず起きれメロス。

お昼すぎ

某研究会に出席する予定だったが、準備にてまどっていると、 大幅に遅刻することがわかったので、あきらめる。人間失格。

夕方

ちょっと寝てしまう。だめだ。喫茶店に行って勉強しよう。

あれ、ジョニー・キャッシュも先日死んだそうだ (BBC News)。 あんまり知らなかったけど、合掌。

某スタバにて勉強中。もう暖房が入っている。

今は昔、「道徳の形而上学」というカントの本の名前を聞いて、 道徳にまで形而上学があるのかと不思議に思った記憶があるが、 今やっているメタ倫理学の一部である実在論論争というのは、 まさに「道徳の形而上学」の話だと、さきほど実感を伴って認識した。 以上、メモ。

禁欲(ノーセックス)運動かセーフセックス運動か

今日来たガーディアン(Guardian Weekly, Vol 169/no 13, p. 23)によると、 米国では「結婚するまでセックスしない」 という誓いの証拠として、10ドル程度の銀の指輪をはめるというSilver Ring Thing という運動が(一部の)若者のあいだで流行っているそうだ。 この運動の主催者言わく、 「結婚式の日に、指輪を夫(あるいは妻)に渡し、 『きみのために待ったんだ。さあ、一緒に楽しもう (`I waited for you. Let's get it on.')』と言う」んだそうな。 ブッシュ政権もセーフセックス運動ではなくこの手の (キリスト教保守と結びついた)禁欲運動を大々的に 支援しているそうだ。 社会学的研究ではこの運動にコミットしている若者は実際に初体験が 1、2年遅れるそうだが、 禁欲運動とセーフセックス運動が両立しないところがこの問題の おもしろいところだな。

そもそもセーフセックス運動だって、 「セックスするならば、コンドームをつけなさい」と言っているだけで、 どんどんセックスしなさいと勧めているわけではないはずなのだが、 セーフセックスについて教育すると、 セックスに関する知識とともに、 セックスに対する好奇心を若者に植えつけてしまうと批判される。 そこで、このような好奇心を煽らないためには、 セックスについては一切教えず、 ひたすら禁欲を説くのが一番だということになる。

似たようなケースとして、新手のピッキングや、 オレオレ詐欺などの犯罪の手法についてテレビや新聞で報道したりすると、 模倣犯が現れる場合がある。 また、マイクロソフトが「重大なセキュリティホールが見つかりました。 クラッカーに悪用される恐れがありますので、直ちにパッチを当ててください」 とウェブ上で大々的に宣伝すると、 それに刺激されたクラッカーが新種のウイルスの作成にいそしむという場合も ありうる。 どれも、「その知識を人々に知らせようとしなければ、 悪いことは生じなかったかもしれない」 と思わせる事例だ。

しかし、知識を広めない場合でも、悪いことは生じうる。 たとえば新種のピッキング手法についてメディアで報道しなくても、 ピッキング犯罪は広まり続けるかもしれないし、 マイクロソフトがセキュリティホールについて宣伝しなくても、 いつかはクラッカーが気付いて悪用するかもしれない。 その場合、報道(宣伝)を行なわなかった場合よりも行なった場合の方が 被害が小さくなったかどうかはケースバイケースだろうし、 被害を最小限にする上手な宣伝を考えることもできるだろう。

セーフセックス教育も同じで、この教育をやることで、 たしかに「教えなければ、セックスをやることはなかっただろう」 という事例が生じるのは不可避かもしれないが、 そのような事例を極力減らす教育をすることは可能かもしれない。 それが現在の禁欲オンリーの運動とどちらがより良い帰結をもたらすかは まあ実験してみるしかないと思うが、 極端に走った運動がうまく行くとは思えない。 アウフヘーベンか第三の道か知らないが、 若者の幸福を心配する人々は、 なるべく手を結んで禁欲とセーフセックスの両方を教えるのが良いと思う。

あれ、また中庸な結論に落ちついてしまったか。

夜2

つかれたので帰宅。

真夜中

勉強中。とにかく書け。

涼しい。もうすぐ寒くなるだろうが、 しばらくはこの涼しい天候を楽しもう。

真夜中2

涼しいどころか寒くなってきたので、 押し入れから半纏を出してくる。 風邪を引かないように注意しよう。


22/Sep/2002 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

何もしないうちに次の日になってしまう。

東京に行く前に到着してたDVDをちょっと見てみる。 安かったのでついamazon.co.ukに注文したやつ。

少子化対策、道徳的正・不正は別として思いつく方法。

いや、あんまり思いつかない。 余裕のない中小企業だと難しい問題だと思う。 労働力と言うのであれば、移民を受け入れるのが簡単だが、 産みたいと思っていて産めない共働きの家族についてもなんとかすべきだと思う。

昼下がり

お昼に起きる。洗濯、シリアル、シャワー。 ThinkPadのOSをアップデート(Windows 2000 SP3)しながら郵便物を整理し、 ユニセフ大使の黒柳徹子のソマリアからの報告を見る。勉強せんと。

夕方

しばらく乗っていなかったため自転車がサビついていたので、 近くのディスカウントショップで潤滑油を買う。郵便物も出す。 それから大学のそばの某カレー屋でカレーを食べる。辛いだけでダメ。 その後、ゲーセンに行きたい欲求に駆られたが、 合理的な欲求ではないと判断して研究室へ。眠い。

しばらくウトウトする。

夜2

The Philosophers' Magazine (Issue 20)に載っているMary Warnockのインタビュー

Making Babiesという本を 出したようだ。オノラ・オニールと同様、彼女も権利という言葉の使用に批判的だ。 医療技術の進歩につれて、患者は自分の欲するあらゆる治療を受ける「権利」がある と主張するようになっているが、権利は義務と相関的であり、 医者に患者が欲するあらゆる治療を与える義務はないと述べている。 自分がしたいことを「権利」という言葉で包んで表現するのは自己中だし、 進んで人を助けるという慈善の考え方にとっても有害だと言う (権利言語のギスギス性)。

また、生命倫理学的問題についての彼女の最近の立場は、 精子(卵子)提供者に関する情報秘匿はやめるべき (とくに産まれてくる子供の戸籍欄には精子提供があったことを明示すべき)、 同性愛者は生殖技術を使用できるべき(それを禁止する積極的根拠はない)、 ヒトクローニングはクローン技術が十分安全になるのであれば男性が不妊の場合 に限り許容できるとしている。

夜3

Treepadという情報管理ソフトを 使ってみる。アジア版というのを使ってみたが、日本語がうまい具合にいかない。 vectorで探した方がいいか。

とりあえずiEditというのをダウンロードしてみた。使えるかな。

夜3

倫理学における理性主義と感情主義の対立は、 現代のフェミニストの言う「正義かケアか」という対立にも関係しているそうだ。

夜4

Philosophy Now (Issue 37)もざっと見る。 倫理的な議論の場合は対人論法が使える場合があるそうだ。たしかに。

机に向かっている時間…8.75hr
今日の勉強時間…3.25hr
マルクス係数…0


22/Sep/2001 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

昨夜の夕食は下宿で。うどん、ごはん、かつお漬。 某君に「炭水化物ばっかやないですか」とつっこまれる。 そういえばお腹が減っていたにもかかわらず、けっきょく昼食は食べなかった。

たまっていた日記の整理。 9月上旬9月中旬

はやく勉強せねば。

昼下がり

う。昼前まで寝てしまう。

靴下がないので(だいぶ捨ててきた)、某君の勧めにしたがって、 最近できたらしい近所のショッピングセンターに行く。 ロンドンにも今月から進出するらしい某大手衣料店にはじめて 足を踏み入れる。すこし上着なども購入。

下宿でネットにどうつなぐかを兄に相談しながら検討中。 固定電話を買ってフレッツISDNという手もあるが、 それほど裕福ではないので、 当分はドコモPHSを使ってメイルチェックだけする、 という方針に固まりつつある。

いや、やっぱりちょっと無理してでも電話を買ってフレッツにする方がいいか。 せっかくファクス付プリンターも買ったし。

いや、いやいやいや。う。わからん。

プロバイダはやはり生協か。つながるのかな。

夕方

Nimdaウィルスが恐かったので、 インターネットエクスプローラを6.0に更新。

下宿に戻って勉強をしよう。


22/Sep/2000 (Friday/vendredi/Freitag)

記載なし。


09/22/99 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

昨夜は日記の整理をしたあと、某所でお好み焼きを食べてから下宿に戻った。 『サラリーマン 金太郎』第11巻〜第12巻。金太郎、結婚。

それから『メノン』をパラパラと読んでしばらく寝る。 真夜中に目が覚める。 学校で勉強をしようと思って下宿を出て、 途中、某所で夜食にキムチ鍋を食べる。 『ドカベン プロ野球編』第9巻、第10巻。 店を出ると雨。急いで大学へ。

昨日、ウェブ日記が3周年を迎えたことに関して、 「この日記を読んでいる正直な人はきわめて少数であることが判明した」 と書いたが、その後さらに、 誠実な方からのメイルを一通二通といただき、 やはり世の中には善人の方が多いことを悟った。

一方、祝電メイルを出してこない邪悪な人々のほとんどは、 研究室内外の身内か、あるいは数年来この日記を読んでいると思われる人々で、 実にケシカラン。一年に一度の頼みを無視するとは暴虐ここに極まれり。 万死に値する。し、死ね。

親しき仲にも礼儀はないのか。 君の良心はすさんだ社会に生きているうちにすっかりすり減ってしまったのか。 こういう人は結婚して二三年も経つと結婚記念日をすっかり忘れてしまい、 同僚と飲む約束を入れていたりして相手をカンカンに怒らせることになるのである。

あ、うそです。冗談っす。つい口がすべってしまいました。 こころね優しき皆様方からの、 叱咤激励のメイルを心待ちにしております。

いかんいかん、勉強勉強。


こんなことを書いては不謹慎だが、 自分の気持ちを正直に記述すると、 台湾のニュースの方がトルコのニュースよりも心が痛む。 おそらく身内が一人死んだら、 台湾のニュースよりもさらに胸のつぶれる思いがするのだろう。 もちろん、 そのような感じ方があるべき姿なのかどうかはまた別の問題で、 よく考えてみなければならない。


うう。トゥーリーのやつ、ぜんぜん終わらんぞ。


今日ニュースを読んだよ、びっくりさ
うまくやったツイてる男の記事のことだよ
どっちかというと悲しいニュースだったけど
笑わずにはいられなかった
写真を見たんだ

そいつは車の中でぶっとんでたんだ
信号が変わったのにも気づかずに
おおぜいの人が立ちどまって見ていた
みんな彼の顔には見覚えがあったんだ
彼が貴族院の人間かどうか
だれにもはっきりとはわからなかったけど

今日映画を見たよ、びっくりさ
英国軍がちょうど戦争に勝ったところだったんだ
おおぜいの人は背を向けたけど
ぼくは目をそらすことはできなかった
本を読んでいたから
君に教えてあげたい

目が覚めて、ベッドから転げだす
頭をクシでとく
どうにか階段をおりて一杯飲む
見上げると遅刻してることに気づく
コートを見つけ帽子をつかむ
ぎりぎりバスに間に合う
どうにか階段をのぼって一服やる
だれかがしゃべりぼくは夢の中へ

今日ニュースを読んだよ、びっくりさ
ランカシャーのブラックバーンに四千もの穴だって
穴はけっこう小さかったけど
全部数えなくちゃならなかったんだって
アルバート・ホールを一杯にするのにいくつの穴が必要かを学んだだろうね
君に教えてあげたい

The Beatles, `A Day In My Life'


某ソファで少しだけ寝る。寝不足。死ぬ。


昼下がり

う。3コマ目寝すごしてしまった。

朝、下宿に戻り、寝る。 お昼すぎに一度起きたが、睡魔には勝てず、 さらに寝る。昼下がりに起きて、 某氏にトゥーリーの翻訳手直しを一部分渡すために大学へ。

学部生のときにバイトしていた某塾の先輩の先生から祝電メイルが来ていた。 今は某大の先生になっているようだ。 フルブライトの件でいつでも相談に乗ってくれるとのこと。 感謝感激。持つべきものは(こころ優しい)先輩である。 いや、もちろん「すべての先輩はこころ優しい」というのは アプリオリな総合判断なわけだが。


夕方

某喫茶店で遅い昼食。ミックスサンド。マガジン。サンデー。

研究室に来る途中、雨に濡れてしまう。


研究室で出している『実践哲学研究』の件で、 某先輩と某君と相談する。 参考のために書きとめておこう。

おれは、みなが忙しいのは承知だが、 10月16日の日倫(日本倫理学会)で売ることができるよう、 とにかく当初の月末〆切の方向で努力してもらいたいと述べた。

一方、編集長でもある某先輩は、 日倫よりもみなが書くことの方が大切だから、 日倫で売るのはあきらめてでも、 10月15日ぐらいまで〆切を伸ばすべきだと言う。

某先輩が言うことはもっともで、 日倫で売るために誰かが原稿を落とすことになったらそれは問題である。 しかし、 編集長が〆切を遅らせてもよいと明言するところに不満を感じる。 本当にそれでいいのか。一見するとこちらの方が人道的判断に見えるが、 後輩に〆切を破る傾向性を植えつけようとする陰謀ではないのか :-)

おれの目算では30日〆切でも10月5日ぐらいまでは大丈夫と思っていたのだが、 どうも日倫に間に合わせるためには本当に30日〆切になりそうだ。 日倫で発表する某君は忙しいのでどっちにしろ無理そうだとのこと。 もう一人の執筆予定者である某君は、 電話で話したところ、15日までならなんとかなりそうとのこと。 ま、それじゃしかたないので、おれも15日ということで折れることにした。 しかし。来年はもっと厳しくあるべきだと思っている。 なあなあはいかんよ。

う〜む。いつのまにかおれは義務論者になってしまったようだ :-)

みなさんならどう判断しますか? この件に関するご意見をお待ちしております。


うう。トゥーリーたいへん。 しかし、去年は某先輩に同じことをしてもらったしなあ。 やっぱり某先輩はすごいよなあ。 ああいう有徳な人を目指さねばならない。 汝なすべきがゆえになしあたうはず。 あれ、これってすごい根性論だな。


某所にて食事。スペリオール。 そろそろ自炊を復活させたいのだが。

眠い。しかしノルマが。ノルマが。


びいまいー、びぃまいべいべー。


真夜中

今日は日記の量が膨大だな。

散歩ついでに某所に行ってCDを購入。 今月は倹約しようと思っているのだが。

う〜ん、安いと何でも買ってしまうなあ。


09/22/98(Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

某E研で科哲の勉強中。早くせんと間に合わん。

コーヒーが効いているのか、まだ眠くない。快調。 (こういうときのために、普段はあまりコーヒーを飲まないのだ)


夜明け前

わ〜ん、無理っぽいよ〜。


早朝

やばいやばいやばい。


まだ終わらん。


お昼

授業前になんとかレポート を完成させて、 某師匠と喫茶店でモーニング。 急いで食べて授業に出席。


昼下がり

猛烈な豪雨。風がごうごう唸ってて恐い。文学部新館は壊れないだろうか。

さきほど、非常に眠くなる。 研究室にはたくさん人が居て、寝るのは気が引けたので、 8階の階段の踊り場に行き、三角座りの姿勢でしばらく眠る:-) 下宿が恋しい。しかし、今日無事に戻れるんだろうか?


夕方

演習に出席。某Y先輩のヘーゲルとヘルダーリン。


09/22/97(Monday/lundi/Montag)

・昼下がり・

・あれ、どんどん日付が更新されて行くぞ?なんか一日がやたらと短くないか?

・それはともかく、昨夜はふと下宿の近辺を探検したくなったので、自転車で あてもなく西へ行ったり東へ行ったりしてみた。うむ、なるほど、こういう位 置関係にあるわけだな、などと一人で納得。また、近くのビデオ屋に倫理学専 攻の3回生さ○きくんがバイトしていることも発見。近々入会するかも。

・今日は授業がないので昼前までぐっすり睡眠。ルネ(京大生協の一つ)で以下 の本をつい買ってしまう。お金ないのに…。


・『方法序説』を第三部まで読む。すべての哲学書がこの位短ければ良いのだ けれど…。


・夕方・

・今度ベンタム・メイリングリストで新しく読書会を始める予定。興味ある人 は ここを読むべし。興味のない人もできれば読むべし。


9/21/96

記載なし。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Oct 2 18:00:06 JST 2016