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KODAMA'S (NEW) WORLD

My general creed is that if something can be said at all it can be said clearly enough for anyone of good will and moderate education to understand it.

---Simon Blackburn


昨日 / 明日 / 2013年5月 / 最新 / はてな

この日の出来事


30/May/2013 (Friday/vendredi/Freitag)

某病院で講演、娘の体調不良など

定時起床。昨晩は真夜中に目覚めてしばらく夜更かししたために寝不足気味。 髭剃り、朝食、朝刊。娘も少し熱があったが調子は悪くなさそうだったので保 育園に行ってもらう。

朝、研究室へ。午前中はいろいろ雑用。某病院の病児保育の届出手続もやっておく。

お昼すぎ、某会議。昼食は購買部でパンなど。

昼下がりもいろいろ雑用。一件、仕事を引き受けてしまう。

夕方、某病院の研修会でお話する。階段教室で人数が多くて驚く。もう少しま ともな格好で行くべきだった。

そのあと、急いで娘を保育園に迎えに行く。帰宅して体温を計ると38.0度あっ たので、急いで診療所に連れていき、熱さましだけもらってくる。

夜、夕食。夜中、食器を洗って風呂。娘は基本的には元気で、新しい長靴を履 いて喜んだりしていたが、風呂に入ったあと早めに寝てしまうなどちょっと体 調が悪そうだ。

わたしも体調が落ちてきているようなので、早めに寝るようにしよう。


30/May/2012 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

いろいろ校正などの雑用

今日も娘が先に起き出したので、定時より少し早めに起床。ゴミ出し、髭剃り、 朝食、朝刊。

娘を保育園に送ったあと、本三駅前の喫茶店で雑用。少しクローンの勉強。

お昼は某氏らと立ち食いうどん。

お昼すぎ、マルクス・アウレリウスの『自省録』が見つからないので、一冊買 いに書籍部に行くが、見つからず。某図書館に行き、借り出す。古いやつかと 思ったら、2007年の改版されたやつだった。それから研究室に戻っていろいろ 雑用。

昼下がり、某氏らとコーヒーを飲みながら雑談。そのあと、週末の研究会の準 備とクローンの勉強を少し。

夕方、ジムのプールで30分弱泳ぐ。それから地下鉄で帰宅。

夜、少し某校正をしてから夕食。夜中、娘を風呂に入れ、食器を洗う。眠いが、 もう少し仕事をしてから寝るべし。

MacBook Airの調子が今ひとつ。いろいろアップデートとか。


30/May/2011 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

朝、なんとか起きて朝食、シャワー。

お昼前に大学へ。某ランチョン・セミナー。研究倫理。

お昼すぎ、卒論生と某文献講読。

昼下がり、雑用をしてから自宅に戻り、着替えてから夕方に赤坂の某研究所へ。 某研究会で健康格差の話をする。いろいろ大事な指摘をいただき、勉強になった。

夜中に帰宅。着替えてから巣鴨のマンガ喫茶へ。よい気分転換になった。

さて、また明日から真剣に勉強しよう。


30/May/2010 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

昨晩は夜に長めの仮眠をとったせいか、何度か起きてしまう。 また、悪い夢も見たせいで、寝覚めが悪かった。結局、朝は遅めに起きる。 シャワー、シリアル、朝刊。

お昼前に某妻と一緒に家を掃除。 今日はまだ寒かったが、ガスファンヒーターをついに片付け、 代わりに扇風機を出す。

お昼すぎに家を出て、近くの寿司屋へ。うまい。ついでにクリーニング屋で コートを受け取ったり、ドラッグストアで買い物をしたりして一旦帰宅。

昼下がりに大学へ。五月祭の二日目で混んでいた。あとで知ったが、 矢沢栄吉がシークレットで安田講堂前でライブをしたそうだ。 そんなことは知らずに、暗い研究室でひたすら文献を調べる作業。

夜、帰宅して夕食。それから某オンライン勉強会。 某氏の奥さんが昨日の横浜での報告を聞いていたとのこと。ひぃ。

真夜中、少しシジウィックの勉強。もう寝ないと。


30/May/2009 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

今朝はゴミ出しのために起きて、二度寝。お昼前に起きる。

朝食、朝刊、シャワー。

クリーニング屋にシャツを出すついでに、 週刊アスキーの別冊を求めてしばらくさまよう。 巣鴨に行く途中にある本屋で入手。

お昼すぎに某妻と一緒に地下鉄で大学へ。 研究室でubuntuの勉強。終日廃人。

夜、地下鉄で巣鴨に移動して、インドカレーを食べる。 それから漫画喫茶に行こうとしたが、混んでいたので断念。残念。 買い物をしてから帰宅。

家でもまたubuntuにはまる。本当に廃人。某妻にあきれられる。 夕刊。


30/May/2008 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

今朝は普段より30分ほど早起き。ゴミ出し、シャワー、朝食。

自転車で大学に行き、1限から講義。張り切って10分前には講義室に行ったが、 最終回ということもあり、9時開始だが、9時の時点での学生は1人。 しくしく泣きながら授業を始める(ウソ)。臓器移植と代理出産。 某教授が出産のビデオを見せていると、音が大きかったらしく、 同じフロアの研究室の人たちから苦情。 女性の出産のときの喘ぐ声とか、赤ちゃんの鳴き声が廊下に響き渡っていたようだ。 謝っておく。それ以外はつつがなく進行し、講義はお昼に無事終了。

お昼は某院生と鰻。そのあと、某喫茶店で某報告要旨の指導。

昼下がりに研究室に戻ってきて、しばらく寝る。よく寝ていたようで、 あとで同室の人に聞くと、某教授が呼びに来ていたが音楽を聞いて眠っていたので 気付かなかったとのこと。そのあと、某教授と30分ほど雑談。

夕方、不忍池で某妻と待ち合わせ。学部講義が終わったせいか、 不忍池の眺めが広々として気持ちよいせいか、ひさびさに猛烈な解放感に襲われる。 たしかに今週末は大した仕事はないので、ゆっくり過ごそう。

池のほとりで二人でおにぎりをもそもそと食べたあと、 国立科学博物館でやっているダーウィン展を見に行く (金曜日は夜8時までやっていて、夜は空いている)。 ダーウィンが進化論を発表するまでの話が詳しく解説してあり、 じっくりと楽しむことができた。来年は『種の起源』出版150周年で、 ロンドンで同じ展示をやるそうだ。おみやげにカタログを購入。

夜、上野駅のアイリッシュパブでギネスとフィッシュアンドチップスなど。 そのあと、小雨の降る中、自転車で千石まで帰る。 途中、知らぬ間にトワイライトゾーンに入ってしまったようで、 気が付いたら谷中墓地の入口にいたのでびびる。

帰宅後、焼酎のお湯割りを飲んで一服。どうも疲れが出ていて風邪を引きそうだ。 今日は早目に寝よう。と思いつつ、某院生がメールしてきたのでその指導など。 新聞も読まねば。


30/May/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昨晩は石原慎太郎の「処刑の部屋」を読んでから寝る。

朝、いつも通り起きてゴミ出し、シャワー、朝食。曇り空の中、定時出勤(少し早目)。

研究者としても人間としても、成長しなきゃなあ、と思う。がんばろう。

昼下がり

午前中は某勉強会。 お昼は集会室で。お昼ごろから雨。

お昼すぎから某院生の論文の添削。眠い。

夜中

昼下がり、某院生に論文のコメント。そのあと、書評の依頼が一件。

ぼーっとしていると夕方になったので、ジムに行き、筋トレ。 雨の中、自転車で帰宅。

夕食後、疲れて30分ほど寝てしまう。起きてから新聞。

ブラックバーンの上の引用には、 明らかにC.D.Broadの影響が見られる。 彼がケンブリッジのトリニティカレッジで勉強していたとき、 引退したブロードがよく大学をうろついていたそうだ。

真夜中

夜中、しばらく読書。

マルクス天気予報

「それでは明日の天気について、マルクスさん、よろしくお願いします」

「うむ。明日は九州地方でブルジョア市民革命が起きる。 関西と関東では社会主義革命が起きる。 北海道では夕張ではプロレタリアが団結して労働組合を結成する」

「ちょっとちょっと、それ天気予報じゃないでしょ。 誰だこんな人を呼んだのは。 お〜い、半井さん、このオジサンと代わってよ」


30/May/2006 (Tuesday/mardi/Dienstag)

定時出勤。

昨晩はドゥウォーキンの論文を読んでから帰宅。 自宅でネットにつながらず、7時のニュースも録り忘れていたので、 さっさと寝る。

お昼前

新聞の切り抜き。

夕暮れ

お昼は某ランチョン・セミナー。

そのあと、高田馬場な某氏が学生を連れて訪ねてきたので、 ちょっと喫茶店に行き、某密談。

昼下がりから某ミーティング。今日は議題も出席者も少なく、すぐに終わる。

夕方、ちょっと某原稿に目を通す。 数独も一題解いてしまう。

夜は同僚の某氏とカレー。 そのあと、椅子に座ってしばらく寝る。

真夜中

夜、研究室でベンタムの勉強をしてから帰宅。

お腹が減ったので去年の素麺を食べてみる。今のところ大丈夫。

ネットにはまだつながらず。今日もしらふ。

今日のニュース


30/May/2005 (Monday/lundi/Montag)

お昼前

今日は朝から雨。

お昼前に起きてしまう。最近、どうも睡眠の質(QOS)が下がっている。 あ、QAST(Quality-Adjusted Sleeping Time)という単位を思いついた。 1QASTは、アルファ波が出るくらい熟睡する1時間の睡眠で…(以下略)。

とにかく、早起きができない。いつものことの気がするし、 単に意志が弱いだけかもしれないが。

いや、それはともかく、仕事をしよう。

あれ、フランスが国民投票で欧州憲法を否決したのか。たいへんだな。

夕方

クリーニング屋にコートなどを預け、某氏と昼食を食べてから研究室へ。 昼下がりは夏期講習の相談。

万歩計は、一週間前ぐらいに ニューヨークのグランド・セントラル・ステーションから出発し、 セントラル・パークを北上してコロンビア大学に行き、 それからやや東側に下がってきて今はウィリアムズバーグに向かっているようだ。

眠い。

夕方2

某翻訳の添削。いろいろ仕事が…。

The Love Affairの`Everlasting Love'は本当に良い曲だな。 Steve Ellisのヴォーカルは強力だ。 Young Rascalsとか、Small Facesとか、Spencer Davis Groupとか、 一連のバンドに通じるあの感じ。ブルーアイドソウルとかいうやつか。

夕方、ジムに行き、プールで泳ぐ。 今日は1.2キロ。 自分にプレッシャーを与えるために、 左から二番目の、みなが延々と往復しているコースで泳いだ。 あとで少し貧血気味になったので、 調子に乗ってあんまり無理をしないようにしよう。

某丼屋で夕食。雨がひどくなる。

そういえば先日、「困っている人を助けるのは当然」という意見と、 「世の中は弱肉強食だから、弱者は滅びるのが当然」という意見を それぞれ別のところで聞いた。考えてみたら、 オレの原点(原体験?)となった哲学・倫理的問題って、 これなんだよな。 今だに理論的に解決できてないけど。

なぜWeb日記を書いているのかという問いについては、 何度かこの日記に書いた気がする。

また、「胎児(受精卵)がダウン症だとわかったり、 重度の遺伝的障害(デュシェンヌ型筋ジストロフィーとか)を持っていることが わかった場合に、中絶することを選ぶならば、 現在生きているダウン症や筋ジスの障害者を否定することになる」 という(少くとも一見したところは説得力のある)主張についても、 よく考えて自分なりの答を出す必要がある。 先行文献も探すべきだが、 ポイントは「否定する」の意味を明らかにすることだと思われる。 今は気力がないのでまたそのうち。

The StreetsのDry Your Eyesをふと思い出したので、訳しておこう。 (プロモーションビデオは公式サイトで見れます)。

Dry Your Eyes

人生は一瞬で変わってしまう
オレはしばらく立ったまま
まっすぐ地面を見つめてた
すこし左を向いてから
ふたたび地面を見つめ出す
世界に穴が開いたみたいだ
オレはみじめな顔になった

「ねえ、よく考えようよ、オレたちのこと
オレは変われる、大人になるよ、うまく行くはずさ
オレたちのいいところはいつもお互いを信用してるとこだろ
友だちからやりなおしたっていいんだ、どうしてもって言うんなら」

オレが彼女を見つめたら
彼女はまっすぐオレを見つめかえしきた
けど彼女の瞳は力なく
まるでオレの向こう側を見てるようだった
すると彼女は目を閉じた
永遠と思えるほどの時が経ち
彼女がふたたび目を開けたとき
彼女はうつむいて足元を見ていた

涙ふきなよ、男だろ
認めたくないのはわかるけど
彼女はもう決めたんだから
女は世の中にたくさんいるさ

涙ふきなよ、男だろ
気持ちはよくわかるよ
どんなにつらいか彼女にわからせたいって
けど今すぐ立ち去らなきゃだめだ
もう終わったんだから

そこでオレは手を上げたり下げたりしてみた
手が震えてる、オレの人生が目の前で崩れていく
手の平を裏返し、空にかざしてみた
彼女のあごに触れ、ためいきをついた

「だって君のいない生活なんて考えられない
何をするにも何を見るにも君がいないなんて
初めから簡単じゃないのはわかってた、もちろんさ
頼むから、ねえ、お願いだから」

彼女は手を持ちあげ、オレの手に近づけた
生まれついてのやわらかな指でオレの指をにぎる
オレの指をひきはがし、オレを見て、そして合図した
手をオレの胸へと押し返し、彼女から遠ざけた

涙ふきなよ、男だろ
認めたくないのはわかるけど
彼女はもう決めたんだから
女は世の中にたくさんいるさ

涙ふきなよ、男だろ
気持ちはわかるよ
どんなにつらいか彼女にわからせたいって
けど今すぐ立ち去らなきゃだめだ
もう終わったんだから

そしてオレは立ちつくす、何も言えない
だってすべてが失なわれたから
オレには何もなくなった
まったく何もなくなった

オレは必死になって彼女を引き寄せようとした
両肩に腕を回して彼女の考えを変えようとした
頭を彼女の高さまで下げて彼女の気を引こうとした
彼女の目を見て話を聞いてもらおうとした

「オレは絶対、絶対に別れないよ
だって永遠だって言ってたじゃないか
そう誓ったはずだろ
なのに二人の仲を終わらせて台無しにするなんて
おかしいだろ、こんなのめちゃくちゃだよ」

彼女はあとずさりする
オレの腕は彼女の腰をしっかり巻いてる
やさしくオレを押し返してオレをまっすぐに見つめる
彼女は背を向け、オレは彼女の背中を見ることに
彼女は一歩あるいて振り返り、そして去っていった

涙ふきなよ、男だろ
認めたくないのはわかるけど
彼女はもう決めたんだから
女は世の中にたくさんいるさ

涙ふきなよ、男だろ
気持ちはわかるよ
どんなにつらいか彼女にわからせたいって
けど今すぐ立ち去らなきゃだめだ
もう終わったんだから

今までは言いたくても言えなかった
何か言うときでも、直接には言えなかった
けど君の手をひっぱって言えば言うほど
君はますます手をひっこめてしまう

涙ふきなよ、男だろ
認めたくないのはわかるけど
彼女はもう決めたんだから
女は世の中にたくさんいるさ

涙ふきなよ、男だろ
気持ちはわかるよ
どんなにつらいか彼女にわからせたいって
けど立ち去るんだ、今すぐに

---The Streets

真夜中

編集作業が終わらない…。

Madonnaの`Express Yourself'もかっこいいな。 この曲を聞いているとなんとなくヒラリー・クリントンを思い出した。

真夜中2

やっと編集作業が一段落したので帰宅。新聞を読んだら寝よう。


30/May/2004 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

ちょっと勉強。 火曜日の準備、早くしないと間に合わなくなってきたな。やばい。

早朝

昨晩は真っ直ぐ帰宅するつもりだったが、 マンガを読みたいという欲求(注意が向かうという意味での欲求)に負けてしまい、 マンガ喫茶で朝を迎えてしまう。

メモ。医師は生命倫理学を学び医療を行ない、 倫理学者は生命倫理学を学び倫理学を行なう。 生命倫理学の「学際性」を真剣に受け止めること (taking seriously the interdisciplinary nature of bioethics)。

洗濯。新聞。そろそろ寝なければ。

浮気を「生物学的に」正当化する議論がこれほど腹立つのはなぜだろうか。 別に人間が完全に理性的な存在だとは信じていないが、 鳥とか犬とかと違って、欲求を退ける自由があるのは確かだ。 セックスしたい欲求が本能であろうと、社会的なものであろうと、 その欲求を承認endorseするかどうかは、自分にかかっているのだ。 「生物学的に正当化されるから…」という理由で、 自分で決めたことをあたかも「自然と決まっている」ように語るのは、 自己欺瞞だ。科学の権威を借りてそのような口実を与えるやり方に、 腹が立つのだろう。

こういうことを述べると、「こだまさんは倫理的だから…」 と片付けられそうだが、これは倫理的かどうかという問題ではなく、 端的に「生物学によって浮気は正当化される」という発想は間違っている、 ということだ。生物学的に、 いろいろな人とのセックスしたいという(注意が向かうという意味での)欲求が あることがわかったとしても、 だからといってそのように行為するのがただちに合理的になるわけではない。 結婚制度は正義の問題であって、 正義は自然的徳ではなく人為的徳なのだとかなんとか。

昼下がり

やっと起きる。ぐうたらきわまる。

夕方

散髪をしてから大学へ。 本当に散髪屋では適当に切ってもらう「おまかせ散髪」だ。

まじめに勉強中。パワーポイントはたしかに凝りだすと時間がかかる。 要領よく作成すること。

夜2

お腹が減ったのでインドカレーを食べる。 今日は酒が入らなくて済みそうだ。

とにかく蒸し暑い。 湿度が高いと汗疹が出そうで困る。 早く冬にならないものか。


30/May/2003 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

ベンタムの勉強。バウリング版の小さな文字を読んでつかれる。もう寝よう。

遅寝早起き。不燃ゴミを出し、シャワーを浴びる。もう行かねば。

さきほど南大沢から帰宅。

朝、渋谷経由で京急で南大沢に行く。ひたすら遠い。 お昼前から昼下がりまで、みっちりフリーデンのイデオロギーに関する本の 第一章、第二章を読む。勉強になるなあ。 再来週に発表することになった。

帰りは自由ヶ丘駅前のファーストキッチンで一服。 小学館の某本が出たといううわさを聞いたので、 駅前の小さな本屋に行ってみたが、見つからず。 が、帰ってくるとポストに著者謹呈の本が三冊ほど入っていた。 あれ、新書じゃないのか。

まえがきでいきなり某名誉教授が『異議あり! 生命・環境倫理学』 本批判(らしきもの)をやっていて驚く。 やはり、あれは『異議あり! 加藤尚武の生命・環境倫理学』 であることに気付いていたのか。

う〜ん、あんまりおもしろい本ではないな。散発的におもしろい文章もあるけど。

某名誉教授による総合解説に出てくる 「ノーベル経済学賞を受けたインド人のアマトリア・セン」 という記述も気になるな…。 総合解説がわりとしっかり書かれているので、 (読者が読むかどうかは別にして)少し救われているな。

あ、メモメモ。ジョン・クリーズもオーストラリアの哲学教授を扱った 「ブルース」というスケッチ(第二シリーズ第9話)で、 「ベンサム」ではなく「ベンタム」と発音していた。

夜2

つかれた…。

明日こそは掃除機をかけること。天気が良かったら洗濯もしよう。

今月はカードの請求額が少ない。う、うれしい…。

本棚の整理がだいたい終わったのはいいが、地震が起きたら、 とにかくこの部屋から逃げ出さないとな…。

真夜中

ちょっと寝た。


30/May/2002 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

夜中、玉ネギ、にんじん、にんにく、たまご、シーチキンで炒めものを作る(良)。

日記の整理

眠い。昨日はほとんど勉強しなかったな。いかん。

お昼前

いかん、寝すぎた。

お昼すぎ

東芝EMIのノラ・ジョーンズのサイト。 プロモビデオが見れる。ライブ見てみたいなあ。

昼下がり

FINEニューズレターの原稿。 今回はニュースが少ない。手抜きだ。次回はがんばろう。

夕方

昼下がり、某編集委員会に参加。 ドイツ議会で動物権を憲法に組み入れようとしていることを初めて知る。 情報力不足(ま、そのためにこういう勉強会があるわけだが)。

そのあと、附属図書館に行き、利用証を発行してもらい、 ついでに新聞を読む。ひさしぶりにGuardian(日刊の方--いつも読んでるのは週刊) を読む。G2がなつかしかった。附属には、ほかにも英国の新聞としては、 TimesやFinancial Timesが置いてある。Le Mondeなんかもある。

それから某サン・ジェルマンなんとかに行き、タコ焼を食べながら新聞。 マダガスカルの政情や米国の保護貿易について。 今日は新聞ばかり読んでいるな。

買物してから帰宅。

クローズアップ現代。 30代未婚女性について。 バブル期に華やかな青春を過ごした女性たちの一部は、 仕事は有能、男性は無能、 しかし結婚をしないと自分が何か欠陥商品であるように感じられる、 というつらい状況にあるようだ。たいへん。

毎日10時間以上インターネット上でゲームをしつづけ、 2時間しか寝ていなかった香港の若者が心臓麻痺で死んだという ニュース。 彼女と親が意見を述べているようだが、 そもそもそんな生活でどうやって彼女を作れたんだろう?

夜2

ちょっとうたた寝する。

真夜中

晩ごはん。

深呼吸すること。背筋を伸ばすこと。

机に向かっている時間…8.5hr
今日の勉強時間…3.5hr
マルクス係数…18


30/May/2001 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

眠い。先日購入したJohn Skorupskiの英国哲学史の本を使ってグリーンの勉強。 この本はなかなかおもしろい。 グリーンの原著を読むべきだが、まだ手に入れていない。

ところで、これも忘れないうちに書いておくが、 20世紀の英国の哲学や法学の潮流はanalytical philosophyとかanalytical jurisprudenceと呼ばれるのに、 なぜ倫理学だけmeta-ethicsと呼ばれるのか。 誰だこんな名前をつけたのは。 きっとアリストテレスかぶれの学者に違いない。 analytical ethicsと名付けておけばよかったものを。

夜明け前

また夜更ししてしまった。

出隆の『英国の曲線』をすこし読み返す。 1930年代のオクスフォードの様子その他が格調の高い文章で描かれている随筆。

2000年前後のロンドンの様子その他が格調の低い文章で描かれている おれの日記を、2070年代ごろに読んでくれる人はいるんだろうか。

あ〜、寝坊寝坊。

上の記述に関して、商売を思いついた。 2070年までにおれが死んでいる場合、 おれのウェブサイトは消滅している可能性が高い。 とくに商用プロバイダでアカウントを持っている人は、 死後お金を払わなくなったらまもなく消滅することは確実である。

そこで、www.rip.co.jp。(www.afterlife.co.jpなども可) 故人の個人サイトをこのプロバイダ上で半永久的に保存できる。 希望により、定期的に友人に「ウェブサイト墓まいり」のお知らせも送ること ができる。 また、死後もサイトを更新したいという人のために、 有能なゴーストライターを準備する。

これは商売になるんじゃないかと思うが、もうやってる人はいるのかな。

昼下がり

ベンタムの授業に出てきた。グリーン。 われわれは常に快を追求しているのか、とかいう話。 来週はウィリアムズとスマートの論争についてなので、 しっかり予習をすること。

授業のあと、セネトハウスの図書館に本を返しに行ったり、 本屋で本を買ったり、スーパーで食糧品を買ったり、 いろいろうろついてから寮に戻ってくる。 まず昨日の新聞を読んでから、 明日正式に提出予定のディサテーションのプロポーザルを完成させるべし。

夕暮れ

夕食前に寝てしまう。現在、まだ昨日の新聞を読んでいる。

保守系デイリーテレグラフ紙のコラムニストがガーディアン紙上で 文化多元主義を批判している。 英国の文化を尊重しない連中は英国に来るべきではない、という主旨だ。 かつて宗教の多元性を(ある程度)克服した国でも、 文化の多元性は克服できないのだろうか。

ステューデントパワー?

アンチグローバライゼイション運動の影響で、 ハーバードやエールなどの米国の大学で学生運動が盛んになりつつあるようだ。 京大にも飛び火するのだろうか。 (`Rebels with a cause', in The Guardian, 29/May/2001)

「日本の普通の学生をデモに駆り立てるようなテーマはないんじゃないの。 学生が世界に目を向けてアンチグローバライゼイションの動きに呼応でも しないかぎり。きみも含めて、近頃の学生は満足した豚だから」

「新聞もエンターテイメントを重視して、 不正義を暴くっていうのではないですからね。 もちろんイチローの成績も気になるところですけど、 新聞はもっと政治的というか過激になってもいいんじゃないですかね」

「またまた。最近まで新聞をまともに読まなかった人間がえらそうに。 それに新聞はつまんないから学生は読まないって」

「いや、それが悪循環なんですよね。 新聞がつまらないから学生は新聞を読まず、 新聞は世界に満ち溢れている不正について書くよりは、 エンターテイメントを重視するようになる。 するとエンターテイメントはテレビの方がうまいから、 ますます学生は新聞を読まなくなる…」

「新聞とテレビの住み分けがうまくいっていないというわけ?」

「いや、テレビを見ないのでよくわかりませんが、 そうなのかもしれません」

「しかし、英国では新聞やテレビが政治的な事柄をより多く取りあげるようだけど、 それでも学生運動は下火じゃない。テレビとか新聞とかが原因じゃなくて、 国際的な雰囲気じゃないの、単に。 学生をデモに駆りたてるわかりやすい社会的不正義がないだけでさ」

「う〜ん、そう言われるとそうですね」

「日本はなんだかんだ言っても良い国だからさ。英国みたいに、電車は まともに走らない、病院はまともに機能していない、羊や牛は口蹄疫のせいで 全部焼却しないといけない、とかいう社会だとデモの一つでもしてみようか という気になるけど」


30/May/2000 (Tuesday/mardi/Dienstag)

今日のニュース

3コマ目の科哲の授業を休みました。
すいませんすいませんすいません。
4コマ目の第二演習で発表しました。
完成したレジメはここです。 ロンドンに行ったらさらに勉強する予定です。
昨日買った本。
某古本屋で買いました。

05/30/99 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

昨夜は某寿司屋で寿司を食う。 しかし、やはりまだ身分不相応。 定食屋の方が居心地いいっす。

下宿に戻る途中、 途中某古本屋による。 ここも文庫と新書が50円セール(正確には2冊で105円セール)をしていた。

下宿に戻ってビジネス英語を2日分聴く。

それからシャワーを浴びてハクスリーの『すばらしい新世界』を読み始める。 たしかにおもしろい。ユーモアのセンスもすごい。 とくに、イエス(Lord)の代わりに自動車王フォード(Ford)が神になり、 それにともなって十字架の上を切り落してT字型にする、 という発想は強烈。既知外だ。

朝起きる。シリアルを食べて大学に。

昨日気づいたが、明日がフルブライトの〆切だった。 やばい。出すなら今日中に書かねば。


05/30/98(Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

わ。やってしまった。昨日の昼下がりのベンタム読書会を寝飛ばしてしまった。 ぐわ。ダメ人間。ごめんなさい、某先輩、気づいたら夕方だったんです。 (寝てる間に一度電話が鳴っていた気がするが…)

というわけで昨日は反省してずっと下宿で勉強していた。 サッチャー時代のイギリスの勉強や相対性理論の勉強や功利主義の勉強等。 夕ごはんはやきそば等。

今日は朝からホッブズの勉強など。 お昼はペペロンチーノ・スパゲチィ。 鷹の爪をいじったせいで指の先がものすごく痛い。 死ぬ。ぐあ。


夕方

仕事。うあ。バンドの練習行かなきゃ。


バンドの練習終わり。眠い。


05/30/97(Fri)

・昼・

ぎゃっ。寝坊してしまったっ。

・二コマ目に30分遅れそうだったので、もういっそのこと喫茶店にでも行って マンガを読んでいようかと思ったが、後でばれると(背後から忍び寄られて)殺 されるかも知れないと思い、怒られるのを覚悟して授業に出た。うむ。これで いいのだ。


・夕方・

・三コマ目の授業が終って研究室に戻って来ると、えぐ○4級がいらしていた。 こだまの反死刑廃止論が強力に論難される。むむむむむ。


・ベースのやつがレコード会社にテープを送るというので、ダビングをさせら れたりカセットレーベルを作らされたりする。

・これからバンドの練習。それからベンタム読書会。


・夜・

・そいえば、よくぼくがマンガを読みに行くごはん屋さんがあるんだけど、こ ないだの火曜の夜にそこに行ったら軽音の人にばったり出会った。

・んで、その人はハードロッカーというか、ヘビメタリアンなわけです。それ では、そこでした会話の一部をここに再現してみましょう。

(ちなみに、このヘビメタリアンは基本的にはもう一人いた(ぼくと)共通の友 人と話していて、ぼくは横で聞きながら『あしたのジョー』を読んでいた)

(ヘビ)「こないだ見つけたんやけど、ものすごい名前の中華料理屋見つけてなあ」

(友人)「ほお、どんなんどんなん」

(こだま)(え、カーロス廃人っ?)

(ヘビ)「中華料理『ルドルフ』」

(友人)「がははははっ」

(ヘビ)「ごっついやろ?マイケル・シェンカーにルドルフ・シェンカーってい う兄がおってな…」

(こだま)「あ、それやったらおれもすごい名前の中華料理屋知ってるけど…」

(ヘビ)「え、ほんまですか、こださん?」(年下の人にはこう呼ばれたりもする…)

(こだま)「うん。くくく。ほ、ほんまにあるんやけど。ちゅ、中国料理 『アイ・シャル・リターン』」

(友人)「っだっはははは」

(ヘビ)「な、なんじゃそれーっ」

(こだま)「い、いや、烏丸の方にほんまにあんねん、これが…」


・中国料理『アイ・シャル・リターン』。ほんとにあるんです。烏丸の浜学園 のそばに。初めて見たとき吹き出しました。ほんとに「なんやそれっ」ってい う感じで。いつか一度行ってみるか…


・夜中・

・夜中のベンタム読書会終わり。『序説』の第一章ですず○氏と喧喧諤諤。い やあ楽しい楽しい。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Wed Jul 31 22:38:56 JST 2013