環境衛生学分野の担当する講義

その他分担する講義

産業・環境衛生学 前期コア科目
環境衛生学分野では、環境要因のヒト健康影響を研究しています。この講義では現代の環境問題、産業衛生を概説し、特に化学要因に焦点を当て、毒性学を基礎とした健康影響の評価について講義します。環境問題、産業衛生の現代的課題、環境保健の基礎事項(水環境、大気環境、気候、遺伝要因相互作用、モデリングなど)、化学物質の規制、環境問題のリスク評価・管理などについて述べることができるようになることをめざしています。

中毒学入門 前期選択科目
中毒学は古代から利用、研究されてきた社会的学問です。この講義では、現代中毒学の主たる対象である環境汚染を歴史的に考察し、現在社会で問題となっているハザードの概念、社会環境要因、ヒト健康影響を知ることを目的としています。代表的な物質として、水俣病の原因となったメチル水銀、製造中止となったPCBsなどを例として、化学物質と生態系の関わり、環境疫学手法、発達影響・発がん性、体内動態モニタリング、規制などについて学びます。

中毒学  後期選択科目
前期の入門を基礎に、後期では、ヒトに対する作用機構別に中毒学を理解し、環境問題に対するリスクアセスメント、リスクコミュニケーション、リスクマネジメントをできることを目的とします。

ベンチトレーニングコース 後期選択科目
 上記2科目を基礎に、環境行政機関・化学企業での専門職業務を想定した実践コースです。文献による背景検索、目的の明確化、Protocol Writing、調
査・実験、Audit、Paper Writing、Review、Presentationの過程を実習します。

シラバス

home