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第63回
日本職業・災害医学会学術大会
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第63回日本職業・災害医学会学術大会「社会構造の変化と勤労者医療の進化」 会期:2015年11月22日(日)・23日(月・祝) 会場:昭和大学上條講堂・他(東京都品川区旗の台1-5-8) 会長:有賀 徹(昭和大学病院 病院長)

会長挨拶

第63回日本職業・災害医学会学術大会を開催するにあたって

第63回日本職業・災害医学会学術大会 会長
昭和大学病院 病院長
有賀 徹
写真:有賀 徹

 日本職業・災害医学会会員の皆々様によるご推挙を経て、この度「第63回日本職業・災害医学会学術大会」を開催することとなりました。大変名誉なことと厚く御礼を申し上げますとともに、その重責に身の引き締まる思いで、現在、昭和大学医学部救急医学教室スタッフを中心にして、鋭意その準備を進めているところです。会期は平成27年11月22日~23日で、会場は昭和大学キャンパス(東京都品川区旗の台)の予定です。

 さて、本学会が勤労者医療を主軸において、多岐に渡って多くの実績を上げてきたことは周知のことではありますが、医療を巡る諸情勢には近年益々目まぐるしいものがあり、学術大会の行われる11月は、昨年の医療法改正に伴う諸々の医療関連政策が正に実施(10月)された直後という巡り合わせです。会員の提供する医療について、地域包括ケアシステムとの関係はどのようになるか、またそもそも病院病床の在り方が変化すれば、自らの勤務状況にも変化が起こるかも知れないなどと、思案は尽きないと思われます。

 現状において、提供できる医療資源の増加はまず見込めないにもかかわらず、高齢化の進展など需要の増大は待ったなしで、先の医療法改正もそのような不均衡に呼応しようとするものでありましょう。その一環として例えば、通常は医師の行う医行為を看護師やコメディカルスタッフにも行ってもらう、いわゆる職能の移譲についても、このような時代背景あってのことと考えられ、そこには経済的、法律的な視点からの考察も多々求められるところであると考えます。

 以上の次第などによって、今回の学術大会のテーマについては「社会構造の変化と勤労者医療の進化」としました。我々には、社会構造の変化に適応しながら引き続き、合理的で良質な医療を院内外に実践して行くことが求められます。「進化」とは、強靭なしなやかさをもって「変化する環境に適応していく」というニュアンスです。

 会員の皆々様には、またこれから会員になろうという皆様にも、どうか「第63回日本職業・災害医学会学術大会」に宜しくご参集されますよう、そして我々の「進化」などについて議論を盛り上げたく思います。これらを切に希望いたしますとともに、引き続き皆々様にはご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げて、ここにご挨拶とさせていただきます。