特定非営利活動法人 日本核医学技術学会 The Japanese Society of Nuclear Medicine Technology

  • 第34回 総会学術大会
    2014年11月6日~11月8日:大阪国際会議場
    核医学の未来を見つめる
           ~大阪から世界へのメッセージ
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平成26年9月8日

患者の核医学診療施設の入退出に係る安全確保に関するガイドライン

放射線診療従事者及び患者が核医学診療施設への入退出の際、診療用放射性同位元素(RI)使用室等の管理区域用(RI専用)のスリッパ等に履き替えることが慣例的に推奨されてきた。しかし、医療法施行規則では患者の履き替えに関する規定は一切なく、労働安全衛生法に作業者に対する履き替えに関する条文があるのみである。つまり、患者の履き替えは医療法施行規則で義務付けられたものではない。一方、患者の高齢化が急速に進行している状況下において、履き替えたRI専用スリッパやスノコ等が原因で、核医学検査等で患者の転倒が危惧されるケースが散見されている。この状況に鑑みて、医療安全の確保の面からも、また、スリッパ等の履き替えによる衛生上の問題からも医療現場で改善が要望されている。
そこで、表記ガイドラインを作成し、核医学診療において患者の安全確保を踏まえた運用を実施することとした。

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