日本核医学技術学会の事業内容
本学会では、特定非営利活動法人として、①学術集会、講演会及び研究発表会等による学術研究及び研究奨励と表彰事業、②学会誌及び論文図書等による情報提供事業、③その他、本学会の目的を達成するために必要な事業を展開しています。主な事業内容はつぎのとおりです。
●総会学術大会の開催
本学会では、会員が研究・実践の成果を発表し、相互に交流しあう機会として、昭和56年以来、毎年、総会学術大会を開催しています。毎年、多くの会員が発表を行い、演題は質量ともに充実しています。また第28回(平成20年)の総会学術大会からは、一般社団法人日本核医学会の日本核医学会学術総会と合同で開催し、合同シンポジウム等を実施しています。
●核医学技術セミナーの開催
本学会では会員の研鑚を目的として、創立以来、「学術講演会」を実施してきましたが、平成6年2月以降、名称を「核医学技術セミナー」とし、毎年1回テーマを設定し、実践的な内容の講演を行っています。このセミナーは、本学会が設けている「核医学専門技術者認定制度」と連動し、参加者には単位が付与されます。
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●学会誌「核医学技術」発行
本学会の前身である「日本核医学技術研究会」の発足時より、機関誌として「核医学技術」を発行しています。創刊号は昭和56年1月20日付です。論文掲載のほか、講演抄録や全国各地の研究会組織の紹介記事など、会員にとって有為な情報を提供する紙面構成となっています。現在年5回発行しています。
●学術専門書の出版
昭和59年に企画委員会を立ち上げ、「核医学検査技術」インビトロ編、インビボ編の刊行準備を行い、昭和60年6月、昭和61年6月にそれぞれ上梓しました。以来、本学会では、会員諸氏による活発な研究の成果を活かし、核医学分野で求められている学術専門書をいち早く出版しています。特に平成20年9月発刊の「核医学技術総論」は、多くの大学・専修学校で教科書として採用され、版を重ねています。
●核医学専門技術者制度
本学会では,核医学専門技術者としての資質の向上と維持をはかることを目的として「核医学専門技術者認定制度」を設けています。この制度は本会独自の基準により核医学専門技術者としての知識・技術の達成度を評価し,認定することを目的としています。
●表彰制度
本学会では、「優秀論文賞」「学会賞」「功労賞」「地方功労賞」など各種の賞から成る表彰制度を設け、会員の研究活動を奨励し、学会や核医学技術分野の発展への貢献を称えています。毎年、総会の場で表彰が為されています。