この度山梨県富士五湖のひとつである河口湖の湖畔、富士ビューホテルにおいて第14回日本アクセス研究会学術集会・総会を開催させて頂く事となりました山梨大学泌尿器科・血液浄化療法部の深澤でございます。
透析医療に必須のアクセス(血液透析における血管アクセス並びに腹膜透析における腹膜アクセス)をいかに良好に作製、維持、管理するかは、そのアクセスの良し悪しのみならず透析効率の良し悪しを大きく左右いたします。確かに日本の透析医療は海外と比して全体的には良好に施行されていることは議論の余地のないところだと思います。しかし残念ながらすべての施設において、あるいはあらゆる地域において良好なアクセス管理がなされてはいないのが現状ではないでしょうか。
前回第13回の研究会では福岡赤十字病院の池田潔先生の「治療標準化を見据えた戦略性と技法」のテーマで開催されました。今回第14回においてはテーマを「職種を超えた良好なアクセス管理の実践を目指して」と題し、医師のみならず看護師、臨床検査技師、臨床工学士、放射線技師などの各種の職種がその分野のみにとらわれず、患者さんの良好なアクセスの維持管理のためにどのような点に注意するのか、どのような時点に検査治療に持ち込むのか、あるいはどのように治療戦略とするのかを具体的に検討・討論していきたいと考えます。
本大会を通して日本全国どこにおいても良好なアクセス管理が、ひいては良好な透析効率の維持が行われること、すなわち地域格差の是正を目指して参りたいと思います。
開催時期は富士山麓の紅葉のベストシーズンであります。日頃の繁忙な業務の気分転換がてら是非とも富士の麓へお越しください。交通アクセスの悪い場所での開催となりますが、広大な富士山に抱かれた凛とした環境での研究会です。是非とも御参加頂き活発なご討論をいただければ幸いです。
何卒多くの皆様のご参加、ご発表の程よろしくお願いいたします。
2010年1月吉日

