会長挨拶

この度、第23回日本行動医学会学術総会の学会長を仰せつかりました。皆様に謹んでご挨拶申し上げます。
本学会は、例年秋に開催されていますが、2016年12月にメルボルンにおいて開催される国際行動医学会(ICBN2016)との兼ね合いから、会期を2017年3月17日(金)~18日(土)の2日間、会場を温暖で過ごしやすく、風光明媚な沖縄県恩納村の「沖縄科学技術大学院大学(OIST)」といたしました。
日本行動医学会は、1992年に設立されました。私は、当時東京大学医学部公衆衛生学教室の助手として本学会発起人の一人である荒記俊一先生のもとで、本学会の設立に携わらせて頂く貴重な機会を得たことを今でも鮮明に覚えており、また深く感謝しております。
日本行動医学会は主に社会医学、臨床医学、心理社会行動科学の3つの領域の専門家が集まり、健康の維持増進、疾病の予防や診断・治療について、分野横断的かつ学際的に取り組む特長のある学会です。したがって、この学会は、単一分野だけでは解決できなかった課題に関するブレイクスルーを得る非常に貴重な機会と考えます。
そこで、本学会では私の専門である睡眠予防医学等との関連から「睡眠」をキーワードに、「睡眠と行動医学」をメインテーマにさせて頂きました。睡眠は我々が生存していくうえで必要不可欠かつ、健康の維持増進を考える上でも重要な「行動」です。また、「睡眠」と関わりのあるホルモンの中には、オレキシンやレプチン、グレリンのように摂食行動と生理学的な関連を示すもの、また睡眠が不足することで疲労が取れず運動不足になったり、長時間起きているために間食を摂る機会が増えたりする等、睡眠と他の「行動」との相互関係が最近注目されています。
2014年3月に、厚生労働省から「健康づくりのための睡眠指針2014」が発表されました。その中でも睡眠だけを取り上げるのではなく、食事や飲酒、喫煙等の他の行動との相互の関係の重要性についても言及されています。したがいまして、本学会では「睡眠」をキーワードに他の「行動」との相互関係も含めて、この日本行動医学会の特長である学際的な視点から多角的な議論を展開し、参加者の皆様が今後の活動を行う上で意義のある情報を得る機会を提供できるように、一意専心、企画・運営を進めております。
皆様の積極的な参加、ならびに研究成果のご発表を心よりお待ち申し上げます。

第23回日本行動医学会学術総会 学会長  谷川 武
(順天堂大学大学院医学研究科公衆衛生学講座 教授)

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