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学術集会開催のご案内

「第17回日本赤十字看護学会学術集会」開催のご案内

「第17回日本赤十字看護学会学術集会」が、平成28年7月2日(土)~3日(日)に日本赤十字北海道看護大学(北見市)にて開催されます。テーマは、『オホーツクから看護力の発信 -今、求められる看護の開拓魂-』です。 ふるってご参加ください。

 

学術集会長からのメッセージ

 

オホーツクから看護力の発信 -今、求められる看護の開拓魂-

 

 第17回日本赤十字看護学会学術集会のテーマは、「看護の開拓魂」です。赤十字は、看護の開拓者でした。開拓者としてすばらしい仕事をし、看護の歴史を作ってきました。しかし、黙々とすばらしい仕事をしているだけでは、混沌とした現代の医療・保健・福祉の危機を救えません。看護からの発信が必要な時代です。求められる時に、必要な行動と発言を確実に社会に届けることこそ、時代の求める、挑戦する看護でしょう。

 学術集会テーマを「看護の開拓魂」としたのは、超高齢社会を迎え、保健医療の提供システムが病院から地域在宅へとシフトしつつある今日、看護の力、看護の開拓魂がますます必要となってくると考えられたからです。大都市を除き、大多数の地域は、特に北海道などは過疎の状態になりつつも、そこには人々の生活があり、病気を抱えながら人々が暮らしています。地域包括ケアシステムが叫ばれていますが、それを実体化させるうえで、重要になるのは地域の人々の生きる力、医療者の地域への目覚め、看護の力だと考えられます。地域の人々の生きる力には、公助、共助、自助のいずれもが必要ですが、医師を中心とした医療だけでなく、地域の人々と一緒に暮らし、在宅患者・家族の実態や地域住民の助け合い状況を知る看護職が大いに活躍できる場ではないでしょうか。看護の開拓魂で、この危機を何とかし、地域生活ケアのグランドデザインを看護が主導して描かなければならないと考えています。

 第17回日本赤十字看護学会学術集会は、このような研究者・実践家の交流の場であり、研究成果の発表の場ですので、問題意識を刺激しあって、大いにヒントをもらってください。それと同時に、学術集会の会場である北海道北見市、オホーツクの地も大いに楽しんでいただきたいと願っております。北見市の西に黒岳・旭岳のある大雪山国立公園、その西に美瑛・富良野、東に世界遺産の知床半島、南に阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖、その南に釧路湿原と、周りは北海道の自然を満喫できる稀有な環境です。どうぞ奮ってご参加ください。