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第35回アルコール医学生物学研究会学術集会
学術集会開催に寄せて
第35回アルコール医学生物学研究会学術集会


会長 橋本悦子
東京女子医科大学 消化器内科

平成28年1月22日(金)と23日(土)の2日間にわたり、リーガロイヤルホテル東京で、第35回アルコール医学生物学研究会学術集会を開催させていただくこととなりました。このような伝統ある学術集会を担当させていだだくことを大変光栄に存じております。本研究会は、昭和56年に「アルコールと肝研究会」として発足して以来、アルコールによる臓器障害に関して、内科学、薬理学、法医学、精神医学などの医学関係の研究者と、アルコール飲料の開発・研究に携わる研究者が一堂に会して、肝臓、膵臓、循環器、中枢神経など多方面の臓器障害に関して徹底的な討論と交流によって、わが国のアルコール医学生物学研究を牽引し活性化してきました。そして、代謝、免疫、腸内細菌などに関して多くを学び病態の解明と発展に寄与しました。

今回は、発足当初の原点にもどり飲酒と臓器障害の問題の本質に迫るべく「アルコールと臓器障害」と題して基礎研究を中心にシンポジウムを企画しました。これまでの研究成果を明確にし、そこから生まれる新たなテーマに焦点をあてた活発な議論を期待しています。また、平成25年にアルコール健康障害対策基本法が制定され、本研究会の社会に果たす役割はより重要となると考えます。本法律では、アルコール健康障害対策について、基本となる事項を定め、総合的かつ計画的な対策を推進することを目的とし、行政、酒類製造・販売事業者、教育関係者、保健・医療関係者、警察関係者など連携して取り組んでいくことの重要性を明確にしています。医療関係者の責務は、国・地方公共団体の対策に協力し、アルコール健康障害の発生・進行・再発の防止に寄与するよう努めるとともに、良質かつ適切な医療を行うこととしています。 特別企画として「アルコール健康障害対策基本法をうけて」と題して、行政からもご参加いただき、今後の研究会の役割を模索したいと考えます。

近年注目されているnonalcoholic steatohepatitis (NASH)に関しては、病理所見でsteatohepatitisを呈するアルコール性肝炎以外の病態として疾患概念が確立されましたが、その多彩な病態からsteatohepatitisを飲酒量のみで分類することには問題があります。指定講演「Steatohepatitis の病理と臨床」と題して病理と臨床から各分野のエキスパートにご講演をお願いし現状と問題点を明らかにすることとしました。

多くの会員の皆様が集まって、アルコール臓器障害への思いを熱く語ることのできる機会を提供することが本学術集会の目的と考えます。学術集会が充実したものになるよう、多くの先生方のご参加をお待ちしております。

会期
平成28年1月22日(金)・23日(土)
    
プログラム

特別企画

 『アルコール健康障害対策基本法を受けて』

シンポジウム

 『アルコール性臓器障害 機序解明の継往開来』
 (一部指定・公募)

一般演題
 
 (公募)

抄録集

 京都国際シンポジウムのご案内 抄録集ダウンロード(PDFファイル)



会場
リーガロイヤルホテル東京

〒169-8613 東京都新宿区戸塚町1-104-19
TEL : 03-5285-1121 / FAX : 03-5285-4321
HP : http://www.rihga.co.jp/tokyo/index.html

参加費および懇親会費
後日更新予定です。

演題投稿要領
演題募集期間:平成27年9月12日(土)~11月28日(土)まで。

発表時間は7分、討論時間は5分の予定です。

演者および共同演者は本会会員に限りますので、未入会の方はアルコール医学生物学研究会事務局にご連絡の上、入会手続きをお願いいたします。

1.要旨原稿作成 【見本(PDF file)・テンプレート(Word 2003/2007/2010 file)】
要旨原稿を作成するにあたっては、以下のことに留意してください。

◆用紙及びレイアウトはA4判縦2ページ(横書き、段組無し)までとし、余白は上下左右30mmとします。

◆文字サイズは表題14ポイント、本文他は11ポイント、行間1行とします。

◆表題は左揃えとし、発表者(○印付記)、共同研究者及びそれぞれの所属をお書きください。日本語と英語表記をご記入ください。
本文は原則として日本文とします。【目的】、【方法】、【結果】、【結語】などの見出しを付け、ご記入ください。

◆抄録原稿にご記載いただく事項
1. 演題名(日本語)
2. 著者名(日本語)
3. 著者所属機関名(日本語)
4. 演題名(英語)
5. 著者名(英語)
6. 著者所属機関名(英語)
7. 抄録(日本語)

◆和文機関紙原稿作成について
「アルコールと医学生物学」掲載のため、発表者は和文原稿を発表当日、受付にご提出ください。投稿規程は研究会誌「アルコールと医学生物学」巻末の投稿規定に従って下さい。原稿のメディアの提出もお願いいたします。

2.送付方法
◆要旨原稿をE-mail:jasbra.ay@twmu.ac.jpまで送付してください。
◆文書ファイルはMicrosoft Word 2003,2007,2010で作成もしくは保存されたものと限定させていただきます。

Ⅱ. 発表形式
発表形式はすべて口演です。会場には、Windows搭載PC(Windows 7, Microsoft PowerPoint2010)と液晶プロジェクターを用意します。

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