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第32回アルコール医学生物学研究会学術集会
会長 渡辺純夫
順天堂大学消化器内科
第32回アルコール医学生物学研究会学術集会は下記の通り、平成25年1月に東京で開催されます。この学術集会は長い歴史があり、アルコールによる臓器障害を主眼としたテーマについて常に熱い議論が交わされ、日本のアルコール研究を活性化させてきました。今回この伝統ある学術集会の会長を務めさせていただくことは大変光栄なことです。
この10年は非アルコール性脂肪性肝疾患の病態が注目を浴び、盛んに研究が行われて多くの興味深い知見が得られましたが、この目覚ましい進歩もこれまでのアルコール性肝障害に関する研究の下地があってのものでした。
かつては非アルコール性脂肪性肝疾患の研究では非アルコール性とアルコール性肝障害を明確に区別する向きがありましたが、昨年の日本消化器関連学会週間(JDDW 2011)の日本肝臓学会大会特別企画として行われた「非B非C肝硬変の実態調査」では,エタノール摂取1日20gから70gまでの軽~中程度の飲酒歴を有する脂肪性肝障害を「脂肪性」肝硬変と分類することが提唱され、もはや非アルコール性~アルコール性の肝障害がさらに大きな視点で検討されるべき段階に入ってきたと実感しました。
また、高田班によるアルコール性肝障害の診断基準の改訂が行われ、今後アルコール性肝障害の実態に関しても見直していくことにより、現代の医療に即した新たな知見が得られることが期待されます。
ウイルス性肝障害の新規症例の減少および抗ウイルス療法の進歩に伴い、相対的に非ウイルス性肝障害の比率が増加しており、非アルコール性~アルコール性肝障害に関する研究の臨床的重要性はさらに増しています。今回の学術集会はアルコール関連疾患の研究において新たな位置づけを見出す先駆けになるものにしたいと考えており、アルコールによる臓器障害とその類縁疾患についての研究を幅広く募集いたします。
本学術集会を成功させるためには諸先生方の協力が不可欠であり、積極的な応募、ご参加を何卒宜しくお願いいたします。
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平成25年1月25日(金)~26日(土)
(運営委員会は2013年1月24日に予定しております)
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参加費 : 5,000円
懇親会費: 5,000円 |
演題投稿要領 演題募集期間:9/12(水)~11/5(月)
1.要旨原稿作成 【見本(PDF file)・テンプレート(Word 2003 file)】
要旨原稿を作成するにあたっては、以下のことに留意してください。
◆用紙及びレイアウトはA4判縦2ページ(横書き、段組無し)までとし、余白は上下左右30mmとします。
◆文字サイズは表題14ポイント、本文他は11ポイントとします。
◆表題は左揃えとし、発表者(○印付記)、共同研究者及びそれぞれの所属をお書きください。
◆抄録原稿にご記載いただく事項
1. 演題名(日本語)
2. 著者名(日本語)
3. 著者所属機関名(日本語)
4. 演題名(英語)
5. 著者名(英語)
6. 著者所属機関名(英語)
7. 抄録(日本語)
2.送付方法
◆要旨原稿をE-mail:jasbra@juntendo.ac.jpまで送付してください。
◆文書ファイルはMicrosoft Word 2003, 2007,2010で作成もしくは保存されたものと限定させていただきます。
Ⅱ. 発表形式
発表形式はすべて口演です。会場には、Windows搭載PC(Windows 7, Microsoft PowerPoint2010)と液晶プロジェクターを用意します。 |
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