公益社団法人 日本看護科学学会 JANS
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理事長yの挨拶
 

日本看護科学学会の定款第2条に、「本会は、看護学の発展を図り、広く知識の交流に努め、もつて人々の健康と福祉に貢献することを目的とする。」と謳われています。公益社団法人としてNursing Scienceの構築と発展を基盤として、国内への社会貢献を行い、さらに国際貢献を行うことが本学会の目的であると考えます。

この目的を達成するための主たる学会活動としては、学術集会の開催、和文誌の発行、英文誌の発行があります。さらに、これらを支え、学会の方向性にもかかわる活動の大きな柱として、看護学術用語の標準化、若手研究者育成、研究活動推進、国際活動推進と世界看護科学学会(WANS)の事務局機能が実施されてきました。これらの活動を基盤として支える機能は、会員管理、研究倫理の啓発、利益相反管理、関連学術団体との連携であり、さらに運営の基地といえる事務所機能です。

平成27・28年度理事会では、萱間理事長のもとに、学術集会長のご尽力を得て経済的基盤が安定し、事務所機能が充実されました。JANSセミナーも活性化し、若手研究者支援としてネットワーク形成も進展しました。看護研究成果の社会への発信として「看護研究の玉手箱」も始まりました。そして、看護学研究の優先課題について、如何に設定し推進するのか、研究に対する助成など方策の検討が、課題として示されました。

JANSのこれまでの歴史と成果を引き継ぎ、平成29・30年度はもう一つの柱として「看護ケア開発・標準化」を検討したいと考えます。研究活動を推進し、若手研究者を育成し、優れた研究成果を国内外に発信していくことは非常に重要なJANSの機能です。さらに、それらの研究成果のエビデンスに基づき、問題解決に向けた看護技術(看護ケア)を開発・標準化することが、Nursing Scienceを構築すると共に、臨床や在宅の場で医療を必要とする人々に還元されると考えます。

この標準化は看護の方法論を確定していくことに他なりません。つまり、エビデンスを確認することで、その問題が解決される確率を推測することができ、エビデンスレベルの高い方法論を看護ケアの標準として明示することができると考えます。医学系学会では、エビデンスを明示したERASプロトコル、J-PADガイドラインなどが報告されてきました。看護学においても、問題解決に向けた看護技術(看護ケア)を開発・標準化することが必要であると考えます。

看護学はこの50年に大きな発展を遂げてきました。これからの50年は看護方法論の確立に向かうことが必要であり、平成29・30年度JANS理事会として、まずは一歩を踏み出したいと考えます。どうぞ、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

2017年7月
理事長 鎌倉 やよい