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日本家庭医療学会 サテライトワークショップ in 広島

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ワークショップ内容のご紹介

■ 岸本暢将氏 (亀田総合病院 リウマチ膠原病内科)

WS1 : プライマリケアのための関節リウマチ診療 〜これだけは診ようHands-Onセッション〜
 関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis: RA)患者は全国で60万人以上.プライマリケアで必ず遭遇する疾患です.身体診察をみなさんで実践していただき診断とフォローのポイントを明確に解説します.
WS2 : 目で見るリウマチ膠原病 〜一発診断〜
 膠原病は難しい!と思っている先生は多くないですか?一発診断から詳細な病歴聴取,身体診察の重要性まで,再確認させていただきます.

■ 名郷直樹氏 (東京北社会保険病院 臨床研修センター)

その場にならないと何をやるかわからないEBM講座
 題名のとおり,その場にならないと何をやるのかわからない.参加者の希望を聞きながらといいつつ,希望を聞いてそれに沿ってやるかどうかも,その場にならないとわかりません.そんな何をやるかわからないのでは心配で参加できない,という人,大歓迎です.そういうハプニング性の高いものに挑戦したい,そういう人はかえって期待はずれかもしれません.とわけのわからないことを言いつつ,着実に?当日までの準備を進めています.

■ 守屋章成氏 (医療法人 地域医療ぎふ シティ・タワー診療所)

素人漢方 家庭医和漢
 素人の素人による素人のための漢方(和漢)診療入門です.専門家による講義では全くありません.知らないことは知りません.分からないことは分かりません.でも知っていることは少しはありますし,分かることも少しはあります.そして,ちょびっとだけ自信を持ってお伝え出来ることもあります.
 漢方(和漢)の面白さは,患者さんを診た時に自分の中に湧いてくる「感じ」をそのまま診療に使えること.そして,症状が時には薄紙を剥ぐように,時には劇的に,改善されていく喜びと爽快感.…なかなか“ヒット”しないのが素人の悲しさですが(笑). 「出来ることだけ,出来ることから」の漢方(和漢)診療,一緒に始めてみませんか.

■ 佐藤健一氏 (関西リハビリテーション病院)

知っててほしい!!航空機内での急病人に対する医療体制 〜日々の診療に役立つ疾患への知識も〜
 飛行機に乗っていて「この機内で急変があったら...」と考えたことはありませんか? 皆さんの中には少なからずいると思います.でも,航空機内医療について学ぶ機会が非常に少ないのが事実ですよね.そんな皆さんのリクエストにお答えして「航空機内医療」について学ぶチャンスが再び出来ました!!
当日は,気圧の変化による身体への影響,緊急時の医療支援体制, 搭載されている医薬品・医療用具のスライドによる紹介, 遭遇しやすい病態 についてのレクチャーを予定しています.
航空機での移動が多い世の中,安心して空の旅を楽しめるように知識を得てみませんか?
   *今回のレクチャーでは搭載される医薬品・医療器具の実物の展示はありません.ご了承下さい.

■ 一瀬直日氏 (赤穂市民病院)

家庭医ならどうする? 停電,水害から在宅患者を守るために
 「まさかうちが水害に遭うなんて.(根拠はないが)きっと大丈夫!(と信じたい)」皆さんの多くが,台風による水害・停電,地震による被害を受けることなど日常予測していないのではないでしょうか?そのまさかが起きたとき,身の回りが不自由な在宅患者はどうなるのでしょうか?
 予測できる不自由があるならば,先に対策をとることが必要です.家庭医ならではのフットワークの見せ所です.
 このワークショップでは,参加者が自分の地域に起きうる災害の種類を予測し,実際に在宅患者用マニュアルを作成できるようになることを目標とします.
 ワークショップは
  (1) 台風による水害を受けた在宅患者の例を提示
  (2) どういった対策をとっておけばよかったか小グループで討論
  (3) 赤穂市民病院で行っている災害から在宅患者を守る方法を提示
  (4) 災害時の在宅患者用マニュアルの作成を実践
 と進めていきます.
 少しでも多くの地域で,要援護者を守る対策がとられていくことを切望しています.皆様の参加をお待ちしております.
   *参加者のうち希望者には赤穂市民病院で作成されたマニュアルをCDにてファイル配布いたします

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