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第12回家庭医の生涯教育のためのワークショップ |
内容の紹介 |
(1日目 : 全員) | |
東京慈恵会医科大学総合診療部・医学教育研究室 古谷 伸之 先生 診療の中で身体診察をどのように考えれば良いのでしょうか。初診時や入院時には常に全身診察を完全にとることが、背中からのしかかっていないでしょうか。どんな診察をどれくらい詳しくやればいいのでしょうか。なぜ、その診察が必要なのでしょうか。このような疑問を日々追いやりながらの苦悩の診療を、身体診察の考え方と使い方を理解することで少し肩の荷を下ろしてみましょう。 |
(2日目:選択1, 3) | |
札幌医大医学部地域医療総合医学講座(附属病院総合診療科) 木村 眞司 先生 頭痛診療は難しいとしばしばいわれます。その頭痛診療をできるだけ端的にとらえてわかりやすく御説明し、対処法を御一緒に勉強します! |
(2日目:選択1, 3) | |
筑波大学臨床医学系 木澤 義之 先生 近年ホスピス・緩和ケア病棟が増加し、全国に100施設を超える緩和ケア病棟が設置され、国民の緩和ケアのニードも高まっています。しかしながら、全がん死亡のわずか3%、総死亡のわずか1%が緩和ケア病棟でおきているにすぎず、多くの死は一般病棟や在宅で起こっています。 |
(2日目:選択1, 2) | |
伊賀内科・循環器科 伊賀 幹二 先生 循環器疾患に対する、PC医の到達目標は、卒後2年目の研修医のそれと同じであると考えています。つまり、病歴、診察、胸部レ線、心電図、検血から診断の方向付けをある程度できることです。それに加えて、心エコーやカテーテル検査・治療により2004年現在ではどのような患者がその恩恵にこうむれるかという知識が必要です。 |
(2日目:選択1, 2) | |
横須賀市立うわまち病院 奥井 伸雄 先生 このワークショップでは、家庭医療の現場で遭遇する排泄問題の中でも、排尿をテーマとします。排尿の問題となると、「泌尿器科」と思いがちですが、実際にはかなり統合的な知識を必要とします。例えば次に例をあげます。 |
(2日目:選択2, 3) | |
森川こどもクリニック 森川 嘉郎 先生 小児科外来で診る患者さんの8〜9割は感染症ですが、抗菌剤を必要とする患者さんは、おそらくその内の1割以下だろうと思います。それではどのような患者さんに抗菌剤が必要か、だれも適格な解答は出せないでしょうが、当らずとも遠からずの答えは必要です。分からないから発熱があれば全例に抗菌剤を投与するのはあまりにも乱暴です。 |
(2日目:選択2, 3) | |
かみで耳鼻咽喉科クリニック 上出 洋介 先生 耳鼻咽喉科領域の検診は額帯鏡を用いて所見をとることが多いため技術的に鍛練された者でないと難しいと言う条件がある。一定の技術を修得しその中で的確に患者の情報を得るには相当の時間が必要であった。しかし光学系機器や専用機器の発達により、一般臨床医でも充分対応することができるようになってきた。 |
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