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家庭医療学研究会会報 第42
発行日 : 2001年4月15日

特集/第9回家庭医の生涯教育のためのワークショップ記録

プログラム

《3/17(土)》
アイスブレイク
ワークショップ1〜3
(休憩をはさんで)
「外来で楽しくできる糖尿病教育の実践」
講師 : 坂根直樹先生(京都府立医科大学)
夕食
語り合いの時


《3/18(日)》
ワークショップ4
「外来で成功する禁煙指導」
講師 : 高橋裕子先生(大和高田市立病院)
ワークショップ5,6(昼食をはさんで)
「外来でよく使う整形外科診察技法のポイント」
講師 : 梶原敏英先生(梶原クリニック)
次年度のテーマについて

主催者からの総括

東町ファミリークリニック 武田伸二
 3月17・18日に名古屋で第9回家庭医の生涯教育ためのワークショップが開催されました。今年は糖尿病教育、禁煙指導、外来で診る整形外科疾患をテーマに、坂根直樹先生、高橋裕子先生、梶原敏英先生を迎え、講師を含めて総勢95名(学生アルバイト2名を含む)の参加がありました。参加者は幅広い年齢層でしたが、例年に比べると若手の先生方が数多く参加されました。ユニークで素晴らしい講師の先生方のおかげで、とっても熱気にあふれた楽しいワークショップになりました。ただワークショップにしては人数が多すぎるとのご意見も聞かれ、今後どのように運営してゆくかが、課題として残りました。参加人数が増え、多様なニーズに応えるために、今後の企画・運営を複数で進める時期にきていると思われます。

各ワークショップについて参加者からの報告
ワークショップ1〜3
外来で楽しくできる糖尿病教育の実践
講師 : 京都府立医大 坂根直樹先生
報告 : 杉山病院 北西史直
 初日の3セッションは「外来で楽しくできる糖尿病教育の実践」と題して神戸大学の坂根直樹先生を講師として行われた。
 会場はあらかじめ4人1組の座席に配置されており、最初から最後までスモールグループディスカッションもしくはロールプレイングが中心であった
 まずは自己紹介を兼ねた自分の好きな食べ物ベスト3のディスカッションを通して、人は食べ物の話をするといきいきとすることを気付かせ、知識があることが行動変容にむすびつくかというディスカッションで、知識だけでは行動変容にはつながらないことを再確認し、自分の健康診断の値をお互いに紹介することで、いかに医療従業者でも検査の値を覚えていないかを気付かせるというように、終始話し合いの中から患者教育の難しさを認識させられていった。
 こういった感じでワークショップは進んでいったが、合間合間に坂根先生は患者教育のコツを教えてくださった。以下にそれを羅列してみる。
 血糖の正常値を硬貨を用いて覚えさせる。(100円玉1個に10円玉1個で110。さらに10円玉1個、5円玉1個、1円玉1個を加えて126。)
 グリコヘモグロビンの値はそれに30を加え体温をイメージする。(37℃でちょっと熱、38℃で高熱、39℃で入院が必要な熱。)
 患者さんの言い訳が多いと指導がうまくいっていない証拠である。
 腹8分目とは朝食が待ち遠しく感じたぐらいに夕食を抑えることである。
 望ましくない習慣に対して、頭ごなしに否定しない。まずはその悪習慣のメリットを話し合い、話しをふくらまし、次にその習慣を変えることでどういうメリットがあるかを尋ねる。そして以上を要約し、その習慣を変えるか変えないかを尋ねるという方法をとる。
 ウォーキングなどの体験学習も効果的である。
 糖尿病にはステージがあり(先生は駅に例えられた)、それぞれ指導法が違うが、どの段階でもきちっとした指導が必要である。
 合併症はし(神経)、め(眼)、じ(腎臓)と覚える。
 延命や目先の血糖値、合併症の予防が目的ではなく、豊かな人生をおくることが目的である。目的、ゴールを定めると人は努力しやすい。
 いわゆる無関心期の患者さんに対し、例えば、残った賞味期限のせまった3つのまんじゅうをどうするか(ゴミ箱に捨てるか、胃袋に捨てるか)を聞くことによって本音を引きだすことがポイントである。
 インスリン注射のイメージを変えなければいけない。
 などなど1時間半×3の間、一瞬も飽きること無くあっという間に時間がすぎた。私は以前メーリングリストで日本の医学校の患者教育、行動医学の教育が不足していることを申し上げた。初診患者の医療面接のみならず。こういった患者教育法も医学教育の過程で習得するべき方法であると感じた。特に我々プライマリケア医にとっては。
 私は最近、間食が減り、よく歩くようになったような気がする。坂根マジックによる影響であろうか。

ワークショップ4
外来で成功する禁煙指導
講師 : 大和高田市立病院 高橋裕子先生
報告 : 古川民主病院 松井直樹
● 目的
 喫煙者の禁煙に関する意識にはさまざまな段階がある。その中で禁煙に対し無関心な人へのアプローチの方法は最も困難でかつ重要なものであるが、今回は時間の関係から禁煙の意志がある人への対策に絞って話を進める。
● よくある誤解
 実際に禁煙支援をしようとすると、さまざまな喫煙者の誤解に遭遇する。医療者として、正しい知識の啓発は禁煙支援においても必要と考える。
<よくある誤解1>
「軽いタバコにしているから体への害は少ないはず」
⇒ 軽いタバコでも健康への影響は軽減しないことが最近の研究で判明しつつある。
<解説>
□ 表示のニコチン量は機械で吸い込んだ煙を測定したもので、実際に人が吸入する量の1/2〜1/4くらいしか吸引されておらず過小評価されている。
□ フィルターの横の穴から空気が入り薄まる仕組みになっているがここはちょうど唇などで覆う場所である。
□ ニコチンがいつもより少ないと感じた場合、意識せずして深く吸いこむなど、吸収するニコチン量を調整してしまうメカニズムが働く。
こういったことが複合的に働く結果、血中のニコチン濃度は低下していないどころかかえって高くなっている場合がある。
<よくある誤解2>
「私の祖父はタバコを吸ってたが90才まで元気だった」
⇒ 同じ寿命と人生が自分にも約束されていると思って安心するのは早計。
<解説>
□ 紙巻タバコが普及する以前(1960年代まで)の喫煙者はキセルタバコなどであり、タバコの消費量としては現在と比較にならないほど少なかった。従って消費量にある程度比例する肺ガンなども発生が少なかった。
□ クローン人間でない限り同じ遺伝子ではない
<よくある誤解3>
「換気扇の下で吸っている」「外で吸っている(蛍族)」
⇒換気扇は喫煙者が思っているほど有効ではない。
蛍族でも周囲への影響を皆無にできない。
<解説>
□ 換気扇はフードを床上1mまでつけて、その中に手もタバコも入れるようにしないと副流煙は部屋に拡散してしまう。
□ 外で吸っても、呼気がきれいになるには1〜2時間かかるので、吸ってすぐ家の中に入るのでは毒ガスを吐いているようなもの。
●ニコチン依存
 タバコをやめられない原因は、・ニコチン依存と・条件反射であるが、条件反射の場合でもニコチンパッチが効果あることがあり、条件反射も、ニコチン依存がベースにある可能性がある。
 ニコチン依存度の程度は次のふたつの質問で推定するのが実際的である。
□ 一日喫煙本数
□ 起床後1本目を吸うまでの時間
⇒ 1時間以内に吸う人はニコチン代替療法が有効でありかつ必要。
 禁煙意欲のない(動機付けができていない)人でも禁煙方法に関心がある場合があり、禁煙をすすめる手法としてもニコチン代替療法(特にニコチンパッチの効果)の話は欠かせない。
● ニコチン代替療法
 低濃度のニコチンを経皮や経口腔粘膜によって持続的に補給することで喫煙要求を感じる頻度をへらす。
 ニコチン代替療法剤としてニコチンガムとニコチンパッチのふたつの剤形があるが、効果や使いやすさの点から、ニコチンパッチがファーストチョイスとなる。ニコチンガムはニコチンパッチに比べ、使用方法によっては比較的急激に血中ニコチン濃度を上げることが可能で、ニコチンガム依存を生じることもある。一般的にガムとパッチの併用はしないが、専門医によっては併用しているところもある。
 ニコチンパッチの標準的な使用方法は、大4週、中2週、小2週となっているが、体格の小さい人、未成年は小さめのパッチから開始するなど、一日喫煙本数や体格により、最初の使用量を調節する。一日喫煙本数25本以上の人は初期使用量は大1枚では足りない印象を持つことも多く、多めの初期量を設定することもある。
 ニコチンのover doseは実際には起こりにくく、起こっても軽い症状で、剥がして水洗いすればよい。
over doseが起こる場合は、
□ パッチ使用中の喫煙
□ 禁煙前の吸い納めの影響
□ 夜間のニコチン過量(老人、小柄な人に多く、胸苦しいなど)がほとんどである。
 パッチの減量時期は、本人に判断してもらっている。半数は1ヶ月で終了している。また、自分で切るなど細かい調整をしている人もいる。(断面の皮膚のかぶれ、放出量が不正確になるなど、切断は推奨できない)
 心筋梗塞急性期、妊娠中など、禁忌となっている疾患があるが、タバコを吸うよりは有害性は少ない。
 ニコチンパッチによるかぶれや条件反射への対処もしっかりおこなう。
 禁煙開始後2,3日目に必ず連絡をとり、パッチの使い方などに対応している。
 タバコを吸いながらパッチを使用している場合は、パッチ使用を一旦中止し、1ヶ月の猶予を与え仕切り直しをしている。しかし、2回目は初回より多めに薬が必要になることが多く、そのことを初めに説明して喫煙しないように促す。つまりこの治療は一発勝負と考えて、一度使い始めたら終了まで一気に行くようにした方がよい。
● そのほかの禁煙導入に際しての注意
<体重増加>
 標準的に、禁煙して2kgくらい体重が増える人が多い。禁煙と同時に減量も行う場合(割と簡単に禁煙の導入ができた人に)と、禁煙後減量を行う場合(禁煙が大変な人など)がある。
<飲酒>
 禁煙開始後飲酒量が増えることがあるが、2〜4週がピークでその後元に戻る。
● 再喫煙
 再喫煙は禁煙の大きな問題である。ちょっと1本という気持ちでの一口が容易に再喫煙につながることが多い。
 サポートなしで禁煙した場合、禁煙した人の70〜80%は1年後には再喫煙してしまうという統計がある。
<再喫煙の予防>
□ 起こりうることの予告と予防
(禁煙の成功者から経験を聞く、医療従事者が伝える等)
□ 逸脱したとき、すぐに戻る働きかけ
(これは家族の協力が適する)
□ 禁煙してよかった、禁煙を続けることが楽しいと思える状況
⇒この3つを兼ねそろえ、禁煙維持のプログラムとしても注目されているのが禁煙マラソンのプログラム
● 禁煙マラソンプログラム
 「禁煙マラソン」は吸いたくなったときに、メールをやりとりしたり、医学的アドバイスを貰えるといった禁煙の導入プログラムに引き続き禁煙維持のプログラムが1年間にわたり実施されるボランティアの禁煙支援システムである(高橋もスタッフもすべてボランティア)。
 再喫煙が起こるのは圧倒的に禁煙開始後1年以内であり、その期間を禁煙維持するための有効なプログラムが世界中で求められている現状で、禁煙マラソンの禁煙維持プログラムはかなり注目を浴びている。
 禁煙維持のプログラムは次の3つからなる
□ メーリングリスト、掲示板、チャットなどによるネットを利用した情報交換と報告システム
⇒ 起こりうることの予告と予防(先輩卒業生や同期の禁煙の状況がよいモデルを提供する。そしてそれに加え、逸脱したとき、すぐに戻る働きかけとしても非常に有効
□ 卒業式をはじめとする各種催しの開催
⇒ オフラインでの関係強化による禁煙の維持(あの暖かい雰囲気からはずれたくないから禁煙を続行する、など禁煙してよかった、禁煙を続けることが楽しいと思える状況を作る)
□ 禁煙アドバイザー育成講習など教育をへて次回以降の禁煙マラソンでの支援を担当することで、他者の禁煙の続行を支援するにはどうしたらよいかという飛躍的に大きな観点で禁煙を見ることを促す。さらに担当制の導入によって担当した禁煙志願者の禁煙を導入後半年にわたり支援するシステムを通じ1年の禁煙達成を容易にする
 さらに禁煙マラソンでは1000人の卒業生のうち100名近くがスタッフとしてそれぞれの職業特性を生かして禁煙マラソンの運営のボランティアに自発的に参加している。インターネットでのボランティア事業として禁煙マラソンの運営がうまく動いているのは、こういった卒業生ボランティアの力に負うところが非常に大きい。
● 禁煙の向こうに タバコをやめるということは単に健康の問題を越えた奥の深い行動となりうる。禁煙の過程は自分を見つめ直す機会にもなり、禁煙支援する側も貴重な経験を共有しうる。
 精神疾患がある人は、禁煙指導は難しい。とくにうつ症状の出現には注意が必要で、精神科との併診をすすめる。
 禁煙に限らず、自分にとって困難な出来事を乗り越えるには人と人とのつながりが大きな力を持つ。私たちはそのつながりを作り出す立場にある。

 以上が講演の内容です。当日、禁煙の話を初めて聞く人は圧倒されたのではないでしょうか。日常診療で禁煙指導をしている医師にも、講演会ならではの活字にできないような話がたくさん聞けたことは大きな収穫だったと思います。特に禁煙事例の話には感動しました。知識を得ただけでなく、参加した医師にとって大きな動機付けとなる機会であったと思います。

ワークショップ5,6
外来でよく使う整形外科診察技法のポイント
講師 : 梶原クリニック 梶原敏英先生
報告 : 日本原病院 矢部正浩
 2日目の後半には、梶原クリニックの梶原敏英先生より、「外来でよく使う整形外科診察技法のポイント」という題で3時間に渡り御講演いただきました。腰・背部痛、頚部痛、膝の痛み、手の痛み、肩の痛み、股関節痛、足部の痛み、アキレス腱の痛み、肘の痛みに分けて鑑別すべき疾患や病歴や指針のポイント、治療法の要点などをお話しされました。その中で強調されていたことについて述べます。
 まず腰・背部痛については、高齢者の改善しない頑固な腰背部痛は転移性骨腫瘍が原因のことがあるため、腰椎X線でpedicle sign(椎弓根消失)や骨硬化性変化、骨融解性変化などに注意し、必要であれば腰椎MRIを撮像することが望ましいと言われていました。このような患者ではドクターショッピングをしていることが多いが見逃されてしまっていること、仙腸関節に転移して左右差のある圧痛を認めることなども言及していました。高齢者の転倒・しりもち後の腰背部痛では脊椎圧迫骨折と大腿骨頸部骨折を疑うが、脊椎圧迫骨折は第12胸椎〜第1腰椎が好発部位なので腰椎X線だけではなく、第11〜12胸椎を中心にX線を撮影した方がよいようです。また大腿骨頸部骨折は腰痛を主訴としたり、大腿骨頸部内側骨折では骨折した骨が大体骨頭にくい込んだ状態となるため、患者が歩いて受診することもあるので注意が必要です。小児の腰痛は一般に腰筋の疲労性腰痛ですが、スポーツを積極的にしている場合は腰椎分離(すべり)症や手術を要することの多い腰椎椎間板ヘルニア、稀だが骨粗鬆症を小児に認めた場合は白血病などを疑う必要があることも述べていました。
 頚部痛では手のしびれや疼痛、巧緻障害などの神経障害を伴う頚部痛では頚髄の圧迫や頚髄腫瘍、肺尖部腫瘍などが原因のこともあるため要注意であること、肩甲骨周辺の疼痛のほとんどは頚椎由来であること、可動域が良好な肩の疼痛は頚椎由来であること(肩の痛みの90%以上は頚椎由来)、神経症状の強い急性期の頚椎症などでは内服ステロイドが有効であることなどについて言及されていました。
 膝の痛みについては、高齢者ではほとんどが変形性膝関節症であると言われていました。小児の悪性骨腫瘍の80%が膝関節周辺に生じるため、小児の膝の痛みでは発育痛と同時に常に悪性骨腫瘍を疑い、X線を撮影することの重要性を述べておりました。また小児の股関節疾患で閉鎖神経が膝内側に分布するため、小児の膝周囲の痛みでは股関節疾患も疑うことも必要です。小児は1歳半まではO脚、その後はX脚に移行し4歳をピークに正常脚に自然矯正されるが、2歳以降までO脚が残存する場合はBlount病が疑われ専門医の治療が必要となるそうです。また化膿性関節炎の99%は医原性で90%に何らかの後遺症が残るため、関節穿刺や関節内注射では厳重な消毒・清潔操作が重要であることを強調されていました。小児で非外傷性の関節血腫がみられた場合(穿刺で血性関節液が吸引される)には血液疾患を疑うことが必要です。
 股関節疾患としては、小児検診で先天性股関節脱臼の見逃しが問題となっており、身体所見としては下肢長差を判断するAllis signが重要であること、X線を撮影する場合は骨頭が形成される生後4ヶ月目にすることなどを述べられました。
 診療のセッティングが一人一人異なるため今回の内容を全て生かすことは難しいかもしれませんが、日常診療において非常に参考となる内容でした。



家庭医療学研究会世話人会議事録 (3/17/01)

出席者 : 11名
内山富士雄、木戸友幸、武田伸二、津田 司、豊島 元、伴 信太郎、藤崎和彦、前野哲博、山田隆司、山本和利(代理:木村眞司)、(オブザーバー : 佐藤 寿一)
欠席者 : 8名
大滝純司、梶井英治、葛西龍樹、亀谷 学、小泉俊三、田坂佳千、藤沼康樹、前沢政次

  1. 事務局報告
    会員数 : 378名(3月10日現在)
    会計(残金) : ¥6,920,019- (平成13年3月15日現在)
    事務局移転の報告 : 川崎医科大学から三重大学総合診療部へ(世話人会終了後から)
    ML管理者の変更について(MLの移転予定) : 川崎医科大学から三重大学へ
       3月19日アナウンス後、3月23日移転が承認された
       家庭医療学研究会ホームページも3月19日で三重大学での管理となる
  2. 会誌編集委員会について
    事務は札幌医大木村先生が担当する
    会誌は今年は4月・10月に2回発行の予定
    6年計画でテーマを決めたい
    「家庭医療」の印刷所については、これまでは岡山市大学教育出版を利用していた
    会誌編集長山本先生がいる札幌へ印刷所を移転する方向で、木村先生が検討する
    会誌の発送は札幌医大で担当する(ラベル・封筒は事務局から札幌医大へ送る)
    編集委員の意見交換は主に電子メールを利用する
    査読は編集委員+世話人で行う
    投稿規定の改正はこれから行う
  3. 第16回家庭医療学研究会総会についての途中経過 (木戸先生、別資料あり)
    テーマ : 患者満足度を再考する
    会場 : 飯田橋レインボービル、JR飯田橋駅より徒歩5分
    会期 : 11月10日(土)、11日(日)
    特別講演 : 福原俊一先生に「患者満足度に関する世界的な研究の流れについて」の講演を依頼
    ワークショップのテーマ(会場の広さからして11テーマ位を3時間で行う)
      −SF36(患者QOL測定ツール日本版)の実習 : 福原先生
      −「家族ドラマ」続編 : 竹中先生
      −医療面接ベーシック編とアドバンス編 : 藤崎先生/大滝先生
      −臨床倫理四分割法に関するもの : 白浜先生
      −患者指導 : 松下先生
      −外来研修指導 : 藤沼先生
      −EBMに関するテーマを2つ : 山田先生を通じて
      −PCFMネットワーク : 内山先生
    木戸先生が春の会報で演題・ワークショップのテーマの公募を含め、研究会についてのアナウンスを行う
    今回はクリニック医師が主催するという形をとる
    今後も診療所・クリニックの医師が一人で研究会を主催できるということを示すことができるように、前回の研究会を主催した札幌医大の担当者と相談しながら(抄録の受付/用意の仕方を含めて)準備していく
      研究会会長の木戸先生と事務局で相談しながら役割分担を明確にする
      研究会当日は聖マリアンナ医大の人達も手伝ってくれる予定
    企画としてクリニックデザインのコンテストはどうか、あるいは患者満足度をあげるためのちょっとした工夫をポスタ−発表として募集したらどうかという意見も出された
  4. 今回(第9回)の春のWSについての報告(武田先生、別資料あり)
    参加登録人数(講師3名を含めて) 92名
    学生アルバイト2名
    参加希望者は全員受け付けた
    WSの会計
      収入は1,914,500円
      支出は1,708,500円
    問題点と特徴として以下のことがあげられた
    (1) 出席者が急激に増加してきている.WSにしては人数が多すぎるということに対して、
        ・参加者を制限する
        ・2ヶ所で行う
        ・平行して複数のセッションをおこなう(一部同じセッションを繰り返しながら) といった案がだされた
    (2) ワークショップを大きなものとするなら、企画・受付・登録などの準備をする体制の強化が必要
    (3) 講師の選考方法の検討が必要ではないか
    (4) 50名足らずの参加人数を設定していたので、今回はかなりの収益があった.WSだけに参加して、研究会は欠席する人もいる.WSの収益をWS参加者にもっと還元できないか
  5. 夏のセミナーについての経過報告
    前野先生より
      次回は8月3・4・5日
      会場は8/3・4は筑波国際会議場
          8/5は国民宿舎つくばね
      8/3は全体セッション
      8/4は小外科,EBM,身体診察,医療面接などの小セッションと講師のためのセッション
      8/5はワークショップ(家庭医療についての参加者によるグループディスカッション)
      参加費を会員と非会員で差(会費分だけ)をつけたい
    藤沼先生より
      講師のためにワークショップの企画協力を依頼したいという申し出があり藤沼先生へ一任することとした
  6. プライマリケア・家庭医療の見学実習・研修を受けいれる診療所医師のFMネットワークのHPリンクの承認依頼が内山先生からあり、承認された
  7. 大滝先生からの「会報の編集に関する提案」について (別資料あり)
    (1) 春のWS、夏期セミナー、秋の研究会それぞれについて、各企画の参加者や座長に感想を含めた報告文の執筆を依頼し、それを会報担当世話人が編集したい旨の提案があり、承認された
    (2) TFCから発信する生涯教育的な記事を載せたい.先ずは、研究会のメーリングリストリストで話題になったトピックスの中からえらんで紹介してみてはどうかという提案があった.大滝先生にコーディネートしてもらって、会報発行ごとに持ち回りで責任者(世話人に限らず)を指名してもらって開始することで承認された.なお第1回目の責任者は大滝先生にお願いしたいということになった
    (3) 会誌の生涯教育企画のような研究論文の要約をしたらどうかという提案もあったが、今回は大滝先生が欠席であったために大滝先生が出席できる世話人会まで保留ということにした
  8. 葛西先生からの「議事録のあり方」について (別資料あり)
     現在の世話人会議事録は決定事項のみの列挙で、世話人会でどのような議論があったのか、または議論がなかったのか、どのような経緯で議決されたのかが明らかでない.少数意見や反対意見の中に将来見直して再考慮すべきものがあったとしてもその記録が残らない.世話人会の議論の内容が、少数意見や反対意見も含めて簡潔に記されたものとして会員に公開されるように議事録のあり方について検討して欲しいという提案があった
      これまで通りでよい
      A41枚でまとまられる程度のものが適切
      詳しくても読まない
      テープ録音をしておく
      公表用と記録用の2つ作る
      公表用は決定事項のみでよい
    といった意見が出された
     世話人会としては、議事録作成の労力、記録の保管の問題、できるだけ早く会員に世話人会の内容を伝達するということも考慮し
    ・公表用の1種類の議事録を事務局が作成し、メールを通じて、世話人の承認を得る
    ・議事録の内容に関する異議、修正、追加があればメールを通じて伝え、まとまらなければ最終結論は代表世話人に一任
    ということになった
  9. 役割分担およびワーキンググループの組織について
    伴先生から担当、ワーキング・グループ等の案が提出された
    これまでに
      (1) 事務局 津田 議事録作成等
      (2) 編集委員会 山本 会誌編集、優秀論文選出
      (3) 広報 大滝 会報発行
      (4) 学生研修医部会 前野
      (5) 春のWS 武田
      (6) 夏期セミナー 前野・藤沼
    が承認されており、今回さらに
      (7) 見学実習・研修ネットワーク 内山
      (8) リサーチWG 佐藤・前野(貴)
      (9) 選挙制度・学会移行・会則変更検討WG 小泉
    が新たに承認された
    また、その他にもWGを代表世話人が公募するということになった
  10. 平成12年11月11日の総会で承認された会則の変更、世話人の変更について
    新事務局から再確認があった
  11. 新事務局長、津田先生から
    保管庫と、FAX器械とその管理費を研究会からだして欲しいという提案があり、承認された
  12. 「家庭医 プライマリ・ケア医入門」の印税について(内山先生から)
    プリメド社から家庭医療学研究会編集の上記の本が発行された
    各執筆者にはプリメド社から印税放棄の可否がたずねられるので、それに各執筆者は応じてもらいたい
    印税放棄時には版権は家庭医療学研究会に属する
  13. 家庭医療学研究会のパンフレットについて(伴先生から)
    以前に作成したことがあるが、また作成したらどうかという提案があり、承認された
    事務局で新しく作成する



家庭医療学研究会ワーキンググループの公募

 家庭医療学研究会では、日本ではまだ根付いていない家庭医療/プライマリ・ケアの普及のためのアクションプランを考えたり、研究や教育を推進するワーキンググループ(WG)の企画を公募します。こんなWGを立ち上げたいという斬新なアイデアをお持ちの方は是非応募して下さい。

テ ー マ : 目的は上記の通りですが、内容には特に制限はありません
期  間 : 2003年秋までの3年間
WGの人数 : 5-10人(企画立案した方に選出していただきます)
予  算 : 1ワーキングあたり5万円程度の消耗品費
申し込み : 家庭医療学研究会事務局(jafm@clin.medic.mie-u.ac.jp)
決  定 : 応募のあった新ワーキンググループの企画については、次回の世話人会(8月初旬の予定)で決定したいと思います。
締め切り : 6月末まで(重なるようなWGがある場合は調整したいと思いますので、締め切りは厳守して下さい)

なお、現在までに下記のワーキンググループが設置されております。
  □見学実習・研修ネットワーク 内山
  □リサーチWG 佐藤・前野(貴)
  □選挙制度・学会移行・会則変更検討WG 小泉




医学生・研修医のための
第13回家庭医療学研究会夏期セミナー
参加者募集

 家庭医療学研究会では、家庭医療に興味のある学生や研修医を対象に夏期セミナーを開催します。多数の参加をお待ちしています。

と き 2001年8月3日(金)〜8月5日(日)
ところ つくば国際会議場および国民宿舎つくばね(日曜のみ)(茨城県つくば市)
主 催 家庭医療学研究会(http://www.medic.mie-u.ac.jp/jafm/)
<内容>
 詳細については、家庭医療学研究会学生・研修医部会のホームページ(http://family-s.umin.ac.jp)を御覧下さい。
□ 家庭医の現在と未来
 家庭医として第一線で活躍されている先生方に、なぜ家庭医を目指したか、現在の仕事内容、将来のビジョンなどについて語っていただきます。
□ 家庭医に必要な臨床能力
家庭医に必要な臨床能力について、講議・実習を行います。(選択制)
  A.小外科実習   E.医療面接
  B.身体診察法   F.症例へのアプローチ
  C.EBM   G.家族志向のケア
  D.在宅ケアの視点からのケアマネジメント   H.医療倫理
□ グループディスカッション〜家庭医療とは〜
参加者が、家庭医療について抱いている関心事や疑問点をテーマに、ディスカッションします。
□ 家庭医療学研究会学生・研修医部会
家庭医療に関連するサークル、団体の活動紹介など
□家庭医養成教育機関の紹介
<申込みについて>
対   象 家庭医療に興味のある学生および研修医
定   員 100名
申込み期限 7月10日(必着)(定員になり次第締切らせていただきます)
□参 加 費
家庭医療学研究会会員 /学生 : 15500円  医師 : 17500円
家庭医療学研究会非会員/学生 : 17500円  医師 : 20000円
□申し込み方法
 家庭医療学研究会学生・研修医部会のホームページからお申し込み下さい。インターネット環境のない方は、家庭医療学研究会事務局(〒514-8507 三重県津市江戸橋2-174 三重大学医学部附属病院総合診療部内Tel. 059-231-5290)まで、ご連絡下さい。
<問い合わせ先>
夏期セミナースタッフ総務 寺澤 富久恵
<講師向けワークショップについて>
 手弁当で参加して頂く講師の皆さんのために、講師向けのワークショップを8月4日午後に行う予定です。楽しい企画にしたいと思います。詳しくは、後ほど別途御案内いたします。



第16回家庭医療学研究会についてのお知らせ

日  時 : 2001年11月10,11日
テ ー マ : 患者満足度を再考する
会  場 : 飯田橋レインボービル、JR飯田橋駅より徒歩5分
プログラム :
□特別講演
京都大学大学院医学研究科教授 福原俊一先生
患者満足度に関する研究的な流れについての講演を依頼しています。
□会長講演
木戸医院 木戸友幸
「満足度を求めての旅」
患者あるいは自らの医療に関する満足を求めての遍歴を語ります。
□ワークショップ
SF36の実習/「家族ドラマ」続編/医療面接;初級、中上級編/臨床倫理四分割法/外来指導/患者指導/EBM;初級編、中上級編/PCFMネット;診療所実習のネットワーク
(以上のものが案として挙がっています。これら以外に今回のテーマに沿ったワークショップを企画してくださる方がおられれば大歓迎です。患者満足度のテーマに外れていても、これはと思う企画があればお申し込みください。)
□一般演題
 一般演題については、もちろん今回のテーマに沿ったものは大歓迎なのですが、従来通り、家庭医療学に関するものならどんなテーマでも結構です。
□ポスター
 従来の研修病院紹介以外にも、診療所デザインや患者満足度を上げるためのちょっとした工夫を紹介するポスターも募集します。
申し込み方法 : 応募に関する具体的な御案内は、夏以降になります。



家庭医学/TFCメーリングリストより

家庭医療学研究会のメーリングリストは世話人の田坂先生がお世話してくださっているTFC(TASAKA Family Clinic & Total family careの頭文字!)メーリングリストと連動して、活発な情報交換の場となっています。加入方法は、この会報の末尾の「事務局からのお知らせ」を御覧ください。ここでは、まだ参加しておられない会員の皆さんのために、情報交換の様子の一部を御紹介します。

<話題になったこと : 4月上旬の例>
インフルエンザ発生状況/死体検案と死因診断/米国家庭医療学レジデンシーマッチング結果/医療材料の内外価格差/アレルギー生鼻炎の鼻粘膜観察/書籍「家庭医プライマリ・ケア医入門」発行/書籍「21世紀プライマリ・ケア序説」発行/ファイザーのレセコン/インフルエンザのneurovirulence/ヘラルド‐アサヒがキヨスクで買える/日本の薬価/結核の治療と予防内服/インフルエンザの迅速診断/プライマリ・ケアでのうつ病疫学研究計画/不整脈患者Q&A−第5例/二次癌/うつ病とホルモン/転任・異動連絡/潜血反応が出る漢方薬?/国際QOL学会とは/苦いカルテ-SMA血栓/「臨床指導医ガイド」発行/在宅検診/PC学会でのオフ会御案内/難聴を改善する外科手術?/北海道の日脳ワクチン




書籍紹介 家庭医療学研究会が著者になった本です!!
【家庭医 プライマリ・ケア医 入門】 地域で求められる医師をめざして

著者 : 家庭医療学研究会(編集担当 : 内山富士雄)  判型 : A5
キーワード : 家庭医療 ・プライマリ・ケア ・地域医療 ・総合診療 ・開業医 ・診療所
頁数 : 299ページ  定価 : 本体 3,600円+税  ISBN : 4-938866-16-1
概要 :  わが国の医療機関を訪れる患者さんの病気の多くは,いわゆる風邪などの日常病であり,糖尿病など生活習慣病である。また,高齢者を対象とする在宅医療もこれからはますます重要視されるようになってきている。これらを診療するのは臓器別の専門医療ではなく,患者やその家族や地域をも視野にいれた医療すなわち家庭医療であり,専門家としての家庭医である。にもかかわらず,家庭医は日本では医療システムとしては組み込まれておらず,資格としてもまだ確立されたものではない。残念ながら日本では家庭医療を体系的に学べる施設も機会もほとんどないのが現状である。したがって,日本で最初から家庭医として訓練を受けた医師もほとんどいない。臓器別のスペシャリストが開業して家庭医になる。それが今の日本の医療である。本書は,そのような家庭医をめざす人に向けた先輩家庭医のアドバイスである。
内容 :
【家庭医を志す人へ】
1.病院から診療所へ,専門医からプライマリ・ケア医へ/2.家庭医とは
【先輩家庭医からのアドバイス】
〈勤務医時代との違い〉
3.総合的な医療が必要であるか/4.高度先進医療から遠ざかるか/5.日常病の対応は容易であるか
〈臓器別専門医との違い〉
6.専門医,認定医の資格は必要か/7.患者が求めているものとは
〈家庭医開業に何が必要か〉
8.アンケートにみる診療所医師の必須スキル/9.医学教育で何を学んでおくべきか
【家庭医に求められる技能】
10.診療所開設までに準備しておくこと,あとからでも間に合うこと−医学の知識と手技
〈家庭医の守備範囲〉
11.予防・治療・ケア・健康増進の担い手として/12.よくみられる疾患や症状の特徴と頻度
〈家庭医の診療〉
13.コミュニケーション技法/14.日常病診療のポイント/15.患者教育とヘルスプロモーション−健康増進,疾病予防,早期発見/16.重要疾患の対応と高次医療機関への紹介/17.家庭医と救急医療−office emergencies/ 18.在宅医療と在宅ターミナル・ケア/19.未習熟の知識の習得方法−自己研修はどのようにすべきか/20.よくある医療事故とその対応策
〈生涯学習,情報の収集整理〉
21.最新医学情報の入手法/22.病院カンファランスへ参加する/23.通読するとよい雑誌,書籍/24.参加するとよい学会,研究会/25.インターネット,Eメールの活用法/26.医薬品情報の入手法
【診療所に必要なマネージメント】
27.診療所開設までに準備しておくこと,あとからでも間に合うこと−マネージメント
〈診療所に必要な患者サービス〉
28.患者のためのアメニティ/29.患者のプライバシー確保/30.情報開示/31.24時間対応とその考え方−患者の安心感のために
〈診療所の管理,運営〉
32.カルテを中心とした情報の管理/33.院内処方と院外処方―院外処方導入の経験から/34.プライマリ・ケア診療所におくべき基本薬剤/35.最低限必要な医療機器/36.レセプト業務/37.職員と労務管理/38.経営
【診療所および家庭医と地域での役割】
〈家庭医をめぐる協力関係〉
39.グループ化による診療/40.病診連携,診診連携を行うには/41.在宅医療におけるネットワーク構築/42.他の職種との連携/43.後方病院の確保
〈地域での役割〉
44.校医の役割/45.産業医の役割/46.地域住民の医療コンサルタントの役割-健康情報番組に負けないために
【おわりに】
47.家庭医の視点とは



事務局からのお知らせ

メーリングリストの加入について
 メーリングリストに加入してコミュニケーションの輪を広げよう!
現在,約110名の会員が参加しています。希望者は以下の要領で加入してください。

□ 参加資格 : 家庭医療学研究会会員に限る
目  的 :  メーリングリストは,加入者でディスカッショングループを作り,あるテーマについて議論したり,最新情報を提供したりするためのものです。家庭医療学の発展のために利用していただけたら幸いです。
□ 禁止事項 :  個人的な情報をこのリストの中に流さないで下さい(自己紹介は可)。ごくプライベートなやりとりを載せないで下さい。
□ 加入方法 : 研究会のホームページ http://www.medic.mie-u.ac.jp/jafm/ の「各種届出」のページから申し込むか,事務局 jafm@clin.medic.mie-u.ac.jp 宛に次の事項を記入の上 Email で申し込んで下さい。
○ 会員番号(研究会からの郵便物の宛名ラベルに記載されています)
○ 氏 名
○ 勤務先・学校名
○ メールアドレス
会員であることを確認した上で登録いたします。

入会手続きについて
 当研究会では、会員を募集中です。学生会員も大歓迎です。入会手続きについては、事務局までお問い合わせください。

会費納入のお願い
 会員の皆様の中で、会費の納入をお忘れになっている方はいませんか。御確認の上、未納の方は早急に納入をお願いいたします。2年間滞納されますと、自動的に退会扱いとなりますので御注意ください。御自分の納入状況を確認したい場合は、事務局までお問い合わせください。

家庭医療学研究会事務局
!!三重大学に移転しました!!

〒514-8507 三重県津市江戸橋2-174
三重大学医学部附属病院 総合診療部内
電話 059-231-5290(総合診療部)
FAX 059-232-7880(家庭医療学研究会専用)
E-mail jafm@clin.medic.mie-u.ac.jp




編 集 後 期

 皆様いかがお過ごしですか。札幌はこれからが桜の季節です。会報の42号をお届けします。人気沸騰の春のワークショップの報告を御覧ください。今年も企画を担当してくださった武田先生はじめ、原稿を担当してくださった皆様、講師の先生方、本当にありがとうございました。
 各種企画の御案内に加えて、ワーキンググループ募集、研究会が著者になった書籍の紹介や、メーリングリストの紹介など、盛り沢山になりました。世話人会の議事録も、重要事項満載です。
 皆様からのご意見や御要望をお待ちしています。


発行所 : 家庭医療学研究会事務局
編集担当世話人 : 大滝純司
〒060-8648 札幌市北区北14条西5丁目
北大病院 総合診療部
E-mail jotaki@med.hokudai.ac.jp

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